2022年6月12日(日)18時30分
僕が幼い頃は電子ジャー(保温付き電気炊飯器)が無く、ようやく通ったガス火の釜でご飯を炊いた後におひつ(木の桶)にご飯を移し保存。翌日にはカチカチになった冷ご飯はお茶漬けにするか近所に沢山あったお好み焼きを焼いている店に持って行きするめいかのゲソと千切りキャベツで焼きめしにして大阪地ソース(僕が通う店は大正12年創業の福島区にある大黒ソース使用)で味付けして食べていました。ご飯が少ない時は中華麺をコテで食べ易く3センチ程に刻み混ぜて「そば入れて」として食べていました。当時モダン焼きの事を「そば乗せ」と呼んでいた僕の記憶では「そばめし」も「モダン焼き」も昭和50年代になって有名店がチェーン展開し出した
頃「とん平焼き」などと共にメニューが一新したように思います。小学校3年の時にラムネ・サイダー製造所(当時鉱泉所と呼ばれていた)にバイトに行き、自転車でお好み焼き屋やお菓子屋さんに配達。ラムネ・サイダーだけでなく大黒お好みソースも取り扱っていました。中学3年に酒屋にバイトに行った際も大黒お好み焼きソースを取り扱っていたのでよほど大黒お好み焼きソースに縁があるのか、わんまいるの焼きそばやそばめしには今でも「大黒お好み焼きソース」を使っています。年々するめいかが獲れなくなりスーパーでも売られなったのでいつも通うイカリスーパーで見かけた際には購入して冷凍保存して家でモダン焼きやそばめしを食べる際には必ず使用しています。スルメイカは噛めば噛むほど旨味が出ると昔から言われています。それにキャベツを千切りして炒め合わせ、トマト、リンゴ、玉ねぎ等ふんだんに使ったお好み焼きソースをたっぷりかけて混ぜ焼きにすることで何とも言えない美味しいそばめしが完成。今日はアサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶で楽しみました。
配達中に大人が美味しそうにお好み焼きでビールを飲んでいる姿を見て早く大人になりたいと思い、子供が家に居た頃は日曜日毎にお好み焼きやそばめしを作ってビールで楽しんでしました。久しぶりのするめいかのそばめし、素朴で懐かしく美味しかった。