2022年1月20日(木)19時30分 世界三大漁場に数えられる三陸沖で獲れた”旬の真鱈”を地元石巻漁港の買参権を持つ水産加工・食品製造会社のミノリフーズさんに90℃の低温個包装真空調理で煮付けてもらいました。
なんと言っても魚は鮮度が大事!水揚してその日に加工・調理するのが一番良い。だからわんまいるでは産地や市場近くの食品加工・製造会社さんに製造を委託しています。皮も上手く剥れ、身もポロッと取れて煮汁に浸けて食べると身がプリプリして柔らかく美味しい。
日本の沿岸で獲れた真鱈は鮮魚として地元の旅館や飲食店へ回り、スーパーなどで鍋用やフライとして売られているタラは海外の北洋で獲れたモノが多く、味も食感も全く違います。僕は食べず嫌いの方に食べてもらい日本近海の魚はこんなに美味しいのだと知って欲しいのです。
鮮度の良いうちに加工してきちんと調理すれば美味しいのです。臭くない、皮もヌルヌルしてなく上手に剥がれる、骨も少なくて食べ易い事が魚の苦手な人には必要だと思っています。
美味しい料理を食べると少し不味くても食べられるようになります。いわゆる「食べず嫌い」と言われる所以です。要するに美味しい食を食べた事が無いのです。この事は一番最初に冷凍ミールキットを作る際に教わった真空調理の第一人者元帝国ホテルの料理長 石川シェフから「堀田社長は食べず嫌いだ」と言われ、石川シェフ自ら僕の為に「良い食材」で「上手に調理」して食べさせてくれました。それまで口に出来なかった料理が食べられてビックリ仰天。一旦食べれるようになると少しぐらい不味くても食べられるようになりました。
好き嫌いが無くなると栄養が偏らず、何よりも美味しく食べると唾液の分泌が増えて消化が良くなり体内への栄養の吸収も良くなると友人の元大阪大学の免疫学専門の医学博士廣瀬まゆみ先生から聞きました。
健康な人は良い人、良い人と書いて「食」と呼ぶ。食歴は学歴よりも大切だとに日本食育コミニュケーション協会の石原奈津子代表は言います。
和食の基本は、主菜・副菜・副々菜「三菜」と主食のご飯に味噌汁か漬物。今夜の献立は 、「主菜/鱈の煮付け」と「副菜/山形県最上舞茸と玉ねぎの卵とじ」と「副々菜 /柚子大根味噌仕立て」の三菜セットでした。熱燗で晩酌を楽しんだ後に紀州南高梅の梅干しでご飯を頂きました。
沸騰させた状態で5分間湯せん、一緒に日本酒も浸けて熱燗に、レンジとは全く違う日本酒の味わいです。旬のタラの煮付けを熱燗で味わう。いやー日本の冬ならではの醍醐味です。今日も一日お疲れさん。