堀田の試食歳時記 vol.108

昨日は、奈良コープさんのグループ会社でお惣菜を製造している奈良コープ産業さんから、奈良を代表する名産品、柿の葉寿司の炙り(鮭3貫・鯖3貫)を提案いただきました。冷凍なので欲しい時に食べたい個数だけレンジ解凍で召し上がって頂けます。試食させていただきましたが、正直な感想として、少し塩辛い感じがしました。もう少し塩辛さが抑えられれば…。

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続いて、創業70年惣菜専門店服部恒さんからかぶの和風あんかけが届きました。味はとても良かったですが、皮の部分をもう少し削らないと固くて食べづらいです。キャベツと細切り昆布の松前和えはキャベツのシャキシャキ感と滑らかな昆布との相性が良く、とても美味しかったです。お酒の肴としても最高!竹輪と大根の味噌和えに関しては、竹輪の塩分が気になるので、厚揚げに変えた方が良い、砂糖は極力減らすようにしたら食材の味がもっと引き立つと思いました。

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本日のピカイチは、キャベツと細切り昆布和えものに決定!

堀田の試食歳時記 vol.107

昨日は、青森県JAアオレンさんから、何と「黄色い林檎」と言うネーミングの林檎ジュースの提案を頂きました。あぁ王林か?と思うと他にもトキ、きおうと言う赤くない品種があるそうで、今回は3種類の黄色い林檎を絞ってブレンドしたそうです。また、空気に触れないよう果汁を絞ることで、酸化防止剤を使わなくても日持ちする方法を採用下との事。飲んだら一瞬で酸化防止剤使用していないフレッシュな味と風味を楽しんで戴けますので違いがが解ると思います。林檎酸ポリフェノールはとても健康に良いとされています。

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二品目は、福岡県八女市の酒蔵喜多屋さんに訪問した際、清酒が低迷する中、なんぼも作らない大吟醸なら、その大吟醸の蔵で甘酒のもろ味を発酵させて極上の甘酒を開発した良く売れると思いますよ!と言うことで、日本酒品評会に出品する時期2月~3月以外は甘酒造りに使うことに、やはり大吟醸を発酵する室で仕込んだだけあってまろやかでコクがありおいしい。瞬く間に評判となり幾度の値上げにも関わらず全国で販売されるようになりました。ところが一昨年喜多屋さんの大吟醸が世界を代表するワインコンクールで最優秀賞を獲得、その後世界中の百貨店や有名リカーショップから注文が殺到品切れ状態に、そこで今年から早く大吟醸を作ると言う事になり、甘酒の製造を12月中旬で終了することになりました。わんまいるとしては人気の甘酒を切らすことが無いように糖類無添加、米麹と米だけで仕込んだ甘酒を全国から探して、この度同じく福岡県朝倉市の名水百選にも選ばれる上質な地下水を使用して商品作りをされている清酒「国菊」全国新酒品評会金賞受賞常連、麦焼酎「千年の眠り」ダイヤモンドコレクション金賞12回連続受賞の有名酒蔵株式会社篠崎さんの甘酒を3月末ぐらいまで期間限定で取り扱いをします。

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米と米麹だけで造られる本格甘酒は、人間が必要とするブドウ糖が20%以上も含まれ、体に必要なビタミン郡、9種類の必須アミノ酸が含まれており、手軽に摂取できます。アミノ酸は基礎代謝低下を助け脂肪を燃やしてエネルギーに変えることを助けてくれると言われています。甘酒はジャパニーズヨーグルトとも言われるぐらい食物繊維やオリゴ糖も含まれ、胃腸の働きも調整してくれる万能健康食品です。甘酒は江戸時代の夏ばて予防に酒蔵が薬の変わりに開発したとも言われています。
国菊の甘酒はさとう甘味料を使ってないのでとても飲みやすくて美味しい、寒い日はしょうがを少し入れると体の芯から温まりますよ!

堀田の試食歳時記 vol.106

昨日は、大阪中央卸売市場近畿圏水産事業組合理事長、株式会社三恒三代目三上社長から脂の乗った美味しいそうな長崎県産天然ブリが入荷したので、鮮度の良いうちに切り身にして一塩し、照り焼きにしました!と、自信満々の顔で新年の挨拶と共に届けてくれましたので、早速湯せんで解凍して頂きました。最高に美味いです。思わずよそってくれたご飯をパクパク、美味しいものを食べるとご飯が進むホンマです。魚身80g450円、脳の働きを良くするとされるDHAが旬のブリには多く含まれて健康にも良くて、何より美味しいです。

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続いて、神戸三宮フレンチレストランビストロオーナーシェフから、北海道のじゃが芋、玉ねぎ、牛乳、生クリーム、バターを使った北海道クリームシチューを提案いただきました。前回試食したものから、バターを無塩に変更したので塩辛さは無くなり、生クリームを加えることで、まろかでバターのコクが深まり本格的なシチューが楽しんでいただけます。市販のクリームシチューのルーでは味わう事が出来ないやさしい自然の味を旬の食材と一緒にお楽しみ下さい。ビストロオーナーシェフが作る本格シチュー180gで480円は超お買い得です。

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次に、某航空会社の機内食で使われている、大阪西成区の肉の専門卸松商さんの国産牛手作り焼きハンバーグを、創業70年の惣菜専門店服部恒さんで特製の甘口デミグラスソースで煮込んでもらいました。その名も「国産牛焼きハンバーグ デミグラスソース煮込」が完成。食べてビックリ!無茶苦茶旨い!荒挽きハンバーグに甘口の特製デミグラスソースが染みわたり、口の中でジュワーと広がる味は最高!

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最後に、細切り昆布と大根の煮物も昆布が美味しかったです。揚げ豆腐の和風餡かけもちょうど良い味で良かったです。

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本日のピカイチは、国産牛焼きハンバーグ特製ドミグラスソース煮込に決定!

堀田のうまいもん日記 vol.21&訪問日記 vol.4

先週土曜日は、名古屋の方なら誰でも知っていると言う、寿がきやさんの冷凍味噌煮込みうどんをお昼に頂きました。お鍋に丼6分目ぐらいのお水を入れて冷凍の麺と具材を入れて沸騰したら最後に濃縮スープを入れると出来上がりです。誰でも簡単に約5分程度で完成!しかも、鶏肉スライス・ネギ・ほうれん草・えのき・竹輪・5種類の具材が入って赤味噌もお出汁で溶いてあるので味噌味が濃すぎず、関西人の僕でも大変美味しかったです。

午後からは、美濃吉さんなど超有名な料亭が多い、京都西京極の老舗惣菜専門店「京食」さん「桂茶屋」さんに年初の挨拶にお伺いして参りました。料亭の下請け料理屋さんとして長年培って来られた伝統の技、昨今では年末のおせち料理ブームで大変お忙しいので年末に挨拶に行くとご迷惑になる為、年が明けて新年のご挨拶に毎年お伺いさせていただいております。状況をお伺いしますと、和食ブームで百貨店や老舗料亭からお節の依頼が増えているとの事。それに加え外国人観光客が増え、ホテルや旅館からの注文が殺到+輸入物が価格が上昇していることもあり、国産材料を主に使っているということで新規のご依頼が多く来ていますが、誠に残念ながら、お断りさせて頂いているとの事。京食さんでは、社長自ら先頭にたって懸命に大掃除をなされていました。いゃーとても大切な事だと思いました。春に向けての新商品の開発をしっかりとお願いして来ました。今年もどうぞよろしくお願いします。

堀田の試食歳時記 vol.105(大阪エコ野菜を使った試食編)

先日(1/8)は、大阪府の耕地面積7割を誇る泉佐野市若手こだわり農家4hクラブが作る大阪エコ野菜を元東天閣総料理長李さんが料理長を勤める神戸中華料理専門店「吉芳」のセントラルキッチンで実際のお客差様に届ける形の一人前真空パックにして急速冷凍したものをわんまいる本部テストキッチンで湯煎しての試食会を行いました。 今回は食材を提供頂いた、泉佐野若手農家4hクラブの皆様、お世話いただいています向江議員、神戸中華料理「吉芳」行光社長にもご参加いただき、わんまいる直営店のスタップも参加しての試食会となりました。

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早速試食会の開始です。一品目は、これからが旬の松浪キャベツを使ったロールキャベツです。松浪キャベツなどの野菜は火を通すと大変柔らかくなりより一層美味しくなると聞いておりますが、ホントその通りで柔らかくて美味しい!

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二品目の白菜のクリーム煮。白菜をもっと多く入れた方が良いと思いました。あと塩分も多いと感じました。尋ねると今回普通のバターを使用したので無塩バターに切り替えようにしますとの事。

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三品目ブロッコリーの中華あんかけは、もう少しブロッコリーを湯がかないと少しアクのようなものを感じました。

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四品目の松浪キャベツを使ったホイコーローは脂っこくなくて非常に美味しかったです。

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五品目のあんかけ焼きそばは野菜も多く使われていて本格的な中華麺を使用しており、大変美味しかったです。

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六品目のクリームシチューもクリームとバターを加えて濃厚さを出しました。バターの塩分が少し強く感じました。

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七品目のコーンポタージュ、かぼちゃポタージュ共に生クリームを加えおいしさが増しました。

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4hクラブの皆さんも、自分たちが作った野菜が料理になり試食し、さらにより良い野菜作りに工夫改善して頂ければと思いました。

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今回は皆さんありがとうございました。