酒屋歴43年間 初めて味わう米と米麹だけのスパークリングワインにビック仰天!

2019年7月28日(日)今日は11月からリニューアルするグルメカタログの掲載商品の確認を行いに梅田オフィスに出勤。このところ以前に比べ珍しいご当地グルメや専門店の味より簡単に食べられる「おかず(冷凍)」が良く売れるようになり、カタログ毎に掲載商品を変えて取扱いを止めるとお客様からなんで掲載やめるのよ!とクレームが多くなりました。そこで売れ筋は年間で定番掲載して春夏秋冬で季節ごとのメニューも定番にして途中で掲載を中止したり品切れしないようにすることにしてカタログもリニューアルする事にしました。カタログは買物に不便を感じる高齢者の皆様が主にご利用頂いています。何と1位は大阪王将の餃子です。昔、文野社長に冷凍して欲しいと頼みに行った際、断られた後に暫くして冷凍餃子を販売。わんまいるには焼き立て冷凍餃子を卸してくれました。2位は大阪に本社のあるキンレイの具付醤油ラーメンでお鍋を火にかけるだけの簡単調理。3位が天ぷら盛り合わせでレンジで簡単に出来ます。4位は吉野家の牛丼で、高齢者お一人で王将も吉野家にも行きにくく、湯せんで解凍するだけでお店の味が楽しめます。5位は神戸中央市場の魚屋さんが焼いた紅鮭の塩焼きです。レンジで簡単に焼き立てが楽しめます。材料から買っても余る、出産・育児・働く主婦・親の介護など忙しい方にとっても冷凍のおかずは便利です。しかも美味しいければ何よりです。もちろん春夏秋冬で売れ筋も異なりますので、しっかりデーターを分析してリニュアルしたいと思います。

1位が大阪王将の餃子だったので急に食べたくなり、ランチは近くの大阪王将さんへ行きました。

何と復刻「創業の味!」これや、これ!創業者文野新造社長の顔写真まで写ったポップが大きく掲載されていました。

1969年昭和44年創業以来、焼きにこだわる「復刻創業餃子」最近店頭販売が厳しい大阪王将さんが挽回策としてリニューアルした餃子を食べてみようと店内に入り、いつもの餃子(二人前)と小ご飯を注文。出て来た餃子を見ると確かに皮が変りました。具材も変わりましたが問題は焼き方。昨年導入した焼き上がると自動でふたが開く焼き機にしたことによりどうも食感が・・もっと強火で水を多めにして蒸気で蒸焼きにすると生餃子の良さが味わえ焼き目もしっかりします。アルバイトでも焼けるように機械化したのが致命的かも?と勝手な創造をめぐらせ復刻餃子を試食させていただきました。料理の基本は火加減にあり。これは冷凍食品の解凍も含め加熱の仕方は凄く重要と思いました。


夕方仕事帰りにいつもの自宅駅前のスポーツジムに立ち寄り自宅に戻り、日曜日は健幸ディナーはお休みして寿司が食べたく駅前の松葉寿司でテイクアウト。お中元に岐阜県下呂市の天領酒造さんから贈ってもらった品評会金賞作品の米と米麹・炭酸ガス含むで作ったスパークリングワイン「すますま」で試しました。



「かどっこ」「奥まった角」の事を飛騨弁で「すま」と言います。゛すますま」とは「すみずみ」まで角が無い、嫌みがないと言うネーミングにされたと聞きました。ワイングラスに注いだ瞬間にこのお酒の値打ちがピンときました!ただの日本酒の美発泡酒ではない。一口試飲したとたんにビックリ仰天!完全なるスパークリングワインだ。これまで酒屋歴43年全国の酒蔵を回り、カリフォルニアまでも訪問し世界のワインも随分経験したがこんな日本酒は飲んだ事がありません。アルコール度5%。完全にの弱いアジアをターゲットにした造りではないかと勝手に創造しました。良い酒は飲んでも悪酔いしなく頭が痛くない。酒僕が720ml一本全部飲み干しました。新規記録です。これなら食材や料理の味をまったく壊す事がなく食前から食中酒としても申し分なくステーキから中華、刺身、天ぷらなど全ての料理に合うと思いました。


今日は始発で群馬県高崎市へ、ベイシアさん本社スゲエ!・・

2019年7月25日(木)今日は新大阪駅始発の新幹線で群馬県前橋市に本社を構えるベイシア様へ訪問です。久しぶりに新大阪駅構内のマクドナルドでソーセージマフィンセットを購入してのぞみに乗り込み車中でマック・モーニング!これが新大阪駅から出張に出かける楽しみの一つです。何故空港にはマックが出店していないのだろう?

東京駅で乗り換えて上越新幹線22番ホームで山脇と吉川と待ち合わせし、そのまま高崎駅へ。



駅ではベイシア食品事業部トップの太田部長様が出迎えてくれていて駅のロータリーではベイシア様の冷凍食品帳合を一手に引き受ける松村フーズの関根課長様が迎えてくれてご挨拶。車で約20分でベイシア本社に到着。ウヒョー!目を見開く敷地の大きさと建物の雄大さにビックリ仰天!以前に訪問した岡山のインターフェロンを開発した林原生物化学研究所を思い出しました。



玄関の床は大理石が敷かれており、日本地図の模型上にベイシアグループ1,874店舗、売上8,770億円、ベイシア・カインズ・ワークマン・セーブオン・オートアールズ・ベイシア電気と主たる企業名が刻印されています。ホームセンター国内最大規模のカインズと8期連続で最高益を更新する作業服最大手でユニクロの国内店舗数を上回るワークマンの本社は別にあると言う!(スゲエ!)・・・



一階奥の商談室で情報交換をさせていただいた後店舗見学へ。直ぐ近くのスーパーセンターベイシア・ホームセンターカインズ・ベイシア電気・オートアールズ・北日本最大級のTSUTAYA・コストコ・GAP・IKEAも既に土地を購入しています。町全体が日本の有名専門店が軒を並べる巨大ショッピング街でこんな風景は日本にはなく、まるでアメリカのようです。



但しアメリカと違う点は、テイクアウト出来る屋台や飲食店が見当たりません。それにアウトレットが誘致されてないのが残念だと思いました。車社会の北関東・甲信越地区、働き方改革も含め連休を利用して車で遠くまで出かける人が増えていて、最近シャワー室や仮眠室を設置しているドライブインも増えて利用者も増えていると聞きます。三井不動産が展開するアウトレットは正にそうで遠方からでも来店されます。親友で飲食店の店舗デザイナーである、創楽舎の横井先生が店舗設計する「茶匠清水一芳園」の和風カフェなど人気の飲食店も入り活況です。そんな意味ではアウトレットや人気飲食店の誘致は欠かせないと思いました。
そして新しいベイシアさんの店舗の見学と言う事で途中いつも行列が出来る豚カツ専門店「かつ久無庵」前橋本店に立ち寄りました。



駐車場に車を止めて高級料亭を思わせるファサードで石畳が敷かれています。価格は書かれていないので腹を決めて店内に入りました。丁度満席で繁盛店特有の愛想の無い接客です。これは美味いかも?食い物だけは旨い店で愛想の良い接客を受けた事がありません!何故か愛想が悪い!・・嫌なら出て行け!それだけ自信があるのでしょう!僕もそうで命がけで作ったおかずなので嫌なら他で買え!と本気で思っているぐらいですから・・キャベツはお洒落なボールに入れられていて前菜的に先に2種類のドレッシングと一緒に運ばれて来ました。胡麻をブレンドしていて驚いたのは自家製の2種類の濃厚ソースです。ソースを入れている器の底にはどろソースになっていて、よくかき混ぜて小皿に注ぎ豚カツに付けて食べる形式です。運ばれて来たのが注文したヘレの小130g1600円と高めですがいかにも高級植物油で低温で揚げられた少しレアなカツです。斜めにカットされてかなり旨そう!同席した吉川は同じ値段のロース小を注文。大きめのお椀に注がれた味噌汁は赤味噌と白味噌が選べます。もちろんキャベツおかわり自由!千切りされたキャベツはさすがキャベツ生産日本一だけあって旨い!そもそも今年はキャベツの当たり年で硬くて甘くて美味しい!さすが豚肉王国群馬県だと思いました。高崎の高島屋、横浜高島屋にも出店されていると聞きました。ケチで味のうるさい大阪の商売人からすると「お味も結構、値段も結構!」と言う感想でした。



そして群馬県冷凍食品問屋大手の松村フーズ様へ訪問。親会社の松村乳業のロゴが大きく掲げられた本社です。
単に冷凍食品だけでなく冷凍食品のリパックやセット組みなど取り組まれています。丁度タピオカをスーパーの店頭販売用に小分けにパック詰め作業とハーゲンダッツのギフト詰合せを作られていました。今回は関東にも冷凍センターがあればと思いの見学です。



松村フーズ関根課長様に高崎駅まで車で送ってもらい、東京駅で乗り換え、東京駅構内のエキュートの7年連続ミシュラン三ツ星を獲得して江崎シェフが作ったお弁当を販売されている㈱おいしいプラス様のお店を見学。吉川いわく「この立地なら通販と連携したら売れますよね。断然売れる気が湧いて来ました!」と。だから俺も相談に乗っているのですよと伝え新幹線で大阪へ。



新大阪駅ではいつも行列が出来ている創業昭和四年「串カツ だるま」が並んでいません。もう1年以上食べてないから吉川さん立ち寄ろうと二人でカウンターに座り生ビールで乾杯。名物の串カツを食べました。この脳天に突き刺さるこの味覚は何なのか?う~ん!と呻る美味しさです。新世界の通天閣の下で小さなお店を元ボクサーの赤井さんたちが応援して大阪中に広げようと言う事で発起人が集り店舗を拡大させて現在でミナミ、梅田、北新地などあちらこちらに店舗展開し、大阪名店として知られるようになりました。いやー久々に食べましたが他の串カツ屋と比べてレベルが違います。昼間の豚カツは何だったのか。ジャンルは違うので比べてはいけませんが、大阪ソウルフード!老舗の味に大満足でした。大阪駅では浴衣姿の人が大勢乗り込んで来て、そういえば今日は天神祭りでした。豊作、豊漁を祈願しての食の祭典「大阪天神祭り」どうぞ台風など災害の無いようにお願いします。おつかれさん!と吉川と別れました。


島根県と業務提携して14年。まだまだ新しい出会いがあるもんです!

2019年6月26日(水)今日は島根県庁ブランド推進課様から要請を受けて島根県へ訪問です。伊丹空港から出雲空港へ向かいました。

G20開催で伊丹空港入口では検問が行われ、厳重な取締りが行われていました。7時10分発で出雲空港に8時に到着。先週は大阪駅からJRで倉吉駅迄3時間かかりクタクタでしたが、飛行機は楽チンです。出雲空港にはブランド推進課の川上さんが出迎えに来てくれました。



公用車で先ず向かったのが、昭和42年隠岐の島の海士町で創業し、干し魚と味噌の製造を始めた海士物産さんの松江の本社です。



隠岐の島で獲れる水産品を使ったあごだしや佃煮を作られていて、海士町若芽の佃煮に白いかのチャンジャを試食しましたが、コレが日本人向きに仕上がっていて美味しい!
チャンジャの苦手な僕でもいくらでも食べられます。思わずご飯が欲しくなりました。海士町のさざえのチャンジャも酒の肴にオススメです。大阪中央卸売市場の塩干仲卸で酒の肴の取り扱いも多い三恒さんに紹介したら売れるだろなぁと思いました。
若芽の佃煮は味が濃いので、薄くして、筍や石見ポーク挽肉と炊き合わてもらうようお願いしました。


2社目は日本庭園ランキングトップクラスの玉造温泉と宍道湖で旅館と東京銀座と日本橋にも料亭皆美を営まれ、宍道湖の料亭「ぶじな亭」では仕出し料理も製造、最近は通販にも力を入れて大手百貨店のグルメギフトと島根食材にこだわったわっぱ飯や鯛めしなども製造販売されている松江皆美館さんへ訪問しました。川本店長兼通販事業部長が出迎えて頂き、協業について相談させて頂きました。


あっという間に時間オーバー。
3社目の江津市の若女食品様まで車で1時間。時間が無いので国道沿いの丸亀製麺さんに立ち寄り、久々にかけうどんに天ぷらをチョイス。お昼時と言うのにお客さんはチラホラ!変わらぬ太麺に変わらぬ関西系の薄いだし!ソースも中途半端な濃厚ソース!ウスターソースがいいのに・・


3社目の若女食品さんは想像していた以上に大きな規模で、事務所に入ると全員起立で出迎えて頂き恐縮!住田社長と灘部長と中村課長様と社長室で商談しました。


創業は何と大阪都島区、そう言えば大川と神崎川に挟まれた都島区は蒲鉾屋さんが多かったです。戦時中、島根に疎開してそのまま魚肉の竹輪、蒲鉾、練天ぷら、魚肉カツなどを作られたと聞きました。試食が出されて食べると商品パンフレットとは大違いで素朴で美味しい!磯辺焼き最高!魚肉カツギョギョギョと旨い!お好み焼きに見せた魚肉天ぷらも酒の肴におススメ!生つくねに魚肉と鶏肉の合挽きハンバーグは懐かしい味です。出来たら石見ポークも合わせ使って欲しいとお願いしました。



工場見学をさせて頂き、これまた気がつくともう5時!6時半からの懇親会に遅れるので浜田駅前のホテルに向かいチェックイン。
地元で有名な地魚料理「海旬」で石見ポークのディブロの服部社長、先程の若女食品の中村課長、大田のイタリア厨房松田オーナーシェフ、明日お伺いするシーライフの河上社長、ブランド推進課の川上様と合流!既にお店は満席です。その日に近くの浜田漁港に水揚げされた地魚を刺身!本日は鮪のたたきにヒラマサにヨコワの刺身、イサキの煮付け、甘鯛の塩焼き、ヒラマサのフライ、茶碗蒸し、雑炊で〆ました。ホテルに戻りシャワー浴びると10時、お疲れ様でした!


明治は山で氷を切り出し、大正に製氷機でモノを冷やすように、そしてかき氷が売られるように・・

2019年6月15日(土)今日はわんまいるグルメカタログ986号出稿前のラフと983号の最終チェック、984号の初校と行いに梅田オフィスに出社。
986号トップページには秋らしく毎年好評の岩手県大船渡及川屋さんの「骨抜き秋刀魚の天日干し」がドーンと掲載トップを飾っています。2ページも同じく、「骨抜き秋刀魚の甘露煮」、「北海道礼文島のサ―モンの昆布重ね」、3ページは大分県宇佐市の「レンジでできる海老カツ」、プリプリとした小海老が楽しめます。夏の京野菜の代表格「万願寺唐辛子と玉葱と鶏肉の甘辛煮」は京都桂茶屋さんで作ってもらい、山形県北部の最上郡鮭川村で栽培されている最上舞茸を加えた「石見ポークの酢豚」や、最上郡鮭川村で栽培されているキノコを中華あんかけにした「天津玉子焼き」は大阪西区の吉フーズさんに作ってもらいました。そして遂に登場、高知県四万十地区土佐佐賀漁港で水揚げされ、そのまま大阪福島区の中央卸売市場に運ばれ、鮮魚卸大手の利州さんで皮も削除して身だけを切身にして西区の矢田健商店さんでフライにしてもらった「シイラカツ」です。シイラは足が速い(鮮度が落ちるのが早い)為に都会では流通されていません。水揚される地元和歌山県串本から西の高知県、鹿児島県、沖縄県などでは普通にスーパーにも並んでいます。鮮度が良ければ脂も乗っているので柔らかくて白身で美味しいです。刺身にするとハマチやヒラマサとそっくりで、素人では見極められません。珍しいから是非食べてみて下さい。そして湯浅で百年ずっとしらすの天日干しをしている、まるとも海産のしらすを使って高菜炒飯を矢田健商店さんに作ってもらいました。レンジで簡単に食べられます。京の具付稲荷寿司(松茸・ちりめん山椒・丹波黒豆・鶏ごぼう)詰合せ、冷凍なので食べたい時に食べたい分だけレンジでチンして食べらるので便利だと好評です。最後16ページではたった5分の時短調理、冷凍タイプの夕食おかずセット健幸ディナー「天日干し骨抜き秋刀魚の梅煮のセット」主菜は秋刀魚の梅煮、副菜はひじきと大豆の煮物と厚揚げ大根人参の炊合せです。6月から1食セットを売り出し好評です。毎日食べたいから5食では少ない、反対に5食では多いので1食セットで売り出して欲しいとの要望にお応えしての発売です。
アッと言う間にランチタイム、今日は子供の頃におばあちゃんに連れられて心斎橋店に何度か行った事がある創業は明治30年ごろ氷屋からスタートして昭和25年に軽食・喫茶店「ミツヤ」をオープンして以来、関西に広く飲食店を展開されている「心斎橋ミツヤ」ホワイティー梅田店に行き、「大人のランチ」を試食しました。ミツヤさんの沿革を詳しく見ると、六甲山から氷を切り出して医療用品などを冷やす商売から、大正になり機械で製氷されるようになって冷蔵庫でモノを氷で冷やすようになり、電圧が低くて電気だけでは冷やせなく、氷で冷やしていた事を覚えています。そして氷をかき氷として食べるようになり、そのかき氷にあんみつや小豆など乗せて食べるようになり、アイスクリーム等が売られるようになりました。大正10年、創業者の小儀佐吉が電動式の氷削機を開発してかき氷を販売したそうです。そして佐吉の息子米蔵が福島区で甘党喫茶「ミツヤ」を開店し、珈琲と共にアイスキャンデーを発売、さらに当時統制価格だったみつ豆に餡をトッピングした「あんみつ」を発案して売り出したところ大ヒット!そして梅田新道に喫茶・レストランを開店、ビーフシチュー・ハンバーグ・エビフライ・ポークカツなど本格的な洋食も提供するようになり、更に商品開発に注力し、焼いた鉄板皿にステーキを乗せて提供したり、そのステーキを乗せる鉄板皿に焼き立てのスパゲティーを乗せて提供するとお客様は大喜び、トッピングしたチーズが鉄板の熱で溶けて糸を引く光景に魅力されて大人気メニューに・・そして蟹クリームコロッケの乗せた鉄板カニクリームコロッケは現在でも人気メニューと書かれています。ホワイティー梅田店には初めて行きましたが既に満席で、少し待ち店内に。美味しいお店はお客様が良く知っています。

はじめにコーンポタージュと野菜サラダが先に運ばれ、業務用のレトルトかと思いきや牛乳でしっかり伸ばした自家製ポタージュで、サラダはコレ何?と思うぐらい小さく、四角にカットしたトマトと胡瓜がレタスとコーンに混ぜられています。表から見たお店は昔からの喫茶店と言う感じですが、店内の厨房は広く、コックが手作りしている感じでメイン料理(中央にオムライス・ハンバーグ・豚カツ・ナポリタン・ポテトサラダ・エビフライ・唐揚げ・ポテトフライ)8種類がお皿に盛り付けられて出て来ました。大人のランチなのに日の丸の旗がたってあり、スマイルを象ったポテトフライ・・どう見てもお子様ランチです!



但しボリュームが多い。とても食べきれません。エビフライも自家製な感じでかなり美味しく、唐揚げも身が柔らかくて、ナポリタンスパゲティーは看板料理だけあってとろみのソースで独特な味覚。豚カツにはウスターソースと思い頼むと、何と明治27年大阪市西区創業の越後谷産業の三ツ矢ソース(現在はハグルマ㈱が製造販売中)が出され、子供の頃はあちらこちらで見かけましたが、もう何十年も見た事が無い。幻のソースと呼んでもおかしくない。これは希少です!大阪の老舗洋食・喫茶店には大阪の老舗調味料がある!大阪の食文化これからも守って行って欲しいと一人思いました。断然食べる気満々!とんかつも懐かしい味、ハンバーグが玉葱など繋ぎ少なめの肉だけのようなハンバーグで少し硬く感じる人もいると思いますが僕は美味しい。全部は食べきれませんでしたが大満足の心斎橋ミツヤの大人のランチご馳走様でした。次は元祖鉄板カニコロッケスパゲティー試食してみよう!



梅田オフィスに戻り、夕方仕事を切り上げ、自宅最寄り駅前のフットネスクラブに立ち寄り、自宅に戻り夕食おかずセット健幸ディナーを食べました。本日の献立は大分県のご当地グルメ「豊後のとり天」を全国に名前を広げたデリカフーズ大塚さんに作って貰った「とり天」です。柔らかくて美味しくてむね肉なのでヘルシーでタンパク質が豊富!副菜は大阪西区の吉フーズさんに作ってもらった玉ねぎと人参ピーマンを溶き卵で炒めた「チャンプルー」に大阪生野区の大つるさんに作ってもらった「じゃがいもの金平」です。ゴマ油の風味が効いて美味しいです。自宅に居ながらご当地グルメを夕食に!たまにはいいね!


高知名物芋ケンピで仕上げたブランド豚 四万十ポークのトンテキ。臭みない脂質で甘くて絶品!

2019年6月11日(火)今日の試食1品目は、大阪市中央卸市場 塩干仲卸最大手の㈱三恒 三代目三上社長に、美味しい博多名物「いわし明太」が無いかとたずねた所、自信を持ってお奨め出来るものがあるという事で提案いただき、早速場外(市場の周辺)の焼魚では関西で3本の指に入る焼魚専門加工会社㈱カネスイさんに手焼きしてもらった「いわし明太」が試食室のテーブルに上がりました。
レンジで簡単に出来上がります。凄い大きなサイズにビックリ!まんまると太った立派ないわしです!頭と内臓を取っていますが、ゆうに100gは有りそうです。そして見るからに美味しそうでこんがり焼けていい匂いが漂います。箸を入れると身がポロッと取れます。新鮮な証拠ですね。通常明太子はロシア産が多い中、このいわし明太に使用されているのは国産たらこです。いわし明太に使うものに国産を使用していると言うこだわり様は初めてです。これはさぞかし旨いのではと思い食べてみると全く臭みがなく、脂がジュワーと滲み出てきて、炙られた明太子のプチプチ感が堪りません!いやーこの美味しさには驚きました。明太パワーに感動!試食スタッフも次々に箸を口に運びこれは美味い!と口を揃えて言ってます。正にトロ鰯です!ご飯のおかずにお酒の肴にこんな美味しいいわし明太子は初めて食べました。福岡空港売店で売っている品物より5倍は美味しいです。しかカネスイさんが焼いただけあって旨い!さすがです。自宅では焼き方が難しいいわし明太が簡単にレンジでできる「トロいわしの明太焼き」完成!あまりの美味しさに明太子の量を減らして、おかずセットに採用したいと思いましたので早速加工会社と交渉するように伝えました。

2品目は、2018年日本ふるさとギフト大賞受賞の奈良県の梅守本店さんから奈良の名物「柿の葉寿司」を作ってもらいました。鯖2貫、鮭1貫、名物わさび葉寿司の鰻と鮭の5貫セットです。試食すると少し塩が多く感じたので、半分に減らすようにお願いしました。



3品目は、㈱食研さんから豊橋工場で作ったレンジでできる名古屋名物「味噌カツ」が届きました。30g×8個入で880円とリーズナブルですが、豚肉が海外産で美味しくありません。



4品目は先日訪問した高知県四万十町のご当地グルメ四万十ポークのトンテキです。提供は四万十町で1972
年に創業のデュロックファームさんです。デュロックファームさんは四万十ポークの養豚から加工・販売・飲食店の経営と幅広く事業を行っています。現在四万十町には3社の養豚場がありますが、デュロックファームさんでは出産3ヶ月間は魚粉で育て強い骨格を作り、その次に胃袋を大きくする為に野菜を主に食べさせて、その後太らすのに穀物類を食べさせるそうで、一般的にはここで終るのですが、仕上げに高知県の名物「芋ケンピ」の端材を買い受けて食べさせて、脂肪を付けているので甘くて脂質の高い豚肉になるそうです。豚独特の臭みがありません!脂質の好きな方には「トンテキ」はこの上ないご馳走だと思います。今回は150gで提供頂きました。フライパンで強火でさっと焼いて、お好みでステーキソースでお召し上がり下さい。脂質が多く、身が柔らかいのが特徴です。とんかつにしても脂身の好きな方は喜んで頂けると思いました。先ほど食べた味噌カツに使われている海外産の豚肉と全く食感も食味も違います。最近は国産ブランド豚の品質がすごく良くなって来たと思います。日本人が日本の豚肉を食べる当たり前の事を推奨しています。



午後からは経理をアウトソーシングしているエアーズ取締役の中村先生と打合せ。食材仕入れが値上りして来ているので利益が低くなって来ていますと指摘を受けました。ツイツイ美味しい食材を多く使用しようとすると仕入原価が上がります。皆さん美味しいと言ってくれるのでツイツイ利益度外視になってしまいます。

今日も定時で退社し、自宅最寄り阪急塚口駅前のフィットネスクラブに立ち寄り、汗を流し近くの「いかりスーパー」創業地の塚口店に寄って惣菜売り場を観察し、手羽先の甘辛焼きとジャーマンポテトサラダを買って自宅で試食して見ました。



焼かれてから数時間経っているからトースターで炙るぐらいでは美味しくなりません。そもそも生で販売している手羽先と惣菜に使っている手羽先とサイズも質も違います。元々スーパーの総菜は売れ残りを調理して惣菜として売っていた。食中毒を起こさないように砂糖や塩を多く使う。ここが原点ですから未だに惣菜に使う食材は百貨店と異なり廉価なものが多いように売場を見ていて思います。ポテトサラダも野菜が殆ど入ってなく、じゃが芋本来の甘さが感じられない。久しぶりにいかりで惣菜買ってみましたが、以前に比べて質が落ちたように感じました。関西を代表する高級スーパーなので頑張ってもらいたいと一人のいかりファンとして思いました。