堀田のうまいもん日記 vol.36

先日(4月17日)は、平素から大変お世話になっております、ザ・ぼんち おさむ師匠の奥様あやさんの誕生日会を毎年おさむ師匠ご夫婦とご一緒させて頂いており、今年はリッツ・カールトン大阪のイタリア料理「スプレンディード」に行って来ました。ロビーは外国人の方々で賑わっており、観光客が凄く増えていることを実感。19時に待ち合わせをして、店内へ。既に大勢のお客様でほぼ満席です。雰囲気は天井が凄く高くて、さすがリッツカールトン!外国のホテル・レストランの雰囲気が漂っています。既に誕生日として予約していましたので、お店からのサービスとしてシャンパンが注がれ、お酒が飲めないあやさんはペリエ、弊社山脇はウーロン茶を…最初にお決まりの三種類のパンがオリーブオイルともに出され、別途バルサミコ酢も一緒にだされ少しオリーブオイルにたらすと酸味が合って以外と美味しいです。・・・・

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一品目の前菜は、フォアグラのソテーとイベリコハムに雑穀で焼かれた薄いトースト、燻製のような味のバニラ風味のいちじく、リンゴのコンボード、コクが凄く残るファグラのソテーはもう少し重いカベルネか辛口のシャルドネを頼めばと後悔しました。ちなみに頼んだのは飲みやすいメルローでした。(反省…)二品目はドライポルチーニ茸とオニオンのカプチーノ仕立てトリュフトスカーナカントゥッチーニです。初めて食べるドライボルチーニ茸も凄くコクがあってオニオンを入れなければ、ちょっとしんどいと思う味・・・カップで出されるところがにくい演出で、トリュフトスカーナを手で割ってスープの中に入れて食べるのがおしゃれでさらに味を引き立ててくれました。・・・・

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三品目は、オニオンフォンダンラビオリ カステルマーニョチーズ バジルオイルと赤蕪のクーリがパスタの代わりに出されました。・・・正直初めて食べるメニューでどうやって食べるのか?サッパリ解りません…わかりやすく言えば、パイ包みの周りにソースが飾られており、そのソースをパンに漬けて食べる。。。これまた美味しい。そしてメインデッシュが運ばれ、なんとキンキのパンフライ シトラスフェンネルとラデッシュのサラダ 菊芋のソテーとシャルドネ風味のクリームです。一口食べるなり、おさむ師匠も「これは美味しい!」・・・・と言うぐらいキンキ特有のアノ味が口の中に・・・・日本で食べるイタリア料理は、世界一美味しいと思いました。・・・・理由は簡単で、イタリア料理は日本料理と同じく素材を楽しむ料理です。素材を活かすのは出汁です。出汁は鉱水では出ません。日本の軟水だから素材の味をしっかり引き立たせ美味しく味わう事が出来るのです。二品目のドライボルチーニ茸オニオンスープトリュフトスカーナのスープはまさに日本の軟水ならではの絶品なのです。

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デザートはシェフ直伝のストロベリーティラミス、サクッとしたクッキーをストロベリーのやわらかいムースをつけて食べるちょっと変わったデザートです。添えてあるカプチーノを飲みながら食べると、ほろ苦い大人のデザートになり、これまた最高でした。最後にオリジナル紅茶、ダージリンにシナモンとジャスミンをブレンドしたさわやかなティーでお口さっぱり。。。一緒に出てきたのは、ドライフルーツの苺のチョコレートがけ。あまおうなど糖度が高くみずみずしい苺にはまっている私には、ちいさな酸味のある苺にチョコのトッピングは今一でしたが、一緒にだされたマカロンは生マカロン?と思うぐらいふんわりしっとりとして大変美味しかったです。

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いゃーさすがリッツ・カールトン。しばらくはリッツのとりこになってしまいそうなメニューとお味と雰囲気と接客でした。。。。。。