2023年11月25日(金)18時50分
40年来の友人である創楽舎横井先生から六本木に泊まるなら絶対食べなアカンと勧められた串揚げ料理「串の坊」を全国展開している、乾会長自ら冬季限定でお店に立つ天然とらふぐ料理「浜藤」へ試食に行きました。
東京メトロ日比谷線六本木駅徒歩1分。僕が泊まるアパホテル&リゾート六本木東駅から8分。昨日開業した麻布台ヒルズからも約10分と近い。2階に上がると高級鮨店の様な入口です。
乾会長自ら出迎えてくれてご挨拶。先に温かい清水一芳園さんが台湾から輸入している台湾四大銘茶のひとつ「文山包種茶」を茶葉が湯呑みに入った状態でフタを少しずらし飲みました。元々清水一芳園の清水社長とはジムで知り合い、横井先生を紹介して意気投合し、京都東山にカフェを併設したお茶屋を開業して大人気になってお店を展開し、有名になっています。
前菜は天然とらふぐ”湯引きのにごこり”いきなり人生初体験。ゼラチンが甘くてコリコリした食感の湯引きと対照的。
ふぐの塩辛、コレまた人生初。酒飲みに堪らないと思う複雑な味覚だ。
贅沢にも天然とらふぐの身を細長く切った湯引きに、もみじおろしと青ネギ、焼き海苔に酢橘をかけて食べる、コレは絶品です。
次は、フグの茶碗蒸し。食材の中で最も良い出汁が出る天然とらふぐの茶碗蒸し。コレは贅沢極りないです。
お次は、真打のてっさ。東京ではふぐの刺身と呼ぶのだろうか。てっさとは大阪の呼び名で、江戸時代関東では腕の良い板前が少なかった事からふぐ鍋を食べて亡くなる方が多かった事から鉄砲鍋と呼ばれていた。関西では魚鍋の事を魚チリと呼んでいたので、ふぐ鍋の事を鉄砲の鉄と魚のチリをとり「てっちり」と呼ぶ様になり、刺身の事を「てっさ」と呼ぶ様になったと聞きます。
ここまで来るとノンアルコールはもう我慢限界。ひれ酒が欲しくなったので注文すると、何と日本酒以外に焼酎と泡盛のひれ酒があると言う。お酒を販売して47年になるけど「ひれ焼酎」は初めて。さっそく呑んでみました。日本酒とは全く違う味覚。日本酒だとひれを取って味わいますが、この場合は、ひれは浸けておかないと味がしない。だけどコレはコレで料理の味を邪魔しなく良い。
オリーブオイルが提供された。聴くとワインでふぐ料理を楽しまれる方への配慮として出しているとのこと。なるほどと感心。オリーブオイルに少し塩をつけて試してみた。僕はイマイチ。。
薬味として添えられている塩昆布を巻いてみた。
コレは合う!天然より甘味がある養殖の方がより合うと思いました。
天然とらふぐの唐揚げ
メインのてっちり、ふぐ鍋だ
中居さんが取り箸で小皿に盛り付けくれる。
おー別注の大きな白子。白子食べないとふぐ鍋では無い。
この黒いのがふぐ一匹からわずかしか取れないさえずり(くちばし)。コラーゲンたっぶりで口に入れた途端に溶ける。
〆に雑炊が準備され、コレまで食べて来た雑炊と如何も違う感じで、トロトロになるまで煮込む
パプリカの漬物。人生初体物だらけに感謝感激雨霰だ。
見たこともない2本の容器。自動のすりごま器とのこと。
先に焼き海苔を散らし、
先程のオリーブオイルをかけて一口
黒胡椒もかけてみる。押すと自動で回転して胡椒が出る。どれもコレも初体験でビビりまくり。
どれくらいかかっているかがわかるように、ライトがついている。。すげー。
ふぐ雑炊の粗挽き白・黒胡椒対決は黒胡椒に軍配。デザートを食べてご馳走様です。
前からずっと聞いていた串の坊乾会長自ら店に立ち多くの芸能人も通う天然とらふぐ料理六本木「浜藤」を堪能させていただきました。ありがとうございました。感謝!