2022年10月21日(金)12時35分
弊社オフィスは大阪駅前地下街”ホワイティうめだ泉の広場”M14番出口右へ上がり直ぐの場所にあります。通勤は便利なのですが平日のランチタイムが込む。。並んで食べると休憩する時間は無くなりブログの投稿する時間も無くなるので、試食が無い平日は外食に行かずにもっぱらオフィスで自社で販売している冷凍食品をレンジでチンして食べています。今日1,300年の歴史を持つ京都嵯峨大覚寺ご用達で、ホテル、旅館、高級スーパーなどにも卸されている老舗の製麺会社「薬師庵」さんに作ってもらっている、ひとつで二つの味が楽しめる「京乃九条ねぎ入りカレーうどん」をレンジでチンしてランチしました。
電子レンジから取り出すとカレーのいい香りが漂い食欲全開。ふたを取ると濃厚なカレールーが煮えたぎっている。大きな油揚げが3枚横たわり、九条ねぎと人参がトッピングされ、太麺の柔らかいうどんを箸で持ち上げるとカレールーがまとわり付く。フーフーして口に入れると”トロっとツルっと”これは旨い。
何時誰がカレーにうどんを入れたのかは知らないが、思いついた人にお礼を言いたい。しかもカレーうどんは和風だしが入っているので洋食に分類されるカレーライスのルーとは一味も二味も違う!完全に日本のものとして生まれ変わった和食のカレールーでうどんを食べ終わった後に、卵黄を入れてかき混ぜてからご飯を加えてウスターソースをかけてかき混ぜるのが”大阪発祥混ぜカレー”だ。
カレーの上に卵黄をトッピングしてから混ぜて食べる人と先にルーに卵黄を混ぜてからライスを加え混ぜる人と二通り。僕は先に卵黄をルーに混ぜる派です。そしてウスターソースこそが大阪ならではの味付け。久しぶりの味に子供の頃を思い出す。僕の子供の頃は、保温できるジャーは無く、幼稚園に行く前頃までは玄関先の釜戸でご飯を炊いていました。その後、ガスの炊飯器が発売されましたが、保温は木製のおひつに移すので、朝になる硬い冷ご飯になっています。それにお茶をかけて柔らかくして食べるお茶漬けに漬物、糠漬けが旨い。お昼は大きめの鍋に炊いたカレールーと冷ご飯を小鍋で煮炒めして食べたり、冷ご飯を近くのお好み焼き屋に持って行くと焼きめしやそばめしにしてくれます。卵黄をカレーに混ぜて食べると甘くて旨い。当時玉子はおがくずに入れられ、一個単位で売られていて高価な食材だったので風邪を引いたり熱が出たりすると育ててくれたおばあちゃんが卵を買って来て混ぜて食べさせてくれました。そんな思い出がよみがえる、ひとつで二つの味が楽しめる「京乃九条ねぎ入りカレーうどん」をオフィスDEランチしました。いやー旨かった。