シーフードショー大阪で見つけた長崎県産アイゴ(地元名バリ)を試食【わんまいる】

2022年4月27日(水)12時40分
先日大阪南港ATCホールで開催された第19回シーフードショー大阪の長崎県漁連のブースで見つけた「アイゴ(地元名バリ)」のサンプルをもらい「塩焼き」「煮付け」「フライ」と弊社テストキッチンで調理して試食してみました。昔石鯛釣りにハマっていた時、外道で良く連れて針に毒があるので釣り針を外すのが大変で、鮮度が早く落ちるので持ち帰る事も出来ない魚で磯臭さもあり食用と出回らず駆除する為に獲っているとの事。ところが手で触らなくても機械で三枚におろしてくれ急速凍結自動真空機械も出来たので一次加工は出来るようになったとシーフードショー大阪で紹介され僕の目に留まりました。衣をしっかり付けてフライにすると身の匂いが一番出るのでわかりやすい。フライから試食するとカリッと揚り離水が無く身が締まっています。食感は良い。癖があると前評判があったので恐る恐る食べると美味しい。下味を意識して行っているのが解ります。

煮付けを試食しましたがこれも美味しいです。身が白身で淡白で脂も適度にあってパサつかず旨い。弊社のキッチンでこの味ならそれぞれの得意な料理のセントラルキッチンで調理すればもっと美味しくなると思いました。

最後に塩焼きも食べましたが身が反り返る程新鮮で魚加工機械と凍結機の進化を感じました。

早速長崎漁連さんに連絡差し上げ献立メニューに採用したいと思いました。東京電力の魚食振興プロジェクトの春山部長も美味しいと驚いていました。

 

第19回 シーフードショー大阪:大阪南港ATCへ行ってきました 【わんまいる】

2022年4月14日(木)12時45分 
連携協定を結んで17年になる島根県ブランド推進課様はじめ宮城県水産業振興課様など北海道~沖縄まで各県のご担当も応援に駆け付ける第19回シーフードショー大阪が住之江区南港のATCホールで開催されているので行ってきました。

先に同時開催されている食品通販展示会へ。お目当ての日本オイコス株式会社「うぶすな」さんのブースに立ち寄り、

取り扱い品目に書かれていたミートローフ・メカジキのレモンソース・ロールキャベツを見に行くと見当たりません。ブースにいるうぶすなの社長にご挨拶するとわんまいるを以前から利用しているファンだと仰られびっくり仰天。私のブログも拝見して参考にされているとの事。残念ながら今日は持って来ていないので後日サンプルを送って貰う事に。

隣には来週21日(木)にお伺いする予定の朝日共販様が出店「生しらす:冷凍」を取り扱わせて頂いていて売れ行き好調。

釜揚げしらすも陳列してあるのでサンプルを貰うことにしました。

シーフードショーのブースへ移り、沖縄県・長崎県・佐賀県・鹿児島県など順番にブースを回り、目に留まったのは長崎県漁連さんの「アイゴ(バリ)のフィレ」。


石鯛釣りの外道で釣れる魚で、トゲに毒があるので危険ですが食べると脂が乗って美味しい魚です。その場でサンプルをいただき持ち帰って塩焼きと煮付けにして試食してみようと思います。お次は佐賀玄海漁業協同組合さんの「急速凍結:剣先いかの姿造り」。


いか丸ごと刺身になって真空パックしてあり美味しそう。試食するとコリコリして甘くて旨い。ギフトに送るとビックリすると思います。勿論自宅でいか素麺として七夕に冷酒で一杯と想像しただけで生唾が…。ブラックペッパーが効いたイカのオイル漬けも旨そう。


島根県のコーナーに行くと昨日8年ぶりに島根ブランド推進課に戻ってこられた山根食品グループリーダーが挨拶に来てくれて出店企業様を案内してくれました。宮城県ブースではマルサン松並商店が目に留まりました。ぶりの味噌漬け・ぶりの照り焼き・タラの味醂漬け・サクラマスの西京漬けに鮭の塩焼きなど北海道産の魚の漬けです。サクラマス是非取り扱いたいと思い後日連絡して訪問させてもらおうと思いました。


宮城県水産業振興課の職員も応援に来られています。オススメをたずねるとレンジでできる「まぐろかつ」や「ほたてグラタン」や「牡蠣グラタン」。美味しそうなのでサンプルをお願いすることに。大阪市中央卸売市場水産品仲卸大手の㈱三恒さんへ3年間修業に来て昨年家業に戻られたヤマサコウショウさんのご子息も参加されていて「いわし餃子」に、

かつおと昆布の合わせ出汁に漬けた「たらこ」「牛タンつくね」のサンプルを依頼しました。

その横の金華鯖の味噌煮も美味しそう。その場でサンプルをいただきました。

高知県のブースでは、来月訪問予定の興洋フリーズ水産様のところに行くと何とアメリカに留学していたご子息が戻り1年前から魚の皮で作った財布・名刺入れ・キーホルダーなど製造販売され出店。

捨てられる魚の皮を見て動物はバックやベルトなどに皮が使用されているのに何故魚だけが捨てられているのかと疑問に思い再利用出来ないか工夫と思考努力を重ね実用販売にこぎつけ1年前から専用サイトで販売。するとコスチュームや衣装に使いたいと問い合わせが殺到しているとの事。なるほどなぁ、水族館のお土産品としても最高だと思いました。チョーザメの皮迫力あります。
約3時間日本全国のブースを回り終了。今回も大変参考になりました。早速帰って整理してメールでご挨拶をさせていただこうと思いました。