徳島県阿南市は人口6万人に上場企業が4社あり、日本一裕福な自治体と知りました。

2018年1月12日(金)朝6時45分に山脇取締役が自宅まで向かえに来てくれて阪神高速の魚崎インター付近で吉川課長をひろい、徳島県阿南市で割烹料理屋「吟月」を経営され市内で大手百貨店のギフトやおせち料理やグルメ宅配便などを卸している株式会社ヒロ・コーポレーションさんへ訪問いたしました。

今回、東急百貨店カタログ通販の冷凍食品を請け負う事になり、帳合変更で出会いました、偶然にも展示会でも弊社ご当地グルメ&専門店を担当している甘利係長がブースへ立ち寄り、同じ甘利という苗字は徳島県阿南市の橘地域だろうと言う事からわんまいるにご興味を持っていただいタイミングで東急百貨店経由での紹介もあり、昨年末にわざわざ大阪まで来社され、おせちのサンプルまで送って頂きその味にびっくりして是非お取引をお願いしたいと思い、現場の見学も含めご挨拶へお伺いしました。早速母の日おせちや月次の高級仕出し弁当健幸ご膳のメニューや箱等を打合せ、厨房も見学させて頂くと、職人さんが小芋を手で剥いているではありませんか!?惣菜会社では剥いた冷凍原料を使用されている所がほとんどで、仕出し料理屋さんで包丁で剥かれているのは見た事がありますが、手で剥いているのは割烹料理屋さんか懐石料理屋さんぐらいです。すごいこだわりです。小芋は本来稲作より早く国民の主食とされてきた地域も多く、神様にも祀られ、色んな節句食・行事食に使われています。そんな
事から本来は角があると祭ごとに使用されません。そして手で剥く事で小芋本来の食感が楽しめます。湯がいた野菜も冷水で冷ましています。通常はブラストチラーと言う機械で行うのが一般的です。正に高級料理屋そのものの作り方です。作られた料理を食材を傷つけない特に米飯に一番向いていると僕は思っているアルコール冷凍機が2台在りました。さすがとしか言いようがありません。某百貨店では10万円の超プレミアムグルメギフト10品中の4品採用されている実績です。伊勢海老の水揚日本一が徳島県とは知りませんでした。更にしらすのバッチ漁として発祥の地と言う事も知りませんでした。

そこから本店「吟月」さんがある地元阿南市の商工会議所の議員も務められている事から、ご紹介とご挨拶にお伺いし、専務理事、所長、課長が出迎えていただきました。驚いたのは人口6万人の市に何と上場企業が4つもあり、日本で一番裕福な自治体と言われていて、単線1両編成のJR阿南駅は美術館か?と思う設計で、しかもエスカレーターで駅から商工会議所に直決しています。市役所も霞が関の経済産業省より大きなビルで高級ホテル並みです。原発廃止になったので火力発電所がフル稼働、LEDを開発した会社があり世界中からお客様もやってくるそうです。


ランチを地元喫茶店でご馳走になりました。定食の値段がミンチカツで950円とんかつで900円、エビフライやハンバーグは1,000円を超えています。大阪よりはるかに高い!それでもお客様は入っています。LEDの会社では年間休日120日、冬休みが40日、夏休みが30日と聞きました。6万人の人口で6千人が働いているそうで、下請け関連会社を合わすと労働人口の半数が働いているように思います。ただ開発研究していたのは60年も前からで完成され認められるまでには相当のご苦労と紆余屈折があったようです。そして阿南市のグルメは筍と栗だそうで、栗や筍も中国に相当輸出されているそうで、日本産の天津甘栗は中国の富裕層に高い値段で売れるようです。ここでも境港の蟹と同様な事を聞きました。中国はじめ東南アジアの中間層が安心・安全で美味しい日本の食材や食品を消費してくれるようになれば日本は間違いなく潤います。高く買ってくれる人に売るのが商売繁盛の法則です。地元では「筍飯」と言って、中央の筒の部分を湯がいて具入りのすし飯の上にかぶせるように押寿司として食べるそうで、是非弊社でも作って取り扱って見たいと思いました。栗の生産日本一の天津甘栗も食べて見たいものです。

今年初めて気温0度の中、えべっさん参りに行きましたが社務所が開いていなく1時間以上待ちました!

2018年1月11日(木)今日は朝6時過ぎに阪神尼崎駅から電車に乗り西宮駅から近い、えびす宮総本社西宮神社にお参りに行ってきました。昨年は9時過ぎに行くと凄い混雑で受け付けも数時間待ちでしたので、今年は7時前から並べばと思い早めに行きました。しかし、6時台ともなれば阪急電車は塚口駅から乗ると座れませんが、阪神電車は写真の通りガラ空きです。


西宮駅で下車し、まだ薄暗い閉店状態の屋台の通りを抜け、境内から社務所へ着くと、まだ閉まっていて全く人は並んでいません。尋ねると8時からとのこと。僕はてっきり社務所が開いていて受付を待っていると思っていたのですが、締め出し状態で、しかも今日に限って気温は0度と非常に寒いです。


受け付け開始まで1時間半ぐらいあるので、境内を歩いていると甘酒屋さんが開店準備しており、頼んで中へ入らせてもらいました。暖房はかかっていませんが、まだ風が無い分外よりましです。・・・親切な女将さんが甘酒が出来たと言って出してくれました。いゃー温まります。

かじかんだ手が・・・スマホで「ドラッカー5つの質問」を読んで時間を潰し、7時45分になったので社務所に向かうと、丁度受付が始まりかけていました。椅子に座り申込書を書こうとしていると山脇が到着、受付を済まして待合室の座敷に上がり、同じく待っているスーツ姿の大手企業の社長らしき人と社員の人達が7、8人宮司さんに連れられて神前に行き、祈祷され戻られて来られました。どこかで見た方たち・・・アサヒビールホールディングスの小路社長でした。5年ほど前に千葉県酒販様の60周年記念式典で同席だったのと串カツの「串の坊北新地店」のリニューアルオープンセレモニーでもお会いさせて頂いたことがあります。大勢の一般合同祈祷を横目に単独での祈祷されるのだから随分奉納されているのだろうと思いました。その後、長男と家内が到着、一緒に祈祷を受けました。



そして笹と熊手と福蓑を長年購入しているお店で買い、帰りの参道でお福甘酒とゆで卵を食べました。屋台がまだオープンしてないので雰囲気は有りませんが、大混雑よりはましです。



さて本日の試食は、国産鰆の煮付けと国産本鰆の煮付けです。鮮魚から調理、急速冷凍しているので身が柔らかいです。次に、大阪泉州産のキャベツと石見ポークのチャンプルー、脂質が少なく赤身が美味しい石見ポークなので、油で炒める事により、脂がのって凄くびっくりするぐらい美味しいです。炒め物に向くんだ!とあらためて思いました。そして神戸システムフードさんの筍入り豆腐ハンバーグを試食した所、なんか味が違うように感じます…おそらく水煮の筍を使用されているのではないか?筍からの味が豆腐ハンバーグに混ざり、加熱する事でそう感じるのでは?と試食スタッフ全員の意見でしたので、筍をスライスして豆腐ハンバーグの上からあんと一緒にかける事にしました。グリーンピースも散らした豆腐ハンバーグ筍の和風あんかけ、美味しいそうです。千葉県産の大和とろろ芋ですが、現在取り扱っている群馬県産の三日とろろに比べると味わいがしなくて粘りも弱いので現在の群馬県産の三日とろろを継続する事にしました。

今日は全国3,500の神社で商売の神様えべっさんのお祭りが開催されます・・・・

2018年1月10日(水)今日は商売の神様えべっさんのお祭りが全国約3,500の神社で行われます。そもそもはイザナギの命とイザナミの命の蛭子だった為、海に流した所、現在の鳴尾浜に打ちあげられました漁師が見つけまとしたが魚ではなかったのそのまま海に返したところ神戸の和田岬で漁師に救い上げられその後西宮神社に祭られました、途端に魚が豊漁となり魚の売り買いが盛んに行われるようになって現在の大阪西区川口付近に市が立つようになり商売への発展していった事から、商売繁盛の神様としてえべっさんとして名付けられた操り人形劇として全国に紹介され、えべっさんを祭る神社が全国に出来たと聞き及んでいます。僕も昭和63年に開業して以来、偶然一番近くの恵比寿神社が西宮恵比寿総本山でしたのでこの話を知りました。この話は日本三大祭の天神祭りへと深く関わりがあるとも言われています。

さて、本日の試食は京都テレビ公開生放送の際にも大変お世話になりました、京都市内でお好み焼きチェーンを展開されている「どんぐり」さんのお好み焼き焼きがリニューアルしたという事で試食をさせて頂きました。京野菜が入ったいか玉、京都ポークの豚玉、餅チーズ玉の三品で九条ネギがしっかり入ってふっくらした食感で凄く美味しいです。九条ネギ餃子も提案いただきましたが、口の中で肉汁がジュワーと小籠包見たいで、九条ネギの味がしっかり味わえて美味しいです。


そして神戸のシステムフーズさんからは3月の高級手作り弁当健幸ご膳に使用されている鰆の西京焼きと菜の花としらす干し和えに駿河湾の桜海老とほうれん草のお浸しの再試食をしました。鰆は随分美味しくなりましたが、ほうれん草も菜の花もアクが取り除かれていませんでした。もっと湯がいてしっかりとアク抜きをして欲しいと思いました。


最後に青森県八戸市から桜チップで燻製させた八戸産の鯖のスモークを試食しました。モチもちした食感で鯖の臭みは全くありません、サーモンに比べると香ばしくて味わいもあってまた違います。最初からカットされているので食べ易くて美味しいです。スモークなので日本酒より辛口の白ワインが合うと思いました。


明日はえべっさん祈祷を受けるのに5時に起床して行く予定です。ではまた明日・・・

和歌山県の獣害対策として猪肉を40%使用した猪・豚・牛ハンバーグを提案、試食しました!

2018年1月9日(火)今日は、牛肉消費量日本一の和歌山県の精肉加工卸会社株式会社ミートファクトリーさんから県内の害獣対策として猪肉の相談を頂きました。これまで長崎県対馬市や島根県大田市、昨年は京都市から相談を受けて京滋学生ジビエ料理コンテストの委員長までやった経験の中で、猪肉はどうしても臭みが強く感じます。特に雄肉も使用しなければ害獣駆除に繋がらないという事もあり、単品だけでは難しいと思います。そこで昨年猪豚を使ったハンバーグを販売した所、全く違和感なく売れた事を参考に、猪肉40%・牛30%・豚30%の合挽肉でハンバーグを作ればと提案させて頂きました。元々廃棄される猪肉を40%使用する事でリーズナブルな価格で出来るなら、学校給食にも提供すれば、地元で獲れるジビエ肉を使用したハンバーグとして、地方で問題となっている獣害対策に繋がると思いました。8mmに挽いた肉と玉ねぎやパン粉や片栗粉を30%と合わせる事で口当たりが柔らかく、食べやすくてジューシーなハンバーグが出来上がりました、5mmに比べると食感が全く異なります。そして不思議と甘く感じます。これならステーキソースやデミグラスソースにもピッタリ合うでしょう!・・・後はいくらで販売出来るのかがポイントになりそうです。


そして大阪西成区の矢田健商店さんから春の企画として筍とアスパラとチーズのピザが届きました。薄い生地で丸めて口の中へ・・・アスパラの香りと筍の酸味がして、リースリング系の白ワインにピッタリです。これで462円(税込498円)はお値打ちです。同じくアスパラとベーコンとチーズのピザも筍が無い分ベーコンとの相性が良く、どちらかというと軽めの赤ワインがおすすめです。菜の花春キャベツ玉ねぎ人参豚バラを使用した春野菜の焼きそばですが、野菜の使用量が少ないのが残念です。久々にホットサンド玉子入りを試食しました。端の部分が固いのが気になりますが、売価279円(税込298円)とリーズナブルな価格でレンジで簡単に食べられるのが人気のようです。アスパラと海老とチーズのドリアもプリプリの小海老が入って美味しいです。最近ドリアが凄く人気で良く売れるようになりました。

いつも凄い行列の大阪トンテキさんに1年ぶりに入れました!連休最終日の梅田界隈はさすがに人出は少い!

2018年1月8日(月)今日は成人の日の祝日です。スマホで新聞を見ていると、全国の主要スーパーのバイヤーに今年の売れ筋の聞き取り調査があり、食品部門では何と1位に「総菜・弁当」2位に「冷凍食品」と書かれていました。特に夕食などにおかずセットを1食にまとめた冷凍食品の開発を強く望む声が多く、新しい顧客層の開拓する余地もあると書かれていました!今年の干支は「戌」→「わん」なので大きく飛躍する年になればと思いました!

さすがに大型連休の最終日、梅田界隈も人出は少なく、今日のランチはいつも行列が出来ている「大阪トンテキ」ホワイティー梅田泉の広場店に行きました。思った通り行列が出来てない!豚100%のハンバーグ100gの普通サイズを注文750円です。キャベツもしっかりと盛られ僕の大好きなマカロニサラダも添えられてソースは3種類から選べます。初めてトンテキに使われているフォンドボー風のソースで頂きましたがコクがあって美味しいです。各席にはアンケート用紙も配置されていますお客様の声を大切にしている姿勢には関心させられます。売る側より買う側の声が何より大切です。カレーのココ壱番も創業期からアンケートを実施されています。顧客満足の追究は凄く大切だと30年商売をしてきてつくづく思います。お客様は常に進化しています。当店を知った理由・来店回数・サービスや対応について・食べたメニュー・提供時間・ボリューム・価格・味・清掃・提供して欲しい料理やソース・次回の利用について、その他ご意見要望・性別・年齢・職業と細かく項目がありました。案外売る側が思っている客層と実際とは異なる事が多いとの事。まさか食品スーパーのバイヤーさんが1セットになった冷凍のおかずセットを求めるなんて考えてもみませんでした。