わんまいる堀田代表の献立メニュー紹介 (5/1~5/7お届け分)

中学3年から始めた酒販店のアルバイト、夕方一般のご家庭に配達すると一家団欒の和やかな様子に、幼い頃に両親が離婚して祖父祖母に預けられ育った僕は何か温かいモノを感じて一般家庭を対象にした宅配専門店を目指しました。
毎日愛飲しても飽きないお酒やごはんやおかず、当時御用聞きでは旬のモノや行事食をご紹介して注文を取っていました。何百年も飲み継がれる地酒や食べ継がれるお米にご当地おかずなど、独立して以来33年間全国各地を回り出逢った食材を使い各地域の老舗の専門店に作っていただき、日々食べるおうちおかずをご提供させていただいています。では今週お届けする献立をご紹介させていただきます。

1食目の主菜は、「北海道産鮭のレモンペッパーオイル焼」。大阪市中央卸売市場で仲卸 “鮭の三恒”の異名を取る株式会社三恒の三代目三上社長が自ら産地で目利きした北海道産の鮭をレモンピール・唐辛子・レッドベルペッパー・パセリ・マスタードといった香辛料を混ぜたオイルで焼き上げました。オイルソースが素材をコーティングして蒸し焼き状態になるので、鮭の身が柔らかくジューシーに仕上がっていて、レモンの爽やかな香りが食欲をそそります。箸で身をほぐしてオイルに浸けると美味しいです。副菜には、ひよこ豆・青えんどう・赤インゲンをトマトベースで煮込んで香りと風味が良い「3種豆のトマトソース煮」と、サイコロ状にカットしてホクホクとした食感を感じていただきたい「じゃが芋とツナサラダ」をセットにしました。僕はパンを焼いてワインで楽しんでいます。

2品目の主菜は、「石見ポークとキャベツのチャンプルー」。キャベツのビタミンCと豚肉のビタミンB群やたんぱく質で疲労回復や美肌効果があって相性がすごく良い組み合わせ。石見ポークは、島根県邑南町で生産され、脂身が少なく赤身が美味しいと定評ある健康豚です。玉子と一緒にからませたチャンプルーは、和風出汁が具材全体に良く染み込んでご飯が進む一品です。副菜には、彩りも良く、優しい味わいに仕上げた「茄子、人参とかぼちゃの揚げびたし」と、大分豊後の名物で、鶏の旨味があふれ出る「とり天」をセットにしました。茄子のカリウムが血圧を下げて、豚肉のたんぱく質が丈夫な血管作りの手助けをしてくれます。

3食目の主菜は、「四万十ポークと淡路島産玉ねぎの肉じゃが」です。単品販売でも売上ベストテンにはいる肉じゃがは、高知県四万十町で養豚されている、ほどよい脂身があって、甘くてとろける脂身が特徴の四万十ポークと、北海道産のじゃがいも、淡路島産玉ねぎを使っています。大きめにカットした食材に、四万十ポークの旨味と出汁がじっくりしみ込んでいて、おふくろの味を感じられる一品です。淡路島内及び関西一円のホテルや飲食店に卸されている明治初期淡路で創業した沖物産さんに作っていただきました。副菜にはカルシウム、鉄分、食物繊維が豊富なひじきと、消化吸収率の高い大豆を組み合わせた「ひじきと大豆の煮物」ともう一品には、カロチン、カルシウム、鉄が豊富な青梗菜を栄養価の高いかつお節を使い、あっさりした風味に仕上げた「青梗菜とうす揚げのおかか和え」をセットにしました。

4食目洋食メニューの主菜は、「北海道産じゃが芋と玉ねぎのビーフカレー」。1.5mmにスライスした国産牛バラ肉に、北海道産のじゃが芋と人参を入れて、食感をしっかり残す感じで煮込み、サルサソースを加えてスパイシーに仕上げました。レトルトではない手作り感をお楽しみください。副菜にはβカロテンやビタミンC、カルシウム、ビタミンEなどが採れる副菜をと思い、サラダ代わりにほぐした蒸し鶏とほうれん草・人参を炒めた「ほうれん草と蒸し鶏の炒め物」と箸休めとしてさっぱりとした酸味の「玉ねぎとピーマンのマリネ」をセットにしました。

5食目の中華メニューの主菜は、「国産鶏のチリソース」です。全国主要百貨店に、中華惣菜専門店を展開している神戸本社のフーズバレットさんがつくるだけあって本格的で、ピリ辛味が染み込んだ柔らかい鶏肉が絶品です。湯せん調理するだけで出来立ての本格中華を味わって頂けます。副菜には、彩りもあって、ごま油の香ばしさが香り中華に合う「ほうれん草と人参のごま油風味」と、豚の旨味がぎゅっと詰まった「国産ポーク焼売」のセットです。生活習慣病予防や老化抑制効果のあるリコピンを含むトマトの入ったチリソースによく合う焼売を合わせました。

今週も和食、洋食、中華と多彩なメニューを各専門店で丹精込めて作ってもらいました。適塩・適糖、バランスよくしっかり食べて免疫力低下を防ぎましょう。次回もお楽しみに。

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