ご当地グルメ&食材探しの旅_みなかみ町【群馬県】


群馬県みなかみ町二日目の今日は、
この春に展示会で出会った「へぎそば」の株式会社角弥さんへの訪問です。

こちらは250年続く老舗のそば屋さんです。
「へぎそば」は新潟の名産では?と思っていたところ、
渡辺社長に尋ねると創業は新潟県の越後上越で、戦後にみなかみ町に移転して来たとの事。
みなかみ町は群馬県の最北端に位置していて、新潟県の魚沼市と隣接していることも現在の場所になった由縁でもあるみたいです。だからこの辺りは新潟出身の方も多く住んでいるんですね。

角弥さんでは手打ち蕎麦にこだわっていて、手打ち台とまな板はヒノキの合わせ木で作っていて、
包丁は特注で柄の部分はサメの肌で作っているそうです。

利根川の最上流地域でもあり、湧き出る清水を使っているそうで
裏山にはわさびの葉が茂るほどの清流だそうです。

そばだけでなく、だしにもこだわっていて、鰹節のみを使っているとのこと。
手間はかかりますが、自分のところで削っているそうです。
こちらは有名人も多く来られるとのことで、さすがこだわりぬいているだけありますね。
営業開始前の店内ではお歳暮の発送準備でみなさん大忙しの様子。

早速取扱いに向けて、商談をさせていただきました。
渡辺社長忙しい中ご対応いただきありがとうございます。

午後から訪問させていただいたのは、
第三セクターの一般社団法人みなかみ農村公園公社のみなかみフルーツランド「モギトーレ」さんへ。
谷川岳とは反対の方角に位置し、新巻地域はりんご農園が集中しています。
モギトーレさんではりんごだけでなく、苺、メロン、サンシャインマスカット、ブルーベリー、桃、さくらんぼ、とほぼ年中フルーツ狩りができる施設です。りんごに関してはこの施設内で7種類も作っているんです。

フルーツランドの庭には、世界のりんご散歩道といって、150種類もある世界のりんごが植えられています。(観賞用です)有名なニュートンが万有引力を証明したりんごの品種の木も植えられてあり、思わず代表が記念撮影!

この場所は元々、町が観光目的でりんご狩り体験施設を造ったのが始まりで、
村おこし協力隊も募集して最近園内で獲れるフルーツを利用してケーキを作った所、
販売日には行列が出来て一瞬で売切れるそうで来年は本格的に販売したいと計画されているとお伺いしました。

是非わんまいるでフルーツタルトの頒布会をさせて欲しいとお願いしました。

綿貫係長ありがとうございました。

帰りにみなかみ町の観光名所の1つでもあり、わら細工や竹細工などの体験ができたり、古い町並みを
再現した”たくみの里”を経由して上毛高原へ向いました。
写真はわらアートでいたるところにモニュメントのように作られていました。

ご当地グルメ&食材探しの旅_みなかみ町【群馬県】


育風堂さんを後にして午後からお伺いしたのは。。。

ご実家は昭和20年創業のお蕎麦屋「やぶそば」を運営しているのですが、
みなかみ町の新名所をつくりたいと町おこしの一環として新しく立ち上げられた
タルト専門店「ジャック ザ タルトファンタジー」さんです。

こちらを運営するのはご子息の永山孝宗代表。
永山代表は調理師の専門学校を卒業後、東京で板前修業をし、将来の疑問を感じ、ダンスを目指し、
ハリウッドでヒップホップダンスを学び、その後父親の体調不良の為、みなかみに戻ってきたそうです。
店を継ぐことだけでなく、衰退してきているみなかみ町をもりあげようと子供たちの為の無料のダンス教室も行っています。物語仕立てのお店は外観から目を惹きつけます。

内装もおしゃれです。

さっそくおすすめの焼きたてのチーズタルトをいただきました。

焼きたてだけあってチーズがアッツアツで、表面は少し焦げ目がついて薄い膜ができていてその
下にはトローッとしたチーズがとろけてきてめちゃくちゃ美味しい!😋
これには代表も 「熱っ!」と、この表情。

このチョコレートのタルトは冷凍庫から出したばかりなのにチョコがほどよい柔らかさでこれもまた絶品!

バケボクというお菓子はタルト生地をチョコに練り込んだもので
こちらもくせになる味です。
コーヒー・ホワイト・ストロベリーの3種いただきましたが、
僕はストロベリーが一番でした!

なんと!タルトの種類は40種類以上あるそうで、パッケージもなんともかわいいです。

来年夏までには、わんまいるでも取扱いができればと思っています。

次にお伺いしたのは日本百名山のひとつ谷川岳のロープーウェイ近くにある
谷川岳ドライブインさんです。

こちらにお伺いした目的は「生どら焼き」です。

2月にみなかみ町を訪問した時に町のいたるところに生どら焼きの看板が目についたので
取扱いたいと思っていました。

みなかみ町には生どら焼きを作っているところは数社あり、
谷川岳ドライブインさんでも現地でつくられています。

そもそも生どら焼きとは生クリーム入りどら焼きのこと。
時間的にもお伺いする時間が遅かったので製造は終了していたので、
見学出来ず…残念。
ということで、さっそく試食させていただくことに。

こちらの生どら焼きのブランド名は「山の一福」。
和紙風の袋に包まれて高級感もありますね。
ネーミングも谷川岳にふさわしい感じでいいですね。
種類はおぐら・いちご・りんご・チーズ・チョコレート・ラムレーズンと6種類。
まだ解凍仕立てだったので、カットしてもらいました。
なんといってもクリームのボリュームがハンパないです。

生地も練る時間を長くしケーキ生地のようなふわふわの食感にしているとのこと。
話している間にちょうど良い感じに解凍されたので、食べてみると
ふわふわの生地と生クリームが口の中いっぱいに広がります。
僕の一押しはチーズとりんごですね。
りんごはカットしたりんごの食感が良かったです。

後半はお菓子づくしだったで 体重が気になります😓

大好評!レンジでできる駿河湾の桜海老の炒飯、コロッケ、かき揚、かき揚丼、便利で美味しい。

2018年12月10日(月)今日は、創業96年目を迎える天下の台所大阪の西成区でホテルや飲食店などへ中食や料理の製造卸をされている株式会社矢田健商店さんにお願いして大好評いただいている、レンジでできるシリーズ8品を作っていただき試食しました。1品目、春が旬の「あさりと春キャベツの焼きそば 200g」国産のあさりが中々手に入らない中、京都桂茶屋さんの紹介でプリプリした身の国産あさりが味わえる春の焼きそばで、ソースは僕が子供の頃から使っている大黒フルーツソースを使用。いやー美味しいです。


2品目は今年は例年になく不漁が続いている静岡県駿河湾産の桜海老を使った「金の炒飯 200g」ですが、前回より塩分を控え作り直していただきましたので合格。桜海老の香りが楽しめるご当地食材使用した炒飯です。同じく「駿河湾産の桜海老のかき揚げ丼」です。今年から桜海老のかき揚げがわんまいるオリジナルになりましたので、昨年よりボリュームアップしたせいか、かき揚の中央部分が解凍出来ていません。レンジ解凍時間を50秒長めにして5分50秒に表記をかえる事にしました。4品目も同じく駿河湾産の桜海老のコロッケです。思った通り桜海老の香ばしい風味が味わえて美味しいです。


5品目は先月訪問した60歳以上の雇用促進を目的として超の第三セクターとして設立され、現在では軌道に乗り民間の企業として運営されている、マスコミにも何度も取り上げられている長野県小川村の小川の庄さんの「おやき卯の花入り」をそのまま油で揚げてもらいました。皮から中身がはみ出ていましたのでNG。6品目はパン粉を付けて揚げてもらいました。思った通り美味しいですが、随分値段が高くなります。見た感じ食べた感じも揚げパンなので400円を超えると売れないと思いました。7品目も同じくカレー入りのおやきを素揚げとパン粉付けした両方を試食しました。どちらも美味しいのですが、完全にカレーパンに見えます。カレーパンで1個400円を超えると売れないと思います。


商品には一般の相場があり、特にコロッケやカレーパンは揚げたてが結構安く販売されているので自宅で揚げなければならない海老フライやビフカツとは異なり価格競争になっているカテゴリーの商品は厳しいです。・・・

ご当地グルメ&食材探しの旅_みなかみ町【群馬県】

生ハム作りに命をかける匠に出会う。

今回は群馬県みなかみ町やってきました。

ここ群馬県みなかみ町は群馬県の最北端の位置で利根川の最上流地域で、
面積は780㎢と県内でも最も広い面積を持つ町です。
東京から新幹線で1時間、車で1時間30分と、
夏はアウトドアーやアクティビテーに、冬はスキー客で人気の地域です。
また18箇所もある温泉も観光スポットのひとつなんです。

みなかみ町商工会の山賀様と渡邊様にアテンドいただき、
まずお伺いしたのは今年から取扱いを開始した
育風堂精肉店さん。

こちらは群馬の麦豚を使い、12ヶ月熟成させた「麦豚の熟成生ハム」をはじめ「ジャーマンポークステーキ」や
「トンカツ」や「上州牛のローストビーフ」などを作ってられます。
わんまいるでも月替わりに掲載させていただき多くのお客様に好評いただいております。

育風堂さんは精肉店に隣接してレストランも経営していて肉やハムのみならず店長が作る特製ソースが絶品です。
須田社長に生ハムの製造現場をご案内いただきました。

生ハムに使うのは群馬の麦豚です。

まずは入荷した豚ももの血ぬきを行い、塩漬け処理を行います。
血管に血が残っていると仕上がりの見た目が悪くなるそうです。

この塩漬け状態を40日間。。。これは日本の法律で決まっていて
海外ではこの塩漬け期間が7日で済むそうです。

添加物を入れると期間を短くできるが、育風堂さんは無添加にこだわっているところです。

その後水につけ、4日間塩抜きを行います。
これは40日塩に漬けることで塩は入り込んでしまう為、その塩分をぬく作業です。

塩抜きがおわると熟成に入ります。

ひんやり涼しいと思っていたので空調を聞かせているかと思ったら、
自然の外気を取り込んでるだけだそうで、
冷房設備をいれているのは仕込みのところだけ、熟成の場所は一切冷暖房設備はないそうです。
仕込は11月から2月くらいまでの寒い時期に行い、
徐々に湿度と温度が上がってきて、夏は30度まで上がるが
山なので寒暖さが大きいのでそれが美味しいハムができるコツなんだそうです。

最低熟成期間は、なんと!12ヶ月

急な階段をのぼると出荷間近のハムに遭遇します。

1年経ったのがこちら。

みたことのある色合いですよね。
このころには重量も初めの重さから比べると70%くらいになっているそうです。
出荷の見極めは竹串でハムに刺し、その香りで判断するそうです。

いくつも吊り下げられているハム熟成現場。この光景は圧巻されますね。

別の部屋ではローストポークやベーコンの製造も行っていました。

熟成庫に8週間つるして仕上げる白カビタイプの生サラミは、
噛むと旨みがあふれ出す逸品で、観光庁監修『究極のお土産』124品にも
ノミネートされていて製造が追いつかないそうです。

見学後にはレストランで手作りハムと生ハムを試食させていただきました。

来年は予約待ちの雪サラミや手作りハムなどのお試しセットや
みなかみ町に新しく地ビールが誕生したとのことなので、手作りウインナーとハムのセットを
父の日やお中元の取扱いに向けてお話を進めていきたいと思います。

須田社長ありがとうございました。

昆布に鰹(宗田・鯖)煮干し(ウルメ)イノシン酸とグルタミン酸の結合!阪神そばの立ち食いうどん!

2018年12月9日(日)今年は記録的な暖冬と言われて来ましたが、遂に本格的な冬将軍の到来で随分と冷え込んで来ました!こんな日は暖かいうどんがと 想い久しぶりに阪神電車尼崎駅構内の立ち食いうどん「阪神そば」に食べに行きました。昔はハイカラうどんと呼び、天かすとネギと蒲鉾だけの「素うどん」です。最近はかけうどん、かけそばとメニューに書かれています。酒屋で丁稚修行して結婚するまでの18歳~23歳までの5年間は殆ど毎晩「立ち食いうどん」を食べてお金を貯めました。と言うのも店長のおじさんが、うどん二玉にしてくれたり、卵を落してくれたり天ぷらや肉をトッピングしてくれたり日替わりでサービスしてくれるのです。今に独立して大きくなりや!といつも励ましてくれました。だから今でも天かすとネギだけの素うどんとおにぎり1個のセットが大好きです。忙しい商売人が多い大阪の立ち食いうどんは、早く食べるのに食べ易く消化も良く柔らかく湯がき、昆布と鰹(宗田と鯖)に煮干しで取った濃い目のだしでイノシン酸とグルタミン酸の結合によって凄く美味しく感じます。ところが最近では大手調味料メーカーのだしを使うチェーン店が増えて来て美味しくなくなりました。おにぎりもコンビニと同じようにビニールで包装された何かしらの保存料が 入ったような味で僕は食べません。この阪神電車駅構内は昔ながらのだしを取り 、おにぎりも手作りです。うどんより電車賃の方が高いですが、いやー旨いです。


夕ご飯は、わんまいるの旬の手作りおかずセット健幸ディナー「茄子の麻婆豆腐 セット」で、このとろけた茄子と麻婆ソースが絶妙に美味しく副菜のブロッコリーの中華あんかけとカリフラワーと玉ねぎと青梗菜の煮浸しも健康的で美味しいです。焼酎のお湯割りにもピッタシでほろ酔い気分 で最高まだ20時ですが「おやすみ!」