堀田の試食歳時記 vol.231

12月1日(火)、今日から弊社は法人を設立して24期目を迎えました。年を越えると同時に独立28年目を迎えます。こだわりのお酒/・お米の宅配専門店として独立、全国の蔵元を訪問、酒造りに魅力を覚え、次に米作りに魅力を感じ、次第に地域名産品・ご当地グルメと「食」のこだわりを追及、今日では自ら全国の旬の食材を使った手作りの料理を開発するようになりました。そして全国のメーカーさんから試食が届くようにもなりました。

本日の試食は、揚げパンブームに乗り、ハワイで有名なマラサダドーナツを北海道で造っているフーズ&ブレットさんの脂肪分47%の極上生クリームを挟んだドーナツが届きました。試食しましたが値段が結構高く、脂肪分が多い割には生クリームなので濃厚ですが、揚げた生地に負けているように思えます。十勝小豆と合わせた生クリームは、美味しかったです。正直生クリームが上品過ぎてマラサダの庶民的な生地には合わないと思います。一般的なホイップを少し混ぜ合わした方がマラサダにはよく合うと思います。

青森県産のふじ林檎をシロップに漬け、丸ごと包んで焼いたアップルパイです。もうかれこれギフトもあわすと20年ぐらい販売していますが、僕は周りがパリッと香ばしく焼けた生地の方が好きです。2013年第26回全国菓子大博覧会で金賞を受賞した林檎スティックパイだそうですが、食べた瞬間「これケーキ屋さんが焼いたでしょ?」と確認すると、その通りでケーキ屋さんが作ったとの事、何故解るかと言うと、香ばしく、生地を練りこんでいなく、スポンジを使うなど、どう見てもケーキ職人が作ったとしか感じないからです。焼き菓子職人ならスポンジ生地は使いません。

本場高野山の聖食品さんからとろけるような食感の胡麻豆腐を提案いただきました。味噌だれ、醤油を加えた味噌だれ、甘口の醤油だれの三種類です。特に絹ごしは夏場に冷やして食べると最高だと思いました。ひとつ178円のお値打ち品です。

北海道の日本酪農さんから長期保存のログライフ牛乳の牧場で飲む牛乳と昔懐かしい毎日フルーツ牛乳、毎日いちごミルク牛乳の3種類を提案いただきました。

石川県白山市剣崎町の伝統野菜の唐辛子剣崎なんばを使った真っ赤な餃子、その名も「白山レッド餃子」を提案いただきました。凄く辛いですが、ビールのあてやご飯が進む食味に悪くは無いと思いました。同じく石川県より、レンジで解凍そのまま食べられる石川産の鰤の竜田揚げです。見た感じは、魚臭いだろうなと思いましたが、食べてみると全く臭みは無く、身も柔らかくて美味しいです。レンジで解凍後にトースターで3分ほど焼くとパリッとしてさらに美味しくなります。

3月の旬の食材を使った健幸おかずの再試食です。大阪中央卸売市場の協力で本場愛媛県産の真鯛を使って真鯛の柳川鍋を作っていただきました。牛蒡をもう少しだけ平たく大きくカットして作ると完成です。春には産卵が近づく本場愛媛県産の桜鯛の料理を提案させていただけると存じます(乞うご期待)。生つくねの味噌煮に、コンニャクと大根の味噌煮、どちらも副菜にしておくのは勿体無いくらいの一品です。本日の試食の〆は、愛媛県産の真鯛の炊込みご飯です。出来れば真鯛の身の玉子とじ丼の方が美味しいのでは?と思いました。特製の出汁を半熟の卵に馴染ませ真鯛の身をとじた旬の味覚の玉子とじ丼食べたい!