海の幸 山の幸豊富な高知へ食材開発の旅 2日目【高知県】

高知グリーンホテルはりまや橋を9時に出発して、弊社冷凍ミールキット「健幸ディナー」を一部作ってもらっている「なんごく流通団地」にある株式会社マーク様が営む巨大なまねき猫がシンボルマークのセントラルキッチンへご訪問させていただきました。



勝田常務が出迎えてくれ菖蒲工場長がセントラルキッチン内をご案内してくれました。中でも冷凍しても細胞を壊さない効果がある氷温熟成庫を見せていただき感動。両面冷蔵庫の全面ショーケースで一次加工場と調理場を仕切っています。多彩なメニューに対応する為に中型のスチコンとブラストチラーが一対になった什器がずらりと並んでいて、連続式のフライヤーも有り、中型と大型の回転釜が3機導入され、クリンネスが行き届いた調理場を見て感動。最後真空パックの後に金属探知機とエックス線が一体になった異物混入を発見する機械も導入されています。別棟ではピザやバン・焼き菓子なども製造する厨房も見学させていただきました。事務所に戻って今後の献立メニュー開発のご相談をさせていただきました。



次に向かったのは四万十鶏の精肉加工会社三栄ブロイラー販売様です。〆て電気ショック・羽取り・洗浄・吊るし解体・加工とすべてのフルラインを人で行う神業で食鳥加工工場を見学させていただき、四万十鶏の提供をお願いしました。


ウクライナ情勢で過去経験した事が無い程値上がりしていて大変だとお伺いしました。四万十鶏は大阪の精肉会社を通じて何度か取り扱わせていただきましたが癖が無く臭みも無く血合いも無く柔らかくて弾力があって食べ易い鶏肉なので是非地元のマークさんで調理して欲しいと願っています。

今回も、充実した高知県食材開発の一泊二日の旅でした。お疲れ様です。

海の幸 山の幸豊富な高知へ食材開発に出発【高知県】

今回は、高知県庁地産地消・外商部のアテンドにて2022年4月18日に竣工式を行った高知県長尾郡本山町の高知県最大規模を誇るバイオマス発電を利用したビニールハウス「パブリカ農園」に訪問。



実はこのビニールハウスには代表の学生時代からの親友である平野様が経営する鉄鋼商社及び製鉄所「日世通商」の鉄が使用され、前々からパプリカの使用を頼まれていたので、今回高知県庁さんと訪問。出迎えてくれた松井部長様に広大な園内を説明いただきました。



オランダの栽培システムや自動の高所作業台車が導入され、少人数でも栽培・収穫できる全自動システムを導入されています。収穫も作業台車に人が乗ると自動で動き手でもぎ取るだけ。



高齢者の方でも収穫可能。温度や湿度はコンピューターが自動で調整してれます。パブリカは10メートルほどの高さまで成長し一年間で5回収穫できるとの事。季節を問わず年間栽培できるのは働く人にとっても好都合。赤・黄・緑と3種類を栽培されています。


今回は高知市内に本店があり、大阪北新地にも展開する「おらんく家」をはじめ割烹・料亭・ステーキハウスの運営に大手百貨店や自社通販サイトでもおせち料理はじめギフトなど取り扱われいる株式会社マーク様の南国市にあるセントラルキッチンでわんまいるの健幸ディナーを一部作ってもらっているのでそちらで使ってもらいたいと訪問。

但し、収穫したパブリカそのものをセントラルキッチンには持ち込めない為に洗浄・カットしてくれる加工会社が必要な為、高知県庁地産地消外商部に紹介いただき、高知市にある高知県中央青果市場場内の仲卸及び野菜加工会社の羽方青果様に訪問。
水曜日で市場が休みにもかかわらず羽方社長が親切に最新の機器を備えた加工場をご案内いただき丁度年間通じで高知県産のパプリカを提供してくれるところが無いかと探してところだったとうかがいました。これはタイミング良い!マークの勝田常務も大阪から来てくれて南国市と大阪のセントラルキッチンの責任者の菖蒲工場長におらんく家本店の片山支配人も同席いただき打合せしました。これで「生産・加工・調理」の工程が完成すれば後は弊社センターに納品(流通)してセット組みし発送(販売)すると言う流れです。

その後、全国の主要百貨店・高級スーパーなどで販売されている四万十町本社のハマヤさんの高知市内にある鰹の藁焼き工場へ訪問。ドラム缶に藁をくべて豪快に焼き上げています。



脂がジュワーとしたたり落ちる良質な鰹を使用されています。早速事務所で試食させていただきました。見るからに美味しそうで生臭くなく皮面がしっかり焼かれています。これが「たたき」と「藁焼き」の違いだと思っています。船内冷凍した鰹を凍った状態で表面だけを焼き上げるのがハマヤさんの美味しさの秘訣だと聞きました。そして急速冷凍するので中身はワンフローズンとの事。だから生臭くなくて美味しいのだと納得。わんまいるでも是非取り扱わせて欲しいとお願いしました。出来れば冷凍ミールキットの献立メニューにも採用させていただければお客様に喜んでいただけると思いました。


そこから高知県庁に向かい、産業振興課地産地消・外商部にご挨拶させていただきました。