高知県へ一泊二日で食材開発に行ってきました【わんまいる】

2022年5月25日(水)6時30分
今日は高知県庁地産地消・外商部のアテンドにて2022年4月18日に竣工式を行った高知県長尾郡本山町の高知県最大規模を誇るバイオマス発電を利用したビニールハウス「パブリカ農園」に訪問。



実はこのビニールハウスには学生時代からの親友平野が経営する鉄鋼商社及び製鉄所「日世通商」の鉄が使用され、前々からパプリカの使用を頼まれていたので、今回高知県庁さんと訪問。出迎えてくれた松井部長様に広大な園内を説明いただきました。



僕も以前から注目していたオランダの栽培システムや自動の高所作業台車が導入され、少人数でも栽培・収穫できる全自動システムを導入されています。



収穫も作業台車に人が乗ると自動で動き手でもぎ取るだけ。高齢者の方でも収穫可能。温度や湿度はコンピューターが自動で調整してれます。パブリカは10メートルほどの高さまで成長し一年間で5回収穫できるとの事。



季節を問わず年間栽培できるのは働く人にとっても好都合。赤・黄・緑と3種類を栽培されています。

今回は高知市内に本店があり、大阪北新地にも展開する「おらんく家」をはじめ割烹・料亭・ステーキハウスの運営に大手百貨店や自社通販サイトでもおせち料理はじめギフトなど取り扱われいる株式会社マーク様の南国市にあるセントラルキッチンでわんまいるの健幸ディナーを一部作ってもらっているのでそちらで使ってもらいたいと訪問。但し収穫したパブリカそのものをセントラルキッチンには持ち込めない為に洗浄・カットしてくれる加工会社が必要な為、高知県庁地産地消外商部に紹介いただき、高知市にある高知県中央青果市場場内の仲卸及び野菜加工会社の羽方青果様に訪問。



水曜日で市場が休みにもかかわらず羽方社長が親切に最新の機器を備えた加工場をご案内いただき丁度年間通じで高知県産のパプリカを提供してくれるところが無いかと探してところだったとうかがいました。これはタイミング良い!マークの勝田常務も大阪から来てくれて南国市と大阪のセントラルキッチンの責任者の菖蒲工場長におらんく家本店の片山支配人も同席いただき打合せしました。

これで「生産・加工・調理」の工程が完成すれば後は弊社センターに納品(流通)してセット組みし発送(販売)すると言う流れです。

その後、全国の主要百貨店・高級スーパーなどで販売されている四万十町本社のハマヤさんの高知市内にある鰹の藁焼き工場へ訪問。ドラム缶に藁をくべて豪快に焼き上げています。



脂がジュワーとしたたり落ちる良質な鰹を使用されています。早速事務所で試食させていただきました。見るからに美味しそうで生臭くなく皮面がしっかり焼かれています。



これが「たたき」と「藁焼き」の違いだと思っています。船内冷凍した鰹を凍った状態で表面だけを焼き上げるのがハマヤさんの美味しさの秘訣だと聞きました。そして急速冷凍するので中身はワンフローズンとの事。だから生臭くなくて美味しいのだと納得。わんまいるでも是非取り扱わせて欲しいとお願いしました。出来れば冷凍ミールキットの献立メニューにも採用させていただければお客様に喜んでいただけると思いました。

そこから高知県庁に向かい、産業振興課地産地消・外商部にご挨拶させていただきました。


ホテルにチェックインを済ませておらん家 本店で懇親会。



伊藤忠商事在職中に大変お世話になり定年退職後に高知県工科大学の教師として東京から移住された渡辺先生をお呼びして3年ぶりの再会。東京の南青山本社で経済産業省と農林水産省さんに参加頂いての買い物弱者対策事業に関しての意見情報交換会を月に一度2年間実施したことや冷凍ミールキットを台湾で販売しにご一緒させていただいた事など思い出話しに花を咲かせ県庁地産地消・外商部の大阪事務所山本様と山﨑企画監様も参加されマークの勝田常務と菖蒲工場長と片山支配人も同席いただきました。高知と言えば「皿鉢料理」。海の幸と山の幸の超豪華版をドカーンとご提供いただきました。こんな皿鉢料理は初めて。これだけの刺身は熟練の料理人でも中々真似は出来ないとのことで感動しました。

 

又、高知県のご当地グルメ「うつぼの唐揚げ」はこれまでも何度か食べましたが、今日は「うつぼのたたき」を提供いただき始めて食べましたが、淡白な味で燻製のような味覚で大阪泉州名物の鱧しゃぶにも似ているなぁ!と唐揚げとは全く別で凄く美味しかったです。


それに高級ネタの鮨の中でも鰻の白焼きにあっさりしたタレを塗ってある鰻白焼き鮨はパリッとした食感で凄く美味しかったです。



本日お伺いしたバイオマス発電利用のパプリカ農園と高知県立工科大学とマークさんとと高知県で産官学連携事業が出来ないかと渡邉先生から話が出て盛り上がりました。もうお腹一杯。。しじみ味噌汁で〆てお開き。豪華なご馳走をご提供いただき有難うございました。

「鰹の藁焼き」土佐清水ワールド梅田お初天神店でランチ【わんまいる】

2022年4月29日(金)11時50分
さぁ今日からゴールデンウィークと思うと旬の鰹が食べたくなり、鰹と言うと高知県を代表するご土地グルメ”鰹の藁焼き”。注文を聞いてから目の前で藁をくべて火柱を立て職人さんが焼いて格安で提供してくれる土佐清水ワールド梅田お初天神店に行きました。

既に8割がたのお客さんが入りお店に活気が戻って来ました。店長が笑顔で迎えてくれ、テーブルに備え付けのタッチパネルで「かつおの藁焼き定食」980円。ご飯小を注文(ご飯は大・小・おかわり自由)。

お店奥中央にある「天神」と書かれた焼き場で豪快に焼き上げます。

見ているだけで美味しそう。無料の宗田かつおの削り節が運ばれ、トロ箱(今は発泡スチロールだが魚の競りが終わり出荷される際に使われていた木箱)を見立てたお膳に鰹の藁焼き・鰹入り茶碗蒸し・ 味噌汁・ご飯・漬物を乗せて提供。

宗田かつおの削り節を味噌汁にたっぷり入れ て酢橘果汁入りのポン酢を鰹の切り身が浸かるぐらいかけてレモンを絞り、ニンニクスライス・青ねぎ・みょうが・玉ねぎスライスを乗せてがぶりっ!

噛むとモチモチした鰹の身と薬味とポン酢の旨味が混じり旨さが脳天に登ります。イヤー美味しい。冬は宿毛のぶりの藁焼き・春と秋は鰹の藁焼き・夏は四万十鶏や四万十ポークの藁焼きと年中藁焼きが楽しめる土佐清水ワールドさん、コスパ最高、いやー美味しかった。