昨日も一昨日に引き続き、気温が下がる晩秋から冬にかけてのメニューの試食です。外は連日30度を超える真夏日ですが、本部では気温が下がり寒くなる時期の煮炊物の商品開発に懸命です。
1品目は、京都桂茶屋さんにお願いして作ったもらった牛肉のすき焼の3回目の試食です。前回は牛肉が凄く少なかったので多くしてもらいました。カップ入りから真空袋湯煎解凍に変更してもらいました。牛肉も柔らかく仕上がっていて大変美味しかったです。OK!
2品目は、同じく京都と京食さんから提案頂きました、親子丼の具です、見た感じ凄く美味しそう!卵がトロトロで半熟状態、なかなかこのように冷凍して解凍した場合上手く出来ません。
食べると見た通り柔らかくて卵が半熟状態でトロトロの口当たりが凄く美味しいです。200g450円と少し高いとうちの社員は言いますが、僕はこの味ならお奨めします。
この味、なかなか出来ませんよ!
3品目は大阪中央卸市水産仲買卸で阪急百貨店にもお店を出店されています、株式会社三恒三代目社長から赤魚の煮付けとカレイの煮付けの提案をいただきました。
煮付けは今回初めてで味を見て欲しいとの事、少し濃いだし汁ですがこれが酒飲みには、たまりません。
ここ数年、毎年のように薄味になって来ていますが、しっかり炊き込むとこのような魚からの旨みもダシに混ざりトロッとした煮込み汁になります。これが何とも言えんのです。これに牛蒡、豆腐など一緒に炊き合わすと他のおかずは要りません。
まぁ、冬が旬の根魚を煮付けでいただく、まさに四季を感じる逸品です。
4品目は秋の代表する旬の種子島産安納芋の焼き芋です。熟成した安納芋を遠赤外線オーブンで焼いたものを急速冷凍しています。レンジで簡単に解凍して食べれます。皮はカリッと中はトロトロの熟成蜜芋です。僕はトロトロ過ぎて余り美味しく感じませんでした。女性の方には受けるのでは?
5品目は元全日空ホテル総料理長山下シェフレシピ調理指導いただいた関西スーパー創業者のお孫さん経営の食品加工製造会社阪神フード北田社長に依頼して今年大ブームのフレンチトーストを作ってもらいました。
有名ホテルのシェフが作ると、ロイヤルホテルさんや帝国ホテルさんもそうですが、全ての料理が意外と濃厚な味でないのが特徴でシンプルにあっさりと仕上がっています。市販のものに慣れているので濃厚さが物足りません、いわゆる上品な味です。
理由は他のメニューとのバランスを考えてのことだということで、例えば、一緒に飲むワイン、或いは前後に出てくるコースメニューに配慮しての味付けだと、そう言えばランチに食べる単品、パスタ、グラタンの味と比べたらいけませんよね!
しかしこのことをお客様に伝えないと、単に味が薄いとしか感じられないと思います、要注意。
6品目は埼玉県のドーナツ専門店から濃厚で、“しずる”感のある味わいのドーナツ、プレーン・さつまいもチョコレート三種類をいただきました。
特に気に入ったのは卵と生クリームバターを多めに使っている濃厚な味のプレーンドーナツはとても美味しかったです。8個390円、1個50円とは値段を聞いてビックリ!これはお買い得です!!
今日のピカイチは、悩むところですが、大阪中央卸売市場仲買卸加工の三恒さんの魚の煮付けです。
堀田