昨日は全便欠航、今日は?・・・無事飛び、出雲空港へ着きました!スゲェ別世界です。

2018年1月25日(木)今日は7時25分の伊丹空港発で出雲空港に向かいます。昨日は雪の影響で全便欠航、JRで4時間を覚悟していましたが、6時の時点で欠航は無いとの情報で無事飛び立ちました。出雲空港へ着陸すると別世界です。スゲェ今年初めての積雪体験です。よくこれで着陸したな?と思うぐらいです。空港では島根県庁ブランド推進課の松本さんが出迎えてくれていました。いつもご苦労様です(感謝)。


一番に向かったのは出雲市宍道湖の隣にある神西湖畔で大正時代から料亭ひがしやを営む有限会社リープエンタープライズ様。対応頂いたのは三代目小林社長様です。30年度の県の補助事業六次産業化の申請をする為にアドバイザーとして任命を受けて今回で3回目の訪問で最終の打合せです。昭和の良き時代までは料亭も栄えていましたが、接待も無くなり個人顧客相手では宿泊が出来ない料亭の運営は厳しい。しかし神西湖の天然鰻や地元の食材を使った料理は人気で、全国から食べに来られます。実家を継ぐ為東京の吉兆で修行を積み、日本薬膳協会の役員も務められ島根県庁からは現代の名工として認定され、大手百貨店からも出店の要請が多く全国飛び回られています。そこで卸して欲しいと言う声に応えるべく厨房設備を冷凍食品製造販売の許可を得られる為に改装したいとのご要望で、長年に渡り飲食店の指導や地域名産品の開発冷凍惣菜製造に関わって来た事から
今回も島根県庁から依頼を受けました。冷凍惣菜、料理の人気は働く女性やアクティブシニアの増加で益々増えています。地元の旬の食材を使った料理を冷凍して届けるのは通信販売の普及により、すさまじく伸びています。打合せ後は小林社長の長男英峰君と従妹の料理長が腕を振るってくれた薬膳ご膳をいただきました。本日は黒米を使ったおじやに天然の鰤の西京焼き、寒鮒を細切りして寒鮒の卵で和えた逸品は全く臭くなく無茶苦茶美味しいです。神西湖で昔から伝わる郷土料理で栄養満点だそうです。かぶらなますに林檎の煮物に神西湖しか採れない海老の唐揚げ根菜の炊合せです。さすがに美味しいです。いつも頂くと元気が出ます。


次に向かったのは出雲市に工場とカフェも増設された明治5年創業の創作菓子製造の坂根屋様です。市内に5店舗展開され知名度は抜群、先ほどの料亭ひがしや様でもお茶菓子に出してくれました。上品で甘過ぎないのが人気の秘訣のこと。神戸大学卒業の5代目専務さんが親切に対応いただきました。匠の絶品グルメを探して全国をこれまで菓子スイーツは弱かったのですが、バレンタインやホワイトデー・母の日に敬老の日、お彼岸にお盆のお供え、帰省のお土産、還暦祝いに結婚記念日誕生祝い、内祝い等ギフトの需要は凄く伸びています。これまでお店やカタログ販売が主力でしたがインターネット通販への移行と共にメーカーの単品通販よりバラエティーに買えるセレクトショップヘと需要が変化しつつあるので、弊社としても菓子スイーツにも力を入れてワインやフラワーとセットするなど強みを生かした展開をと考えています。


その後向かったのは石見銀山世界遺産に登録された際に地元の竹腰市長に頼まれてアサヒビールさんに協賛を取り付け、石見銀山スーパードライラベルを開発して基金を設立させたり、街並みや土産物店、日野自動車の電気バスを手配したりと船井総研さんを紹介して色々と受け皿づくりに奮闘して以来で、その際お世話になった地元唯一の酒蔵一宮酒造様に訪問させていただきました。今ではお嬢さん夫妻が後を承継され女子杜氏として酒造りに奮闘されています。地元の有機栽培の薔薇を使ったお酒や低温発泡酒の日本酒を日本で初めて開発されたりとこだわられています。僕の朝日放送「ライフ~夢のかたち~」の取材でも訪問させていただきました。低温発泡日本酒と坂根屋さんのスイーツ組合せたら良いなぁと思いました。・・・


その後近くのホテルにチェックインして久しぶりに東京の千疋屋さんのコンポートも製造しているジャム・地サイダー製造の三瓶食品社長や地元前浜で干し魚の製造をやっている岡田様のご子息も参加頂いての恒例にしている地元業者様との懇親会を行いました。降り積もる雪の中、地元で人気の料理屋さんで地元の皆様とモノづくり談議と情報交換、いゃーいいもんです。豪華ホテルでのおもてなしよりはるかに情緒豊かで味があって本音で語り合えて良いです。明日は島根県内でも最も雪深い石見ポークの邑南町へ。・・・

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