昔懐かしい大阪ホットドックの具材「キャベツともやしのカレー炒め」を再現。

2023年4月4日(火)13時00分
1961年生まれの僕は、弁天町駅前や夜店や貢献で派手な軽ワゴン車の移動販売で売られているホットドックが大好きで良く買って食べいて、家でもキムラヤのコッペパンにキャベツともやしのカレー炒めに伊藤ハムポールウインナーを挟んでトースターで少し焼いて少しマスタードを塗り、ケチャップをたっぷりかけて食べていました。公設市場のパン屋さんや喫茶店でも売られていましたが、いつのまにか見なくなり、今では大阪市中央卸売市場内の喫茶店のモーニングで食べられるぐらいしか知りません。ポールウインナーは日持ちするので常時冷倉庫に買い置いていますが、朝食にキャベツともやしのカレー炒めを作るのが面倒。レンジでチンする冷凍総菜なら便利だと思い、昭和18年創業の大阪西区の惣菜製造販売会社に作ってもらいました。イヤー懐かしい匂いに感激。コレですよ、コレならコッペパンのみならず食パンを焼いて乗せても合う。朝食に凄く便利だと思います。昭和30年・40年代の個人商店黄金時代の味を冷凍総菜として再現し、後世に伝えて行きたいと思っています。6月からわんまいるサイトで単品販売する予定です。その際は、ぜひ一度お試し下さい。

島根・石見ポークの一口カツを食べ易くリニューアル試食しました。

2023年4月4日(火)12時45分
縁結び出雲空港から車で2時間30分、JR広島駅から車で1時間20分。標高の高い中国山脈に囲まれた豪雪地帯の島根県邑南町。良質な伏流水が豊富な事から人口7千人の町にも関わらず、造り酒屋が3軒も軒を連ね、キャビアを獲るチョウザメの養殖、自然酪農による生乳・ミルクジャム・ジェラート・チーズの製造、幻の石見牛に石見ポークとA級グルメの町として中国地域では有名。石見ポークの特徴は、良質な伏流水を飲んで育っているので臭みが無くギトギトした脂身ではなく、加熱すると溶ける良質なオレイン酸を含む飽和脂肪酸で、溶けるから肉の目方が減り業界的に歩留まりが悪い事から敬遠され、その為に生産量が少なく流通も少なく幻と言われているイギリスが原産国のヘルシー豚ケンボロー種の石見ポークの脂身がなく、ヘレ肉かと思うもも肉の一口カツを少し薄くスライスして食べ易くリニューアルしました。揚げてくれたのは昭和18年創業の大阪西区の老舗惣菜製造販売会社のセントラルキッチン吉フーズさんに子供の頃に育ててくれたおばあちゃんと通った公設市場の入口にあった肉屋さんの味覚を再現してもらいました。いやー見た素朴で懐かしい感じでコレは旨そう。揚げる時間1分違い。少し揚がり過ぎているので170℃4分で依頼しました。カリッと中は柔らかく旨味があり「石見ポークの一口カツ」リニューアル成功です。何とか単品ではなく、おかずセットに使えないか交渉するようにお願いしました。ウスターソースをたっぷりかけて食べると昭和30年40年代の光景を思い出し目頭が熱くなります。

冷凍おかず「瀬戸内海産太刀魚と茄子の揚げびたしみぞれ添え」2回目の試食。

2023年4月4日(火)12時30分
ここ数年漁獲量が激減していた元々瀬戸内海の初夏~初秋にかけての特産だった太刀魚。温暖化の影響で北へ流れ、東京湾~東北でも獲れるようになり、瀬戸内海から姿を消したかと思いきや、今年は2月中旬頃から獲れだして豊漁みたい。早速骨を取り除いてドレス上にカットし、粉を打って茄子と一緒に油でサッと揚げ、秘伝の出汁に浸けた「太刀魚と茄子の揚げ浸し」を香川県さぬき市の安岐水産さんに作ってもらいました。大根おろしを添えて流水で解凍してみると、茄子の鮮やかな事。。見るからに美味しそう!食べても旨い。カリッと揚った太刀魚が出汁を吸った大根おろしに塗されて冷たくて旨い創作料理です。どちらの食材も初夏~初秋までが旬。冷酒で一杯と想像しただけで生唾がゴックン。早くメニューにいれて欲しいと思いました。そもそも揚げ浸しを流水で解凍する発想がない。なんでも試してみなけりゃ分かりません。

冷凍おかずセット「わんまいる健幸ディナー(湯煎・流水)1202号」(4月3週目、出荷開始 4/13)を検食しました。

2023年4月4日(火)12時02分
温かく食べる料理は湯煎・冷たく食べる料理は流水解凍して器に盛り付けるだけの簡単料理、国産食材100%・ご当地ブランド食材を使ったメニューも豊富、ひとつのセントラルキッチンではなく和・洋・中とそれぞれ専門調理会社に委託製造して主菜1品・副菜2品を神戸市にあるわんまいる冷凍センターでセット組して出荷しています。管理栄養士白井瞳先生による栄養バランスをチェック1食平均400kcal以下・糖分30g以下・塩分3g未満・タンパク質15g以上の冷凍おかずセット「わんまいる健幸ディナー」を週に一度出荷直前の商品を大阪駅前梅田本社オフィスに持ち帰り検食しています。万に一試食と異なる料理が有れば全部やり直しになるので一緒に参加する商品企画部長やバイヤー達も真剣そのものです。

1食目「主菜/高知県産さわらの照り焼き」「副菜/大豆の五目煮・ほうれん草のお浸し」セット。さわらに椎茸としし唐が添えられてあり、さすが高知市内では知らない人がいない程有名な土佐料理・寿司・割烹「おらんく家」を創業され、大阪北新地で「おらんく家」はじめ料亭・ステーキハウス等を営む老舗高級料理屋さんの南国市にあるセントラルキッチンで作ってもらっているだけの事はあり、仕事が丁寧で非の打ち所がありません。大豆の五目煮も素朴で田舎風で美味しい。山陰地方最大の漁港鳥取県境港の郷土料理「ののこめし」製造元のこめや産業さんに作ってもらっています。ご両親もご兄弟とも料理一家の浜田家。長男が後を継ぎ、次男は何と有名ホテル「星や東京」で総料理長をされています。

2食目は、「主菜/宮崎県ご当地グルメチキン南蛮タルタルソース」「副菜/温野菜サラダ・キャベツとコーンのコールスロー」セット。元々洋食屋のまかない料理を独立した店でタルタルソースを添えてメニューとして売り出して人気となり、飲食店で広がって鶏王国宮崎県がご当地グルメとして奨励した事で一躍有名になり、一般家庭でも作られるようになったそうです。タルタルソースを開発された都城市ネオフーズ竹森さんに作ってもらっています。独特の衣具合と酸味、これに甘くて濃厚なタルタルソースがバッチ・グー。むね肉ですがパサつきもなくて食べ易く、ご飯と一緒にいくらでも食べられる危険なご当地グルメです。

3食目は、「主菜/東北産みやぎ豚丼の具」「副菜/厚揚げとわかめの旨煮・白菜の昆布漬け」セット。山形県と宮城県の中央を跨ぐ豪雪で知られる蔵王山脈太平洋側の緩やかな斜面で育てられている東北和豚。良質な伏流水を飲んで育ったので臭みはなく、加熱すると旨味成分イノシン酸と一緒に飽和脂肪酸が溶けて玉ねぎの旨味成分グルタミン酸と出汁とが三味一体となり抜群に旨い。つゆだくにしているのでご飯に乗せてかけてがっつり食べられます。僕が20年若ければキッチンカーで豚丼専門店を開業するのだけどと食べる度に思う品質と美味しさ。副菜の山形県にある老舗漬物屋さんに作ってもらっている白菜の昆布漬けは、七味と醤油をかけて食べると最高。豚丼にバッチリ。

4食目「主菜/国産豚肉100%ロールキャベツトマトソース煮込み」「副菜/ほうれん草と蒸し鶏のソテー・フレンチポテト」セット。ナイフで切っても型崩れしないように手でしっかり包んだロールキャベツ。ホールが残るトマトソースで煮込まれてロールキャベツに染み込んでかなり美味しい。僕は自宅で食べる際にはバゲットを焼いてワインで楽しんでいます。

5食目「主菜/徳島県産筍入り石見ポークの酢豚」「副菜/茄子と白ねぎの中華煮込み・ほうれん草ともやしのナムル」セット。脂身が少なく赤身が美味しい島根県邑南町の石見ポーク。僕の様に脂身が苦手な方でも美味しく食べていただけます。

今日も主菜5品と副菜10品を検食しました。出荷OK!

大分郷土料理「りゅうきゅう」セットを流水解凍して夕食に食べた。

2023年4月3日(月)19時10分
今日は仕事帰りにスポーツジムでサウナだけ入り自宅に戻って冷凍おかずセット「わんまいる健幸ディナー」を食べました。今夜の献立メニュー主菜は、大分郷土料理「津久見ぶりのりゅうきゅう」。大分特有の甘い醤油ベースのタレに漬けた魚の刺し身です。



昔沖縄の漁師から伝わった事から琉球(りゅうきゅう)と名付けられたと聞きます。但し、同じ大分県でも南の方では「ひゅうが丼」と呼ばれており、コレは日向の方から伝わったとか、風がヒューヒューと吹くからなどと言われており、一部では熱いご飯に乗せて食べる事から「あつめし」とも呼ばれています。



潮の流れが速い豊後水道で育てられた特産のぶりは、繊細な刺しが入りとろみのある。味醂が効いた甘口醤油ダレをかけてご飯に乗せて食べると最高に旨い。そして熱燗をグイっと飲むと堪らん。レンジで解凍するお弁当では扱う事が出来ない流水解凍ならではの料理です。副菜は「茄子と人参と南瓜の揚げ浸し」。サッと油で揚げで直ぐに出汁に浸ける家庭では中々出来ない。京都山科発祥の料理屋メニューだと聞いています。



それに徳島県南部地方で採れた筍に、同じく徳島県鳴門産のわかめを使った「若竹煮」です。コリコリした筍の食感と滑らかなわかめの食感が対照的で、良い出汁が出て本当に旨い。



燗酒が合う。郷土料理に日本の春のおかずの代表格を日本酒で楽しむ。いやー日本に生まれて来て良かったと思う。ホッとするなぁ。。梅干しが残っているからご飯を少しお替りしてお茶漬けを食べてご馳走様。