わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (9/19~9/25お届け分)

いつも冷凍タイプの夕食おかずセット健幸ディナーをお召し上がりいただきまして、ありがとうございます。
わんまいる代表の堀田です。

さて、今年も早いもので、このおかずセット1012-2号が届く週は秋のお彼岸となります、昔から寒さ厚さも彼岸まで、と諺で伝えられていますが温暖化による気象変動が目まぐるしく、さて諺通りに残暑が治まって欲しいと願います。

収穫の秋、味覚の秋。

水温や海流の変化もあって、各地域で漁獲できる魚や量が年々変わってきています。秋刀魚もその一つで、年々不漁が続き、今年も非常に価格が高騰していますが、何とか献立に採用させていただきました。では今週の献立を紹介させて頂きます。

1食目の主菜は、「大船渡港水揚げさんまの煮つけ(柚子風味)」です。岩手県大船渡港で水揚げされたさんまを地元で長年さんまに特化した加工を行う及川さんに頼んで、近藤先生に調理指導の下、柚子風味の煮付けに仕上げてもらいました。試作段階で、梅煮と食べ比べましたが、秋刀魚は柚子の方が合いますね。副菜には、カルシウム、マグネシウムがバランスよく含まれていて、和食の定番である「ひじき煮」と、鰹節が香るあっさりした風味の「青梗菜とうす揚げのおかか和え」をセットにしました。

2品目の魚メニューは、「国産 さば(骨とり)の塩焼き」。千葉県銚子漁港で水揚げされた鯖を、遠赤外線のガス台でじっくり焼いてもらいました。こんがりと焼けて、身がポロッと取れます。僕はこの身をほぐして、副菜のなめこを粗い目でおろした大根とで絡めた「なめこおろし」と和えて食べるのが大好きです。炊きたてのご飯の上に乗せて食べると最高!大根に含まれるアミラーゼやオキシターゼとなめこのムチンは、組み合わせることによって消化促進効果が見込まれます。もう一品は、お好みで七味を少し振ると酒の肴にもバッチリな「山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ」をセットにしました。

3食目の主菜は、「宮城県産 森林どりの筑前煮」です。宮城県の銘柄鶏「みやぎ森林どり」を使い、宮城県東松島市で昭和42年創業の石川食品さんに作ってもらいました。鶏からの出汁が野菜にじっくりしみ込んでいます。副菜には、胡麻油で香りづけした、じゃがいもを使った「じゃが芋ごま金平」に、細切りの昆布を山形県産のコリっとした食感の大豆とで煮込んだ「北海道産切り昆布煮」をセットにしました。昆布に含まれる、血圧を下げるカリウム、アルギン酸と、大豆に含まれる良質なたんぱく質は、組み合わせることで、動脈硬化予防にもなるそうです。

4食目は洋食メニュー。今回は、「宮崎県産黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ」です。こちらは宮崎の食材を宮崎の業者さんにて作ってもらった逸品。黒毛和牛と黒豚を黄金比率で練りこんで、特製デミグラスソースで絡めました。ソースもたっぷりで、ジューシーなお肉の旨味とデミグラスソースが絡み合って、洋食屋やレストランで出されるような味を楽しめます。副菜には、じゃがいも・かぼちゃ・人参の「洋風温野菜」をご用意。温野菜にすることにより、消化しやすくなり、冷えた身体を温め、血行をよくしてくれます。素材を生かすシンプルな味付けで、疲れているときなどにオススメの一品です。それと、箸休めにキャベツとトウモロコシの「コールスロー」をセットにしました。

5食目の中華メニュー今回は、「天津玉子の中華あんかけ」です。昭和36年富山市で創業以来玉子焼きだけの製造にこだわり有名寿司店、レストランから学校まで幅広く販売される三和製玉さんに、近藤先生直伝のレシピで作ってもらいました。ボリューム満点のふわふわの玉子にきのこや人参で彩りをつけて、あっさりとした味わいで、トロッとした中華あんでからめました。副菜には、大分豊後の名物で、鶏の旨味があふれ出る「とり天」と、長ねぎと茄子の違った食感が楽しめる「茄子と長ネギの中華煮込み」をセットにしました。ねぎ特有のツンした香りの成分である硫化アリルには、消化液の分泌を促して、栄養素の体内吸収を高める効果があって、体を温めたり、かぜ予防にも効果があるんです。

来週も北海道から九州までご当地食材、ご当地グルメをお届けさせていただきますのでお楽しみに!

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