わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (4/3~4/9お届け分)

23歳で結婚を機に居酒屋の店長を任せられ、西日本最大の中央卸売市場に仕入れに通って食材の目利きを勉強、餌がお腹に残っている魚は鮮度が落ちるのが早く、魚臭くなりやすい。身の締まり方、脂の乗りなどを見極めて、その食材に合わせた調理をします。ここが凄く重要なポイントです。そして何よりも鮮度が重要なので、極力現地で一次加工だけでなく最終調理までしてもらうように働きかけ、レシピの提供や調理方法や指導まで行っています。コロナ禍でホテルや飲食店への納品が減少したので、ミールキットを作る事で従業員の雇用にも役立ち、農業・漁業の振興にも貢献しています。そんな事で国産食材100%のミールキットをお届けしています。では今週お届けする献立メニューをご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「宮城県産 さわらの煮付け」です。大手寿司チェーン店やホテル飲食店に納品されている宮城県の水産仲買人のミノリフーズさんに低温調理を指導して煮汁も何度もやり取りして鮮度良く加工調理してもらいました。ふんわりとした身が口に入れると旨味が広がります。たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類が豊富なさわらには、ビタミンCや葉酸など栄養たっぷりの春野菜である菜の花をいれてまろやかに仕上げた「菜の花とこんにゃくの白和え」と、カルシウムが多い大豆製品と考え、「がんもと彩り野菜の含め煮」を副菜としてご用意しました。

2品目の主菜は、「北海道産ほっけの塩焼き」です。大阪市中央卸売市場の塩干魚の仲卸で阪急百貨店にも直営店を展開する三恒の三上社長が目利きして買い付けた真ほっけは、一夜干しで小さいながらもデップリして脂が乗り新鮮。だから身がポロッととれて美味しい。旨味を閉じ込めるようじっくりと焼き上げました。身を取ってほんの少し醤油を落して食べると美味しいです。EPA、DHA、カルシウムが豊富なほっけには、強い抗酸化力があるナスニンを含んだ茄子を石見ポークの挽肉とで絡めた「茄子のそぼろあん」と、食物繊維たっぷりのごぼうを玉子でとじた「ごぼうの柳川風」を副菜にご用意しました。

3食目の主菜は、「国産筍、白ねぎと鶏肉の照り焼き」です。豊後高田市産の白ネギと国産筍、国産鶏もも肉を使った照り焼きを地元の鶏肉調理会社デリカフーズ大塚さんに作ってもらいました。風味がよく甘くて柔らかい筍を甘辛く照り焼きに仕上げてあります。自分で言うのもなんですが筍を照り焼きに初めて使いましたがコレがウマい!筍には、便秘解消や血糖値上昇抑制効果のある食物繊維や、むくみの解消効果などがあるカリウムが含まれています。副菜には、味がよく染み込んだ「切り干し大根の旨煮」と、胡瓜のパリッとした食感が楽しめるさっぱりとした味わいの「わかめと胡瓜とじゃこの酢の物」をご用意しました。

4食目洋食メニューの主菜は、国産豚肩ロースのステーキ「トンステーキ」です。そのままでももちろん美味しいですが、お好みでケチャップ、ポン酢、中農ソースなどでお召し上がり下さい。豚肉には、摂取したたんぱく質や糖質を、体内でエネルギーに変える作用のあるビタミンB1を含むので、副菜でしっかりと野菜を摂っていただきたいと思い、じゃがいも、人参、かぼちゃを使った「洋風温野菜」をご用意。温野菜は塩のみの味付けですので、お好みでマヨネーズなどを付けてお召し上がり下さい。もう一品は、箸休めに胃腸の働きを守る働きがあるキャベツとトウモロコシの「コールスローサラダ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「対馬原木しいたけ入り八宝菜」です。栄養素をたくわえた原木で育ったしいたけには、ビタミンDや食物繊維など、栄養がたっぷり含まれています。今回は、長崎県対馬で栽培されている原木椎茸をはじめ、石見ポーク・北海道噴火湾産の帆立貝に白菜・玉ねぎ・青梗菜・人参・ピーマンと国産食材100%と贅沢な八宝菜に仕上げました。たくさんの食材が摂れる八宝菜は、栄養バランスの良い一品です。副菜には、森林どりを使った「国産 チキンボール」と、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「玉ねぎ、ピーマンと人参のチリソース」をご用意しました。

今週も各地の食材を用いて各専門調理会社に作ってもらい、セットにしてお届けしています。

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