くにびき国体そば粉を献上 出雲生そば 米山萬商店へ訪問【わんまいる】

2022年6月17日(金)13時02分
昭和2年創業、縁結びで有名な島根県出雲市で米穀店として創業以来厳選した原料と自家製製粉にこだわり続け、昭和57年に開催されたくにびき国体の際には、自家製の出雲そば粉を天皇に献上したという米山萬商店さんに三年ぶりに訪問。


冬向けにレンジでできるカップ出雲蕎麦の商品開発の依頼をさせていただいたところ早速試作を準備してくらていました。とりあえずつゆを下側に固め上から湯がいた冷凍そば麺を置いてお揚げさんと蒲鉾を乗せてみましたと見せてくれました。レンジで10分で出来上がり。いい匂いの湯気が立ち上る一本挽き出雲蕎麦。早速試食するとさすがコシが有り旨い!もう少しだけ硬い方が良く、つゆも味醂を効かせ濃い方が美味しく蒲鉾ではなく出雲名物あご野焼き(ちくわ)を斜めにカットして2枚入れて青ネギを刻んで加えて欲しいとお願いしました。


次に、女将さんが昔ながらの懐かしい素朴な味の醤油ラーメンを作って持って来てくれました。試食してみるとホント懐かしい夜泣きそば屋の麺の味です。醤油で割ったチキンスープに薄い叉焼2枚、イヤー懐かしいです。 是非コレもカップに入れて具付きラーメンを作って欲しいとお願いしました。


そして中々出雲には来れないだろうからと言って昔懐かしい焼きそば用の麺に魚肉ウインナーと野菜を入れた焼きそばを作ってくれました。コレも子供の頃に良く食べた味わいです。



大阪では地元の製麺所が無くなってしまい、素朴な味わいの麺が食べられなくなりました。叶う事なら具材入り焼きそばを冷凍して提供して欲しいと思いました。自家製粉にこだわる老舗製麺所米山萬商店さんの試食美味しかったです。


レンジで出来るカップ入り「あご野焼き入り出雲蕎麦」と昔懐かしいカップ入り「夜泣き中華そば」を作ってくれるようにお願いして出雲縁結び空港へ向かいました。

 

江戸時代末期創業の出雲そば 羽根屋 献上そばをランチ【わんまいる】

2022年6月17日(金)12時02分
午前は、穴子水揚げ日本一を誇る浜田漁港の穴子加工専門の令和シーフーズさんへ訪問し、車で約2時間かけて出雲市へ。前回満席で凄い行列で諦めた江戸時代末期創業の献上そば「羽根屋 伝承館店」に予約していただき、手打ち出雲そばをランチに。


出雲蕎麦と言うと三段重ねで細麺ですがしっかりした歯ごたえの一本挽き。


つゆは出雲特有の甘い醤油に味醂が効いてあっさりして冷たくて凄く旨い。


つゆが冷たい蕎麦屋さんは珍しく、常温だったら甘くて美味しく無いと思う。そういえばつゆをお客様に出す直前まで冷蔵庫で冷やしている鳥取県境港の行列が出来るそば屋を思いだしました。しかも伝統に関する展示を行う広大な敷地の博物館があって静かな庭園を眺めながら献上出雲そぱを味わう!


いやー出雲に来た甲斐があります。これまで食べた蕎麦の中でトップクラスの味わいで特に冷たく冷やされた味醂が効いた甘口であっさりとしたつゆが絶品!一本挽きの出雲そばに合う。