2023年3月26日(日)11時40分
今日は美味しい刺身が食べたくなり、さあどこへ行こうか。。というのも梅田界隈では、刺身定食と言っても大抵がメインの刺身のボリュームが少なく、天ぷらやひじき煮など他のおかずの方が多い店が多く、名前通りの刺身定食を提供する店が唯一磯丸水産だったのに、コロナの行動制限が解除されてから人手不足か、夕方17時以降からの営業に変わり、刺身ランチを食べれる店がなくなった。。そこで定食メニューには無い単品メニューの刺身盛合せがリーズナブルな価格で食べられる1965年(昭和40年)大阪ミナミ千日前(難波花月斜め前)で創業した「たよし」(旧ホームラン食堂)の曾根崎店に行き、超お得な各種定食に目移りしながらも振り切り、単品メニューの刺身6種盛り合せとご飯セット(ご飯・漬物・味噌汁)を注文。
各テーブルに置かれているふりかけをご飯にかけて暫くすると豪華に盛られた刺身6種が運ばれて来た。
おおっ!身厚い刺身に感動。コレで1,480円(税込み)はお値打ちだ。
まぐろの赤身・鯛・帆立貝・サーモン・蛸・ヒラマサだ。中々ヒラマサなんて口に出来ない代物。だから居酒屋の本日入荷お任せの刺身盛合せはお値打ちです。先ずは赤身から。。
モチモチして旨い。大きなサイズの鯛は天然物で正に乗っ込みの産卵時でピンク色になっている桜鯛。コリコリして旨い。
そして久しぶりに大きな帆立貝の貝柱を刺身で味わう。
甘い!ウワーとろサーモンだ。こんな肉厚に切って採算合うのかと心配する刺身で堪らん。
そして今年は早々各地で水揚げし出した蛸のボイルは、コリコリして弾力があり美味しい。
そしてヒラマサ。カンパチでもブリでもないこの歯応え。背にも関わらず繊細な脂の乗りで、久しぶりのヒラマサの刺身を頂いた。
おそらく島根県隠岐の島周辺で獲れて境港経由で直接か大阪市中央卸市場で仕入れたかだろうと勝手に想像しながら噛みしめた。次々にお客さんが名物のボリュームあるお値打ち定食目当てにやってくる。満席状態。知る人ぞ知る「たよしの定食」。単品もお値打ち品ばかりなので、ご飯セット300円と食べて見ても楽しい。肉厚の刺身盛合せを堪能。ご馳走様でした。