試食のグルメ  vol.363

2016年10月23日(日)今日は、久しぶりに大阪難波の高島屋さんの惣菜売り場に観察に来ました。梅田とは異なり、百貨店の中はお客さんがかなり少ない感じです。いつも高島屋さんに来た際は、地下のエスカレーターを降りた所に、催事で月替わりに全国の有名専門店の食事を食べられるコーナーがあり、覗いてみると今月は、石川県加賀の日本で始めて昭和57年に麩料理専門店を開業された、創業慶応元年2月に金沢の東方不室村の遺産相続で加賀に移り麩の製造を始めた麩専門メーカー不室屋さんが加賀金沢地方の郷土料理「治部煮」を定食で販売されており、1,600円と少し高いですが試してみました!・・・麩のこんにゃく風、椎茸、人参、里芋、鶏肉(ムネ肉)などをとろみのある和出汁で煮込んだ主菜です。汁物は大豆の合わせ味噌汁に揚げに見立てた麩が2枚、副菜には湯葉を絶妙な味付けにて作ったにこごり、これが甘い「治部煮」の口直しに合います。副菜には漬物が添えられていました。結構高い値段なのに8人座れるカウンター席は満席で、次から次ぎにお客様が来られます。皆さん色んな料理を試して見たいのでしょう!

後はカレーのサンマルコさんも行列が出来ていましたが、お寿司屋さんは開店休業状態です。バスタ専門店もいまひとつ、魚、焼鳥、天ぷら、串カツ、サラダ言ったら悪いけど、殆ど同じメニューばかりで、持ち帰りだから解らないでもありませんが、一人鍋セットやおでんや茶碗蒸し、土瓶蒸しなど暖かいメニューが見当たりませんでした!9ヶ月連続売上前年割れと叩かれていますが、このメニューの改廃では仕方ないと思いました。旬の食材、メニューの導入は重要だと思いました。