2023年9月24日(日)11時40分
「暑さ寒さも彼岸まで」と諺にあるように、一気に気温が下がって温かい蕎麦でも食べようと、僕が毎朝出勤する5時過ぎには蕎麦を打ち、出汁をとっている昭和38年ホワイティうめだ開業から続いている老舗「田舎そば」へ行きました。
店の入り口に、本日のおすすめ「天とじ丼」そば又はうどんと書いてある。美味しそう!コレに決めました。
コチラ梅田界隈うどんの町大阪駅前もたくさん蕎麦屋さんが増えたけど昔ながらの白っぽくて細い繊細な風味の更科そば(十割り)が多い中、そば実を全部使った黒っぽい蕎麦らしい味わいの一本挽きの田舎そば。昆布と鰹と鯖だけで取った天然出汁。表のサンプルにホラは無し。お鉢からはみ出る「海老天とじ丼」と「おぼろそば」セット。
ほんと子供の頃から変わらぬ素朴なそばらいし蕎麦だ。刻みねぎと蒲鉾とおぼろ昆布が入ってる
こんなに沢山使って良いのだろうかと思うほど玉子とじがどっさり海老天の上からかかってる。見ただけで生唾が一杯でる。
テーブルに備えてある七味唐辛子を蕎麦と天とじ玉子にふりかける
コレが大阪名物バッテラ(鯖の押し寿司)に鯖のスライスの上に敷く白板昆布が出来るおぼろ昆布です。僕が子供の頃は今のふりかけと同じように必ず家に買い置きされていたおぼろ昆布です。味噌汁やうどんに入れたりご飯に乗せて食べていたがいつの間に無くなった。
あるようで中々無い昔ながらの素朴なそばらしい蕎麦。温かいそばは、更科より一本挽きそばの方が旨い!
スプーンで玉子とじごと海老天も一緒にすくい食べる。
汁だくで海老・天麩羅の衣・玉子とじ・つゆと四味一体の味が口の中に。。無茶苦茶旨い!奥深い老舗ならではの味わいがする。食べる価値あり!