わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (1/22~1/28お届け分)

 一般的なミールキットや宅配食はその会社のセントラルキッチンで製造されていますが、弊社はあえて自社工場を持たず「餅は餅屋に聴け」の諺通り、献立メニューに合わせ、魚は漁港近くや卸売市場場外の水産会社(魚屋)、肉は精肉会社(肉屋)、野菜主体の副菜はカット野菜兼食品製造会社。それに、とり天や唐揚げは大分県の専門店、チキン南蛮は宮崎県の専門店、芋煮は山形県の専門店などそれぞれの調理を得意とする各地の専門食品製造会社様に製造委託して神戸市東灘区のわんまいる冷凍センターで主菜・副菜をセット組みし、週5日間の献立メニューを週替わりでお届けしています。1988年(昭和63年)9月に創業以来全国各地を訪問して地元で評判の生産者やメーカーと提携して今年で34年目を迎えます。これからも日本各地を訪問して全国的に有名でないその地域ならではのこだわり商品を開発してご紹介して参りますので宜しくお願いします。それでは今週お届けする各地の専門店さんが作る献立をご紹介させて頂きます。

1食目の主菜は、「宮城県産 金華さばの塩焼き」です。世界三大漁場の一つ「三陸」その中でも親潮と黒潮が交わる漁場金華山周辺の根に生育する回遊しない鯖で、一番近い漁港、宮城県石巻で水揚される鯖は「金華鯖」と呼ばれ、地元ミノリフーズさんで水揚された鯖を直ぐにフィレ加工して貰いました。旨味をぎゅっと閉じ込めていて、やわらかく食べやすいです。副菜は群馬県大田市のカット野菜・食品製造会社三和食品さんに作って貰った「なめこおろし」と、もう一つの副菜には、大阪の老舗惣菜製造会社服部恒のセントラルキッチン吉フーズさんに作って貰った出汁がよく染み込んだ「ほうれん草、人参、厚揚げの炊き合せ」をセットにしました。

2食目の主菜は、「境港産とろイワシの梅煮」です。昭和30年島根県隠岐の島より鳥取県境港に渡り水産品の製造を始めた小倉水産食品さんに骨まで食べられるようじっくり炊き上げていただきました。骨が殆ど気にならない程柔らかく、全く臭みも無く、いわし嫌いの僕が美味しいと好んで食べる梅煮です。梅干しのクエン酸が、代謝を活発にさせ、疲労回復につながります。副菜には、ほくほくとした食感の「じゃが芋の煮ころがし」と、徳島県阿波市のカット野菜食品製造業の徳冷さんに作って貰ったさっぱりとした味わいの「ほうれん草と春雨の酢の物」をセットにしました。

3食目の主菜は、「東北産 みやぎ豚丼の具」です。多くの牛タン専門店のメニューの製造を手掛ける宮城県のフクベイフーズさんに国産の豚肉と玉ねぎを使い、醤油ベースで仕上げてもらいました。玉ねぎの甘味と豚肉の旨味がマッチしてご飯が進む一品です。副菜には、大阪東部市場で青果卸を親会社に持ち飲食店やホテルに野菜主体の中食を製造販売されている大つるさんに作ってもらった歯ごたえの良い「きんぴらごぼう」と、さっぱりとした味わいの「小松菜のお浸し」をセットにしました。

4食目主菜は、国産鶏肉を使った「国産チキンカツ」です。山陰名物じゃこコロッケの発売元である境港の小倉水産食品さんにサクサクとした食感になるような揚げ温度と時間で調理して貰いました。お好みでソースをかけてお召し上がり下さい。副菜には、トロッとした食感がくせになるトマトの酸味が爽やかな「茄子のトマト煮」と箸休めに「キャベツと枝豆のコールスロー」をセットにしました。キャベツに含まれるビタミンUは胃酸を抑えたり、胃腸を守る働きがあります。

5食目の中華主菜は、「鶏むね肉の中華風ピリ辛炒め」です。鶏むね肉を揚げて玉ねぎとピーマンと一緒にピリッっと辛みをつけて仕上げました。ご飯がすすむ一品です。副菜は神戸市元町の中華街を主に関西の中華料理店に卸されている点心専門のタイカイさんが作った豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」と大つるさんが作った千切りごぼうと人参の少し酸味を効かせた胡麻ドレッシングで和えた「国産ごぼうサラダ」をセットにしました。

今回のセットには8社の食品製造会社様が携わってくれています。どうぞお楽しみください!

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