冷凍惣菜 湯せんの仕方で味覚が変ります。自分好みに合った加熱調理時間を見つけましょう!

2019年7月27日(土)今日は、お惣菜~ご当地グルメ専門店の味を掲載した「わんまいるグルメカタログ」989号(お届け期間10月28日~11月9日)の出稿前ラフの校正を行いに梅田オフィスに出社。暦の上では秋ですが食指(食欲指数と僕は言う)的に11月に入れば気温が下がり暖かい食べ物を好みます。そこで1ベージには京都右京区で創業50年余りの京のおばんざいや京料理を製造する桂茶屋の女将さんの味「京のおでん」と宮城県登米市本社の蔵八ラーメンを展開する㈱服部さんの「牛タン餃子スープ」がトップページに入っています。どちらか一つの方が良いので桂茶屋さんのおでんにします。2ページは先日大阪中央卸市場で買い付けた石川県輪島産の「めばるの煮付け」が450円で掲載。これは安い!醤油・味醂・砂糖のみで煮付け、化学調味料・食品添加物を一切使っていません。湯せん解凍するだけで美味しく戴けこれはおすすめ!3ページは神戸ビーフを神戸ワインで煮込んだ「神戸ビーフの赤ワイン煮込み」。1人前220g3980円。定番で掲載しても難しいと思ったので、もう少しリーズナブルな価格の試食が終わっている神戸ビーフのメンチカツや神戸ビーフのそぼろ丼などに切り替えるように指示。6ページの京の秋野菜のボイルセット、秋と言ってももう終わりなので冬野菜なら良いが、まだ冬野菜は取れてないし、こんなのが一番厄介なので中止。16ページに掲載している桂茶屋のレンジでできる「京丹波地鶏のすき焼き小鍋」に差し替えます。京の懐石料理のお品書きに登場するお椀物「京の南瓜湯葉そぼろあんかけ」旬の京都産の南瓜に湯葉を刻んでとろみをつけた和風だしのあんかけです。九条ネギも採れ出すので刻んで加えるように指示したのにどうなっているか確認。7ページは僕の大好物「粕汁」です。灘の男酒、伏見の女酒と酒類業界では昔から言われ京都の水は軟水なのでふくよかな味わいの日本酒が出来きます。その酒粕を桂茶屋の井戸から汲み上げた伏流水(水質検査済み)で作っているので優しい懐かしい味で、育ての親のお祖母ちゃんを思いだす味です。大根、人参、ごぼうに鮭の切身が少々、この少々が粕汁の味を良くも悪くもします。8ページは大阪西成区で創業94年の矢田健商店さんに作ってもらった青森県八戸漁港水揚げの「やりいかげそと小芋の炊合せ」です。これも化学調味料と砂糖も使わず、醤油とみりんと鰹のだしで炊いています。浅めに炊いているのでげそも柔らかくて素材の味を楽しんでいただけます。そして「アスパラとベーコンと青梗菜の中華風ポトフ」は鶏ガラスープに胡麻油の風味がほんのり香る野菜たっぷりのスープです。大阪西区で創業74年の服部恒さん直営のセントラルキッチン吉フーズさんに作ってもらった「国産牛肉のフォンドボー」。僕が納得するまで4回も試食を繰り返したブラウンソース、1.5mmにこだわった牛バラ肉スライスを煮込む前にサッとボイルしているので柔らかく、人参、じゃが芋も丁度良い歯ごたえに仕上がっています。それに毎年好評の「紀州うめどりと南瓜・じゃが芋をホワイトソースで煮込んだクリーム煮」です。両方とも398円は美味しいく安い!昨年冬場に開発して大好評だったあんかけ和風だしを卵でとじて鶏肉・かまぼこ・青ネギを加えたカップ入りのレンジでできる「あんかけ親子うどん」も冬季限定掲載します。14ページには「奈良の柿の葉寿司と手毬わさび葉寿司」のセットに冬場においしい「鹿児島安納芋の焼き芋」が冬季限定掲載。16ページに「宮城県気仙沼名物ふかひれ餃子スープ」を掲載する予定です。昭和63年独立して依頼ずっと全国各地を回りその土地で昔から愛飲食されて来たお酒にお米に郷土料理やご当地グルメに出会いカタログに掲載(最近はサイトにも掲載)ご紹介させて頂いてます。そのカタログも来年「1000号」迎えます。正に昭和・平成・そして令和と継続発行出来ましたのも社員と生産者メーカー惣菜製造会社様のお蔭だと感謝します。そして多くのお客様から美味しいとの評判を聞いて大手百貨店様、大手通販会社様そして大手スーパー様からも取り扱いの問い合わせをいただけるようになりました。日本には四季があり北海道~沖縄まで各地にはまだまだ知らないその土地ならではの食材や郷土料理が沢山あります。これらを絶やさないように発掘して皆様へご紹介させて頂く事をミッションとして捉えていますので引き続き宜しくお願い申し上げます。
あっという間にランチタイムとなりましたので大好物の阪神電車尼崎駅構内の立ち食い「阪神そば」を食べに電車乗り尼崎に行き「うどん230円」と「おにぎり100円」を食べました。


昆布に鰹にウルメ鰯の天然だしにやや細麺のうどんが堪らなく美味しい!このイノシン酸とグルタミン酸が結合した味わいが食べたい!と癖にさせます!だしも今流行りの少し濃い目で麺も少し硬めで湯がいているので大満足。



帰りに久々にホワイティー梅田を通り、成城石井さんを覗いて見ると「成城石井自家製惣菜」①合成着色料・保存料は使用しておりません②東京都食品衛生自主管理認証を所得③プロの料理人がこだわりのレシピで製造と書かれてありました。



その横にはお弁当・お惣菜大賞2019年最優秀賞として成城石井自家製くるみづくしのほうじ茶ムースの和パルフェはじめ入選メニューが掲載されていました。


そのまま持ち帰りしてレンジ調理すると食べごろになる惣菜が販売されていました。産地が国産としか記載されていない鰻の蒲焼にトレンドのハンバーグが5種類陳列され一応売れ筋を押さえているなぁと売り場を見て思いました。しかしなんか購入する気になりませんでしたが今度買って来てもらい試食してみようと思いました。



夕方に仕事を切上げ自宅最寄り駅前のスポーツジムに立ち寄り自宅に戻り夕食おかずセット健幸デイナーを食べました。本日の献立は「石見ポークのソテー」に「きんぴらごぼう」と「大根と青梗菜と油揚げのお浸し」のセットです。少し湯せんし過ぎた感じで、肉が少し硬かったです。だいたいにおいて我が家は湯せん時間が少し長いように思います。冷凍惣菜は湯せんの火加減や時間に寄って随分味が違うようになります。それと人の好みに寄っても異なるので自分の好みに調整される事をお奨めします。基本は沸騰させた状態で5分間ですが10秒刻みで短くしたり長くしたりして料理に合わせてお好みの硬さや味に調整されるとより一層美味しく食べていただけると思います。


高知県土佐佐賀漁港水揚げ シイラ 煮付け・フライ 鮮度良く 柔らかくて美味しい!

2019年6月4日(火)今日の試食1品目は、京都桂茶屋さんに松茸を30gに増やしてもらった松茸ご飯。見た感じも松茸が多く入っていて、美味しそうで風味もしっかりしています。ところが松茸の味付けが少し濃いのと、日本酒でなく料理酒を使っているように感じたので、確認するとやはり料理酒を使用されていたので日本酒に変えて3gに減らして炊くようにお願いしました。

2品目の「松茸の白和え80g」も松茸を25gに増やしてもらいました。前回と全く違い、見た目も食べても美味しいです。但し日本酒10g→5g、みりん10g→5gへ変更するようにお願いしました。これで松茸の風味が更に味わえるようになるでしょう。



3品目は先日大阪市中央卸売市場で買い付けた「宮城県産キンキ」を大阪矢田健商店さんで煮付けてもらいました。市場で買い付け、その場で一次処理してそのまま矢田健商店さんに持ち込み、醤油と味醂と砂糖だけで煮付けているので、身が柔らく、だしが染込んで美味しいです。魚は出来る限り早く内臓を取り、調理する事が大切です。本来は中央市場からスーパーのセンター経由で売場に回され調理されます。と言うより殆どが海外で切身にて長期冷凍保管され、日本に輸入し店に運ばれるまでに調理の為に何度か再冷凍されています。だから日本近海でとれるメバルやキンメダイなどはスーパーや百貨店の売場では売られていません。日本料理へ鮮魚のまま運ばれその日に調理されて出されます。北新地の料理屋さんでこのキンキの煮付けなら安くて1,980円、高ければ3,000円はするでしょう。



4品目の「石川県産 めばる煮付け」も少し味醂と醤油を濃くした煮付けで思わず豆腐と牛蒡も一緒に炊い欲しいと言いました。これも新地の料理屋なら1,480円~2,000円はするでしょう。



5品目は高知県土佐佐賀漁協まで訪問して昼セリでそのまま自社便で大阪まで運ばれるから鮮度が保たれると確認して買い付けた高知県では一般的に食べられているシイラを皮を取除きフライにして試食すると全く臭みがなく柔らかくてかなり美味しいです。試食スタップ全員が感動!皮を削除したのが大当たり。



6品目は、同じく高知県土佐佐賀漁協のシイラを照焼をやめて煮付けてもらいました。柔らかくて美味しです。但しだしにとろみがあるので、でんぷんと砂糖は中止して濃口醤油も19g→15gみりんを酒に変更し8g減らすようにお願いしました。おそらく見違えるように美味しくなると思われます。隠し味に丁度葡萄山椒が旬なので少し加えて煮ると良い香りがするのだがと思いながら値段が高くなるのでやめました。



7品目は、キャベツを倍の40gに増やした冬の焼きそば広島県産の牡蠣です。随分食感が良くなりましたがキャベツが炒め過ぎか、先にボイルしているようにも思いましたので、火を通し過ぎないようにと、大黒ソースを1割増やして欲しいと伝えました。キャベツを増やした分ソースも増やさないと食味は落ちます。牡蠣のエキスがキャベツのだしとお好み焼きソースの酸味が絡み合い美味しいです。今年はキャベツが豊作で、しっかり巻いているので千切りして強火で炒めると美味しいです。脂肪を分解する栄養素も多く含んでいるのでどんどん食べましょう!



商品企画部の吉川課長が遂に完成しましたと冷凍タイプの夕食おかずセット健幸ディナー1食セットがセンターから届きました。以前から「5食セットでは多い」、反対に「毎日食べたい」と言うお客様のご要望にお応えして、人気のメニューを5種類を発売します。「石見ポークの肉じゃがセット」(副菜は山形県最上舞茸と玉葱の卵とじと国産ごぼうサラダ)、「金華鯖の塩焼きセット」(副菜は牛蒡の柳川風となめこと大根おろし)、「天日干し骨抜き秋刀魚の梅煮セット」(副菜はひじき大豆煮と厚揚げ大根人参の炊合せ)、「紀州うめどり筑前煮セット」(副菜は千切大根煮とほうれん草の胡麻和え)、「石見ポークの酢豚セット」(副菜は茄子と長ネギの麻婆風と彩り野菜の出汁煮)の5種類です。専属の白井管理栄養士が栄養バランス、カロリー、塩分、糖分を念入りにチェックしたおかずセットは1食 主菜1品・副菜2品のセットで、人数分をお鍋に入れて沸騰した状態で5分間、冷たく食べる料理は流水解凍です。簡単に出来てお皿に盛り付けるだけの夕食おかずセットです。僕も週5日間自宅で食べています。



本日の献立は「石見ポークのソテー味噌風味」に「洋風卵とじ」と酸味のあるドレッシングを和えた「ごぼうのサラダ」です。初めて石見ポークでソテーを作ってみましたが、味噌仕立てのたれが絡んで美味しい!夏のスタミナメニューと言った感じでタイミングも丁度いい!