2017年3月(243号) ひとつの思考に集中すること

【ひとつの施行に集中するとは。。。】
昔から「二兎追うものは一兎も得ず」と言う諺があります。また「天はニ物を与えず」と言うことわざも言い伝えられています。私もその通りだと思っており、商売繁盛の法則として、ひとつの思考に集中する事!こころの中で強く思い、強く焼き付ける事が全てを達成、成し遂げることに有効だと思います。 全てはこのようにしたい、このようになりたいと強く心の中に思うことです。特に日本人は一つの事に集中して達成、完成させる職人気質の方が多くいます。悪く言うと、いくつもの事を同時に始められない、バランスが悪いとも言えますが、他の事を忘れ一心不乱に一つの物事に集中出来る職人気質、研究者資質を持ち合わせています。・・・・だからイノベーションや開発に向いています。 その為には外なる心が内なる心と連携して協力する事が重要です。人は皆、外の世界で体験することを画像として心に焼付けています。本当はその逆でないといけないのです。本来は望ましい事を心の中に描いてそれを周りにある外の世界に焼き付ける能力があります。まずは明確な目標を定めること、内なる心は+極で、外なる力は-極です。地球の北極が+極で南極が-極と言うのと同じで、全てにおいてプラスとマイナスがあるのが自然です。 無ければ何も成立しません(飛行機が空を飛ぶのと同じ要領)。目標を明確に持っていない人間は何でもかんでも外の周波数に目標を併せ、結局何ひとつも達成できません。気が多い人、人の話に耳を傾けすぎる人、人の話に影響を受けやすい人など、結局自分の心の中、+極に明確な自分の目標、成し遂げたい望みを持っていないからなのです。人は何かに意識を向けるとき生命力の一部がそのものに移転するのです。生命力を移転するからこそ、引き寄せられるのです。望みが強いほど引き寄せられるのです。

【訓練を積み上げることが達成への道】

最初からうまくは行きませんが、訓練をコツコツ積み上げていくと、不思議とそのようになるものです。まずは目の前の目標からコツコツと繰り返して達成して行くのです。そして成功に必要なことだけを残して全て片付けてしまい、整理する事です。 心に描いた画像が具体化して行くプロセス、望ましい絵を心の中に描いてそれを自動的に周りにある外の世界に焼付けるようにしましょう。外の心の良い所だけを見るようにしましょう。そうする事で、一人でいても寂しくない人間に成れます。自分が成長したければ一人で己に立ち向うのです。彼を知り、己を知れば百戦練磨です。 自分は何に関心があり、何に興味を持ち、何を望むのか、どういう信念でどんな考え方を持っているのか、どんな使命を持って生まれて来たのか、自己を見極める事、己の魂を磨く、内面を見よ、胆力で尽くす、成し遂げる事、貧しい時でも頑固として信念を持って仕事をすると必ずその労働が生み出す豊かさを味わえるようになります。成すべき仕事をみつけた人は幸福になれます。一つの思考に集中すること、正に商売繁盛の法則也

2017年2月(242号) 心のありようが大切

【これまでの軌跡で感じたこと】
年が明けて今年で独立開業29年目を迎えます。大阪市西淀川区中島の工業団地内に建てられた9坪の住宅一階部分の3坪のガレージを店舗兼事務所として、得意先の稲田工務店からのお祝いとして改装していただきスタートしましたが、3回目の移転で大阪の一等地「梅田」に本社を構えることが出来ました。…自慢話として捉えていただかずに、どうすればたった3坪のガレージから大阪の一等地に会社を構えられるのか?と捉えていただき、全ては「心のありよう」で、こう成りたい!このようにしたい!という強い気持ちを持つことが重要だという事をお伝えしたいのです。僕はよく周りの人から、そんな上手くいきますか?とかそんなの無理です!とか言われて来ました。また初めて出会った人に、これまでこんな事を行って来たとか、こんな人と知り合いだと言うと大抵の人は嘘やホラと思われる方が多いようですが、新年会や絆会などに参加されて初めて本当だったのか!と納得される方も多いのも事実です。そしてなぜ、どのようにして知り合ったのですか?またどのうようにしてここまで商売をされてきたのですか?と質問されることも多いです。全ては心の持ち方、ありようだと説明しています。僕の好きな著書にナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」があります。人がこのようになりたいと真剣に思うことは実現できるという内容の本です。この事を詳しく説いた内容の本としてお奨めなのが「マスターの教え」や「中村天風の成功の実現」「スティーブシーボルトの一流の人に学ぶ自分の磨き方」などです。少年よ、大志を抱け!という名言にもあるように、全ては心に明確な目標を持つことが重要と説かれています。但し一度に多く願望を抱くと何一つ達成されないとも説かれています。二兎追うものは一兎も得ずと言うことわざもあるぐらいです。

【何事もあきらめないこと、そして心の持ちようが大切】
ドラッカーは二つまでならOKだと名言されていますが、僕も一つかせいぜい二つまでと思っています。更に諦めないことが最も重要で、石の上にも3年ということわざもあるくらいです。一人前になるのは10年かかるとよく言われます。更にその道の達人になるには30年、人間国宝には50年かかると言う説もあります。途中で諦めたり、目標を変えたりすると何一つ達成出来ません。要は途中で諦めない事です。いったん心に決めたのですから、絶対に最後までやり抜く事が重要だという事です。途中何度も失敗して挫折を味わうことも多くありますが、失敗は成功のもとと言われるように、商売の世界では継続して商いを行っているうちに法律や時代の変化により、消費者が好むモノや世の中が必要とするモノが変化して、それに対応する為には当初の事業とは全く異なる商売をする場合も出てきます。しかし、売るものが変わっても企業の理念は変わっていません。一流の人と二流の人と比べて説明している上記の書物でも、考え方、目標、習慣、つまり心のありよう次第で大きな差がつくと、多くの事例で説明されています。時代が大きく進化しようが全ては「心のありよう」が肝心です!これまた商売繁盛の法則也!

2017年1月(241号) 信念を持つこと

【商売や会社にとって大切な信念を持つこととは。。。】
商売や会社にとって潰さない事、潰れない事は凄く大切なことです。しかし山あり谷あり、ましてや今日のように時流の変化や進化が凄く早く、なかなか時代についていけない経営者も多いと思います。僕も独立創業して29年目に入りました。その中で、経営を継続する上で最も大切な事の一つに「信念」を持つことと思っています。何が何でも諦めない!何が何でも商売を続ける!という強い信念を持つことだと思います。信念とは「今の心を信じると書く」=すなわち自分の思っている事、やっている事を信じる事です。「信じる者」=儲けると書きます。強く信じて必死に考えて努力すれば、必ず良い方向へ向かい、成功すると説かれています。石も磨けば玉となる!信じている事を諦めず貫く事が「信念」です。志した以上は決して諦めないこと、貫くことと説かれています。又、強い信念を持っている人は一流の人が多く、自分のする事に強い信念を持ち、周囲の人に影響を与え、世の中を変える力を持っている。傍から見ても一流の人は目が輝き、声が自信に溢れている、信念のある仕事を見つけてそれに徹底的にこだわっている。かたや二流の人は信念を持てる仕事を見つけようとせず、仕事が終れば気晴らしをする。よく言えば気分転換だが悪く言うと現実逃避である。しかも二流の人が気晴らしとしてよく利用するのが酒とテレビとスポーツ観戦で、必死に考え努力して大金を稼ぐよりも、応援や野次に興じている。二流の人は人生という舞台の観客だが、その原因は信念を持てる仕事を見つけようとしていないことではないだろうか?仕事に対して信念を検討して、強い信念を持つ仕事に専念することだと思う。自分に何が出来るのか、自分の強みをチェックして強みを生かして、世の人の為に役立つこと。すなわち人生の責務を全うすることに挑戦するべきだと思う。

【わんまいるに置き換えて考えると。。。】
弊社の企業理念は「人のお役に立つ事を事業とする」です。経営理念は、時代の流れに合わせ、これまで2度変更し、この度本社を梅田に移転する機会に変更しました。常に時代に合わせて、トレンドを見極め、自社の強みを生かして世の人の為に貢献して来ました。これからも得意な分野を絞り込み、足腰が悪く買物に行きにくい高齢者、夫婦二人或いは一人暮らしでアクティブなシニア、夫婦共働きの忙しい主婦、出産育児に追われて買物に不便を感じているママなど、称して「買い物弱者」へ簡単で美味しくて健康的な旬の食材を使った手作りおかずやご当地の特産品を使った創作ご当地グルメを開発してまいります。皆様も「信念をもって」ご商売、お仕事にお励み下さい。・・・・「信念を持つ」商売繁盛の法則也!