2018年5月9日(水)昨夜は年末4ヶ月振りに、親友でソウルにも支社を持っている鉄鋼商社日世通商の社長平野と北新地船大工通りの蕎麦屋さんへ行きました。旬の食材の小料理がずらりとあり、メインに「二八」か「十割」蕎麦と最後〆に「巻き寿司」を食べました・・・メニューは水茄子浅漬け500円、子鮎の南蛮漬980円、桜海老と空豆のかき揚、明石蛸のぶつ切り、穴子のだし巻き、鯛の昆布〆、浜坂産ほたるいかと菜の花の酢味噌和え・・・等、弊社と殆ど変わらないメニュー。。。値段が倍以上違うので注文するのに何となく気が引けます。
平野がここの麺つゆは旨いで!と言うのはわかりますが、鰹節が強過ぎてその割には甘くてお酒を飲んだ後の蕎麦つゆで、僕には物足りません。もう少し濃い再仕込みを使う方がここの麺には合うし、ネギも出す直前にもう少し厚くカットされた方がつゆと麺を引き立たせると僕は感じました。平野お奨めの〆に食べた巻き寿司は少し細めで蒸し穴子の甘だれと大きな玉子焼きが凄く美味しくてお持ち帰りしようと思ったぐらいです。二人で17,000円、少し高いなぁ?と思いました。・・・
本日の試食は北海道の惣菜メーカーさんから、かに味噌のグラタンと帆立貝のグラタン、たらこと男爵芋のグラタン、海老のグラタン、南瓜とコーンのグラタン、トマトとじゃがいものミートグラタンの6種類を試食しました。会社名はわかるのですが、お店を持っている訳ではなく、食材も帆立貝と男爵と南瓜とコーン以外は海外産なので地域名産品とも思えなく、その割には値段は高くて、これなら弊社の協力工場で地域の食材を使ったオリジナルのグラタンを作ってもらう方が値段も安くて美味しいと思いました。折角北海道で惣菜製造販売されているなら地元のしかも最近は道や府や県でなく自治体名まで出すのが商品開発のポイントだと思っています。買う方からすると、どこの誰が作った食材が確かめる事が購入する要因になります。そして料理を作っている人は誰か?お店は老舗なのか?流行っているのか?も凄く重要です。人・店名・食材・この3つの要素が無い料理はカタログやネット通販では売りません。
紅鮭のレモンペッパーソースのじゃが芋とコーンとブロッコリー添えをいただきましたが、ロシア産の紅鮭でペッパーが多くて辛く、添えられている野菜は一緒にレンジ解凍されているので柔らくて食感がありません。バジルソースの方は辛くはありませんが、野菜は同じ食感でした。牡蠣のレモンペッパーソースはレモンとペッパーと牡蠣のエキスが混ざり変な味になっているようだと試食スタップ全員の感想でした!・・・
弁当タイプやトレータイプもそうですが異なる食材料理を一度に同じ時間で解凍する場合は、下調理に工夫が必要です。主菜だけでなく付け添えの副菜の味や食感も大切です。食べる人の見になって調理する事が重要だと僕は思っています。