2019年9月11日(水)今日は創業以来初めて百貨店の食料品売場で冷凍タイプの夕食おかずセット健幸ディナーをテスト販売します。場所は天下の台所大阪の玄関と言われ1日11万人が訪れる梅田の阪神百貨店地下1階です。
昨年末に阪神百貨店の惣菜生鮮部門の中尾部長(今年4月から統括部長に昇格)から2021年の全館グランドオープンの際出店要請をいただきました。ぷちゃけ今回は出店するかしないかの是非を問う為のテスト販売と思っています。何度か繰り返し顧客の声を取り入れ、売れる為のノウハウを構築するようにと中尾部長からアドバイスを頂いています。
思い起こせば1昨年2017年後半に首都圏で主婦が利用したいスーパー7年連続1位のオーケーストア様から店頭で売らせて欲しいとご要望をいただき、通販で販売している5食セットのダンボールの状態で店頭販売した所、多くのお客様から1食セットでの販売の声をいただきました。そこから主菜、副菜の袋デザイン、印刷、一括ラベル表記、この表記が東京の条例が凄く厳しくクリアするのに時間がかかりました。更に1セット(主菜1袋副菜2袋)のパッケージにセットの写真の中敷きのデザイン、印刷裏張りの表記、そして1食セットしてくれる業者探しと約1年かけて6月より自社サイトで販売した所が大好評。5食では余ると言うお客様、5食では足らなく毎日食べたいと言うお客様、自分で好きなメニューを選びたいというお客様から助かるわと声をいただきました。そんな時に北関東最大手のスーパーベイシア様からもお問合せをいただき、8月31日から茨城県の潮来店と神奈川県の三浦店で先行テスト販売した所、3日間ほどで完売しました。
まさか店頭で冷凍タイプの夕食おかずセットが売られるなんて、夢にも思いませんでしたが、働く主婦の増加や食品ロスの防止、栄養バランスや塩分糖分添加物など健康や安全への意識の高まりなどが重なり、買い置きが出来て簡単に作れて美味しい冷凍タイプのおかずセットやミールキットが主婦に受け入れられると思います。その中でもわんまいるで販売する食材は国産100%、全国のそれぞれの料理を得意とする専門店に作ってもらい、センターで主菜副菜とセットしています。一箇所でなく複数の調理工場で作ってもらっているので毎日食べても飽きがきません。魚の焼きが得意な専門店、煮物が得意な専門店、天ぷらが得意な、フライが得意な、中華料理が洋食が・・というようにです。
梅田オフィスに戻り本日の試食1品目は、大阪西区の吉フーズさんからブロッコリーとカリフラワーの中華風お浸しを試食。丁度良い胡麻風味で酸味も少しあって抜群。このだしならキャベツと人参、ほうれん草ともやし、若芽と玉ねぎなど何の野菜でも合うと思いました。
2食目・3食目は、大分の郷土料理とり天の名前を全国に広げたデリカフーズ大塚さんの唐揚げと鶏天です。唐揚げは少しサイズを小さくしないと湯せん5分で解凍出来ません。
4食目は、親会社に青果の仲卸会社と有機野菜の農業法人を持つ大阪生野区の大つるさんから人参とコーンの炒め物です。出来ればほうれん草か玉ねぎを加え食感を良くしたいと思いました。春雨サラダも届きましたがパサパサで食べられませんでした。
6食目は、先月お伺いした鳥取県境港の元気亭さんからアカモクと長芋短冊、アカモクと山芋とろろ、アカモクとオクラ、アカモクと枝豆、アカモクと里芋が届きました。だしの割合が2割と3割の2種類を食べ比べて見ましたが3割もだしを加えるともずく酢のような感じになり、おかずには不向き。せめて2割までに抑えないと折角のアカモクのネバネバ感が味わえなく勿体ないです。
仕事帰りに再度阪神百貨店に出店している売場を見学に行くと凄い人だかりが出来ています。
雷が鳴る急な雨で客足が少ないにも関わらずビックリ。体中に鳥肌がたちました。大阪でコレなら東京なら格段に売れる!今回は準備する時間が殆ど無く、ポスターやポップの作成も課題が山積み。しかもおかずセットと主菜副菜だけの品揃えなので、京都のおばんざいや味噌汁やスープ類などわんまいるの人気商品を並べたら売れる思います。2年後のグランドオープンに向けて何度かテスト販売させて頂き、色々試してデパ地下や駅ナカへのテナント出店ノウハウを構築して、わんまいるのブランドイメージと認知度のアップを図りたいと思いました。
30分程観察して、久しぶりに明治初期に大阪で初めて焼鳥を製造販売した「鳥芳」さんで焼鳥を購入し、ついでに「和saiの国」さんでポテトサラダも購入して自宅に戻り、焼鳥をトースターで炙ってビールで1人初出店を乾杯!それにしても和saiの国さんのポテトサラダ美味しいです。いやー東京駅構内エキュートのミシュランガイド三ツ星獲得7年連続江崎シェフの豆腐のポテトサラダも美味しいが卵たっぷりの特製マヨネーズで和えた和saiの国さんのポテトサラダを初めて食べましたがビックリしました。