カロリーメイトは健康に悪いのは本当か?危険性が高くダイエットに向いていない?
「健康食品のイメージがあるカロリーメイトが実は健康に悪いって本当?」
「カロリーメイトを食べ過ぎると太るって本当?」
このような声を聞いたことがありませんか?
健康を考えてカロリーメイトを食べているのに、逆に不健康になるなら今すぐ食べるのを貯めるべきですよね?
当記事では、カロリーメイトが本当に健康に悪いのか解説します。
是非参考にしてください。
カロリーメイトは特別健康に悪いわけではないがデメリットもある

最初に結論からいうと、カロリーメイトは特別健康に悪いわけではありません。
ですがカロリーメイトは、多くの人にとって便利なエネルギー補給食品ですが、その摂取にはいくつかのデメリットも把握しておく必要があります。 以下に、カロリーメイトのデメリットについて詳しく説明します。
意外とカロリーが高い
カロリーメイトは小さなサイズにもかかわらず、カロリーが高い傾向があります。
一つのカロリーメイトには約100〜120カロリーのエネルギーが含まれています。
食事の一部として摂取する際、カロリーの過剰摂取につながる可能性があるため、摂取量に気を付ける必要があります。
カロリーメイトは、多くの方がイメージでそこまでカロリーが高くない感じがしますよね。
ですが、意外とカロリーが高いので摂取には注意が必要です。
糖質が多い
カロリーメイトには多くの糖質が含まれており、特に糖分が豊富です。
これは急激なエネルギー供給をもたらす一方で、血糖値の急激な上昇を引き起こし、その後の急激な下降が疲労感をもたらす可能性があります。
糖質制限を考えている人にとっては注意が必要です。
ダイエット中の間食でカロリーメイトを摂取する方が多いですが、実際はかなり糖質が多く食べすぎには注意が必要です。
特に筋トレ中の方などは、なるべく糖質はとりたくないと思うので避けることをおすすめします。
不足している栄養素も多い
カロリーメイトはエネルギーを提供するために設計されており、他の栄養素は比較的不足しています。
たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、体に必要な栄養素が少し不足しているため、長期間にわたって摂取しすぎると栄養バランスが崩れる可能性があります。
よって食事をカロリーメイトに頼ると栄養バランスを崩してしまいます。
カロリーメイドだけでなく、栄養補助食品を食事のメインとして毎日摂取すると体調を壊す可能性があるので注意が必要です。
添加物が入っている
カロリーメイトには保存期間を延ばすための添加物が含まれていることがあります。
これらの添加物には、一部の人にとってアレルギー反応を引き起こす可能性があるものも含まれています。
カロリーメイトには、下記の添加物が含まれています。
- カゼインナトリウム
- 加工でん粉
- 香料
- 炭酸マグネシウム
- 乳化剤
- カロチノイド色素
ラベルを確認し、自身の健康状態に合った食品かどうかを確認することが重要です。
もし自分の体に合わない成分がある場合は、摂取を控えましょう。
カロリーメイトは適切な状況で摂取することで、エネルギー不足を解消するのに役立つことがありますが、デメリットもあるため、適切な摂取量とバランスの取れた食事と組み合わせて利用することが重要です。
カロリーメイトを食べ過ぎると良くない!体に起きる現象3選

カロリーメイトは便利で美味しいエネルギー源として広く知られていますが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼす可能性があります。
以下に、カロリーメイトを過度に摂取することで引き起こされる3つの体の現象について詳しく説明します。
体重が増加する
カロリーメイトは小さなサイズにもかかわらず、高カロリーな食品です。
そのため、適切な制御なく食べ過ぎると、体重が増加する可能性が高まります。
カロリー摂取量をコントロールしない場合、カロリーメイトを摂りすぎることで、不要な脂肪が蓄積し、肥満のリスクが上昇します。
ニキビなど肌荒れしやすい
カロリーメイトは糖分が多く、急激な血糖値の上昇と下降を引き起こす可能性があります。
これは、肌荒れを悪化させる一因となります。 高糖質の食品を過度に摂取すると、皮脂の分泌が増加し、ニキビや吹き出物の発生リスクが高まります。
また、脂質も多いので多く油がでる原因になるので食べすぎには注意が必要です。
栄養バランスが崩れる
カロリーメイトは主にエネルギー供給を目的とした食品であり、他の栄養素が不足していることがあります。
たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの必要な栄養素が不足すると、栄養バランスが崩れ、健康への影響が生じる可能性があります。
栄養素が崩れることで、肌荒れや免疫力の低下など多くの健康を崩す原因になるので注意が必要です。
カロリーメイトだけに頼らず他の食品も合わせて毎日の食事で摂取することが大切です。
カロリーメイトを食べ過ぎると健康に悪い?栄養素を紹介
ここまで紹介した通り、カロリーメイトばかり食べていると、栄養バランスが悪くなってしまいます。
では、そもそもカロリーメイトにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
タンパク質 | 40g | ビタミンB2 | 0.7mg |
脂質 | 22.2g | ビタミンB6 | 0.65mg |
炭水化物 | 42.7g | ビタミンB12 | 1.2μg |
糖質 | 40.7g | ナイアシアン | 6.5mg |
食物繊維 | 2g | パントテン酸 | 2.4mg |
食塩 | 0.94g | 葉酸 | 120μg |
カルシウム | 2mg | ビタミンC | 50mg |
鉄 | 50mg | ビタミンD | 2.8μg |
マグネシウム | 100mg | ビタミンE | 3.2mg |
リン | 385ug | カリウム | 100mg |
ビタミンA | 385μg | ビタミンB1 | 0.6mg |
意外と多くの栄養素が含まれていますよね。
ですが、全ての栄養が十分にあるかと言われたらそうではありません。
よって、不足している栄養素はその他の食事で賄いましょう。
カロリーメイトが体に悪いと言われるのはトランス脂肪酸が多いから?
一部でカロリーメイトが体に悪いと言われる理由の一つとして、トランス脂肪酸が含まれているからという声が上げられます。
トランス脂肪酸を摂り過ぎると生活習慣病になるリスクが高まり健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、トランス脂肪酸にはLDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDH(善玉)コレステロールを減らす効果もあり動脈硬化を高める危険性もあります。
では、カロリーメイトにはどのくらいのトランス脂肪酸が含まれているのでしょうか?
下記で詳しく説明します。
トランス脂肪酸はあまり入っていない
カロリーメイトにはトランス脂肪酸は含まれていますが、その量はごくわずかです。
一般的な食品と比較して、トランス脂肪酸の含有量は非常に低く、健康への悪影響を引き起こすほどの量ではありません。
よってカロリーメイトを食べる際に、トランス脂肪酸を警戒する必要は特にありません。
実際に、トランス脂肪酸の摂取が健康に与えるリスクは、他の要因と比べると非常に小さいとされています。
カロリーメイトがダイエットに向いているって本当?

カロリーメイトがダイエットに向いているかどうかは、その摂取方法とコントロールに依存します。
以下に、カロリーメイトを活用したダイエット方法について詳しく説明します。
1食をカロリーメイトに置き換えるダイエット方法
カロリーメイトをダイエットに活用する一つの方法は、1日の食事をカロリーメイトに置き換えることです。
これにより、カロリー摂取を制御し、減量をサポートできます。
ただし、これを続ける場合、他の栄養素を補う必要があることに注意が必要です。
下記でダイエットの時にカロリーメイトをどのようにして活用するかの方法を紹介します。
朝・昼・夜のどのタイミングでも置き換えてOK
カロリーメイトは、朝食、昼食、夕食のいずれかの食事に置き換えることができます。
その柔軟性から、自分の生活スケジュールに合わせて摂取することができ、ダイエットの遵守がしやすくなります。
基本的には、どの時間帯の食事に置き換えても問題ありませんが、やはり夜の食事で置き換えるのがおすすめです。
夜の食事は、一番体重増加に関わる要因です。
よって夕食をカロリーメイトにすることで、ダイエット成功に近づきます。
ダイエットに必要な栄養素が多く含まれている
カロリーメイトには、エネルギー源として必要な栄養素が多く含まれています。
たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれているため、ダイエット中の栄養補給に適しています。
先程紹介した通り、多くのエネルギーがあるからこそ食べ過ぎには注意が必要です。
摂取するのは1日4本まで
カロリーメイトをダイエットに活用する際は、摂取量に制限を設けることが重要です。
通常は1日4本までが推奨されており、過剰な摂取は逆にカロリー過多となるため、注意が必要です。
カロリーメイトはダイエットに利用できるが、適切な摂取方法とコントロールが必要です。
個人の目標とニーズに合わせて摂取し、健康的なダイエット計画と組み合わせることが大切です。
カロリーメイトは健康に悪いのは本当?ユーザーの口コミを紹介
健康意識して、カロリーメイト激しく食うようにしたら、太ってきたんだが。— おせっかいツトム君 (@tutomunitutomu) June 12, 2023
毎日健康カロリーメイト生活
リバウンドしたけど、12時間勤務始まって1か月。遂に-10kg達成— ゲーリマン (@Kuso_M_e_GaNe) May 11, 2023
健康そうで体に悪い食品「トクホ」「果物」「市販の野菜ジュース」「市販のフルーツジュース」「ドライフルーツ」「ノンオイルドレッシング」「全粒粉」「玄米」「オリーブオイル」「スポーツドリンク」「カロリーメイト」。果物と玄米については質問が多いので簡単な理由をプロフに記載しておきます— よしなり (@yoshinari1978) March 13, 2022
まとめ
いかがでしたでしょうか?
当記事でカロリーメイトは健康に悪いのか否かがわかったと思います。
適切な量を食べる分には、特に体に悪影響はありません。
カロリーメイトだけに限らず、どの食品も食べすぎはNGなんで適切な量を把握して摂取するようにしましょう。
参考サイト
カロリーメイト公式HP
農林水産省公式HP