
ポリフェノールを手軽に摂れる飲み物ってどんな種類があるの?

ポリフェノールは自然界の植物の多くに存在する成分ですので身近な飲み物にも含まれています。
ポリフェノールが摂れる飲み物を知っておけば普段の食生活にもポリフェノールを取り入れることができます!
ポリフェノールは健康に良いと言われ、その抗酸化作用による働きも様々なメディアで取り上げられて広く知られるようになりました。
そんなポリフェノールは食べ物だけではなく飲み物でも摂れます。こちらではポリフェノールが豊富で手軽に摂れる飲み物をご紹介します!
緑茶やコーヒー、ワインなどメジャーなポリフェノール飲料の中でおすすめはどれなのか気になっている人も参考にしてみてくださいね♪
ポリフェノールの基本

ポリフェノールは、
- 自然界の植物に存在する苦味、渋み、香り、色素などの成分(化学物質)
- 自然界には8,000種類以上存在すると言われている
- 外敵や紫外線にダメージから守る種や葉、皮に多く含まれる
- 活性化酸素から細胞を守る抗酸化作用
- 肝機能や血糖値、目の健康、美容、ダイエットなど様々な分野で注目されている
という特徴があります。
ポリフェノールの人への働きは種類によって様々ですが、共通しているのは抗酸化作用です。
抗酸化作用は体内で発生する活性酸素を除去する働きがあり、活性酸素による酸化ダメージを防ぐ働きがあると言われています。
活性酸素は通常ならウイルスを殺菌するなど体を守る働きがありますが、紫外線や呼吸、ストレス、運動など様々な日常の生活の中で増えてしまう要素が多くあり大量発生してしまうと過酸化物質を作り細胞などにダメージを与えるとされています。

活性酸素による酸化ダメージは老化の原因にもなるため普段の食生活にポリフェノール飲料を取り入れるのは若々しく元気でいるのに有用だと言われています。

ポリフェノールが含まれる代表的な飲み物

ポリフェノールが多いと言われている飲み物は赤ワインが有名ですが、他にもお茶やコーヒーなど身近な飲み物もポリフェノールの摂取源として有効だと言われています。
ワインのポリフェノール
赤ワインには100gあたり230mgのポリフェノールが含まれているポリフェノールが豊富な飲み物です。

赤ワイン
ポリフェノールといえば赤ワインと想像される人も多いですよね。赤ワインには原料ぶどうに含まれるアントシアニン、レスベラトロール、タンニン、ケルセチンなどのポリフェノールが含まれています。
赤ワインは製造過程で皮や種子ごと絞るため、ポリフェノールが豊富なんです。

白ワイン
白ワインにもぶどうの果肉や茎部分に含まれるタンニンやカテキンが含まれています。

ワインは赤と白ではぶどうの使用する部分が違います。ポリフェノールは苦味や渋み、色素成分なので、使用する部分によって含まれるポリフェノールに違いがあります。
コーヒーのポリフェノール

コーヒーもポリフェノールが豊富な飲み物です。コーヒーにはコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)という代表的なポリフェノールが含まれています。その量は赤ワインに匹敵する量で100gあたり約200mgのポリフェノールが含まれます。
コーヒーは収穫した豆の状態が最もポリフェノールが多く含まれていて、焙煎するほど失われていくと言われています。
そのためコーヒー豆から焙煎する場合は浅煎りしたアメリカンコーヒーで飲むと比較的ポリフェノールを残した状態で飲むことができます。

そのためインスタントコーヒーよりもドリップで抽出したコーヒーの方がポリフェノールを摂ることができます!
ココアのポリフェノール

ココアには原料のカカオ豆に含まれるカカオポリフェノールなど7種類以上のポリフェノールが含まれています。
カカオ豆を使っているチョコレートもポリフェノールが摂れますが100gあたりのココアには約62mgほどのポリフェノールが含まれているためカカオポリフェノールを摂りたい場合はココアもおすすめです。
お茶のポリフェノール

お茶は赤ワイン、コーヒーと共にメジャーなポリフェノール飲料です。使用する茶葉、樹に加えて製法の違いでも成分の違いが出てきます。
近年ではお茶に含まれるポリフェノールの働きに着目したトクホ飲料や機能性食品に分類される飲料が多く販売されています。
緑茶
緑茶ポリフェノールのカテキンが含まれるエピカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートといった種類のカテキンが含まれます。

カテキンはお茶に含まれる代表的なポリフェノールで渋みの成分で抗酸化作用や抗菌作用を持ち、100gあたりの緑茶(食品あたり)には約115mgのポリフェノールが含まれています。
烏龍茶
烏龍茶にはお茶の葉っぱが持つポリフェノールが製造の過程で半発酵状態になることでポリフェノール(カテキン)が結合して生まれる重合カテキンなどウーロン茶ポリフェノールという特有のポリフェノールが含まれていて、ポリフェノール量は100gあたり約39mgほどとされています。

お茶には含有量に違いはありますが、ほうじ茶、玄米茶、煎茶、ごぼう茶など身近なお茶にもポリフェノールが含まれています。
さらにお茶には200種類以上の香り成分も含まれるためポリフェノールに加えてリラックスにも良いので毎日の生活にお茶があるというのは健康も嬉しいというわけです!
紅茶
紅茶にはカテキンが2個結合したテアフラビン類やテアルビジンといったポリフェノールが含まれています。
これらのポリフェノールは紅茶の渋み成分です。紅茶製造の過程で酸化発酵の工程でカテキン同士が結合する酸化重合という反応によって紅茶特有のポリフェノールが生成されます。
豆乳のポリフェノール

豆乳にはポリフェノール化合物、大豆イソフラボンが含まれます。
大豆イソフラボンは体内で女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをするため植物由来エストロゲンと呼ばれています。

豆乳には他にもサポニンやレシチンといった成分が含まれています。
野菜ジュース・フルーツジュースのポリフェノール

野菜ジュースやフルーツジュースにはポリフェノールやカロチノイドなどのファイトケミカルが含まれています。
市販のジュースよりもジューサーやミキサーなどで作ったジュースの方がポリフェノールが摂れますし、ビタミンやミネラルなどの栄養素を損ねずに摂ることができます。
また果物の皮にはポリフェノールが豊富ですので手作りする時には皮ごと使うのがおすすめです!

果物の中にはポリフェノールが豊富な種類が多いので美味しくポリフェノールが摂れる飲み物と言えますね!
- アサイー:アントシアニン・鉄分・ビタミンE・ビタミンB1・B2・葉酸・カルシウム・マグネシウム・オレイン酸・αリノレン酸・18種類のアミノ酸など栄養も豊富
- カシス:カシス特有のアントシアニンに加えて、ビタミンA、C、E、βカロテンも摂れる
- ぶどう:レスベラトロールに加え種や果皮にはタンニンやアントシアニンが含まれている
- ブルーベリー:アントシアニン・レスベラトロール・フラボノイド・クロロゲン酸・ビタミンA、E、Cなどポリフェノールや栄養が豊富
- すもも:ポリフェノールやカロテノイドが豊富、他にもビタミンB群、βカロテン、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、カリウムなどが含まれている
- いちご:エラグ酸、アントシアニン、ケルセチン、ケンフェロール、カテキンなどのビタミンC、クエン酸、リンゴ酸が含まれている
- りんご:プロシアニジン、カリウム、ペクチン、有機酸、カロテンなどが含まれている
- グレープフルーツ:ナリンギン、リモネン、リモノイド、ペクチン、ビタミンCなどが含まれている
青汁のポリフェノール

ケールや大麦若葉、明日葉といった青汁にもポリフェノールが豊富。
他にもβカロテン、ビタミンE、βカロテン、ビタミンKやマグネシウム、カルシウム、カリウム、食物繊維など豊富な栄養が含まれています。
スムージーのポリフェノール

野菜や果物のポリフェノールが摂れるだけでなく、食物繊維も同時に摂れるのが魅力!
飲みごたえもあり、果物の自然の甘みを活かせば甘味料を使わなくても美味しく飲むことができるヘルシーな飲み物です♪
野菜ジュースやフルーツジュース、スムージーはカフェインが含まれていないため、妊娠中や産後ママさんでも安心して飲めるポリフェノール飲料とされています。
特にスムージーは子供のお世話などで食事が偏りがちなママにとって手軽に野菜や果物の栄養、食物繊維を摂ることができるのでおすすめのポリフェノール飲料と言えますね。

産後にシミができたといったお肌の悩みを感じている方は多いです。
野菜や果物にはお肌の調子を整えるのに欠かせないビタミン、ミネラルが豊富。お肌のターンオーバーに関わるビタミンCなども摂れるのでおすすめです。
緑茶・コーヒー・赤ワインではどれがおすすめ?


ポリフェノールが豊富な飲み物はわかったんですけど、その中で緑茶、コーヒー、赤ワインの中ではどれがおすすめなの?
緑茶、コーヒー、赤ワインの中では100gあたりのポリフェノール含有量は、
- 赤ワイン:230mg
- コーヒー:200mg
- 緑茶:115mg
という順番となっています。
ただし、赤ワインはアルコール飲料ですので飲み過ぎは注意が必要ですし、コーヒー、緑茶にはカフェインが含まれますのでこちらも飲みすぎは禁物です。

生活スタイルに合わせて朝はコーヒー、お昼は緑茶、夜は赤ワインといったように飲むのも良いですね!
ポリフェノール飲料を飲む時に注意したいこと
ポリフェノールを含む飲み物には健康に良いポリフェノールやフラボノイド類などファイトケミカル、ビタミンやミネラルなど体を整える栄養素、腸内環境を整えるのに役立つ食物繊維などが摂れる飲み物も多いです。
ですが、中にはカフェインを含む飲み物があります。
カフェインは適量飲む上では疲労や眠気を軽減させたり集中力アップさせてくれますが、飲みすぎてしまうと眠れなくなったり、頭痛や吐き気、胃のむかつきなどが現れてしまう場合があります。
健康に良いからと言って過剰に飲むのは避けたほうが良いでしょう。

カフェインを避けなくてはいけない妊婦さん、授乳期の方などはカフェインレスのポリフェノール飲料を選ぶのが安心ですね。
ポリフェノール飲料の中でノンカフェインで飲めるのは、
- 野菜ジュース
- フルーツジュース
- スムージー
- カフェインレスのお茶
などがあります。
スムージーでポリフェノールと栄養を手軽に摂る!

ポリフェノールなどのファイトケミカルは野菜や果物に備わっているものですので、毎日の食生活にポリフェノールを取り入れるなら野菜や果物などを摂るのがおすすめです。
コーヒーは飲みすぎると胃が気持ち悪くなったり、味が苦手という人もいますし、緑茶だけを飲み続けるのも飽きてしまうかもしれません。お酒が苦手な人は赤ワインを飲むのは難しいですよね。そんな時におすすめなのがスムージーです。
- ポリフェノールが豊富な野菜や果物を自分で選べる
- 味に癖があるものでも食材の組み合わせで飲みやすくできる
- 食材の組み合わせで栄養価を高められる
- 野菜や果物の食物繊維や酵素をしっかり摂れる
- 果物に含まれる糖(果糖)は素早くエネルギーとして使われやすい
- ノンカフェインなので子供から大人まで安心して飲める
ポリフェノールが豊富な野菜や果物を自分で選べる
ポリフェノールが豊富な野菜や果物の中にはそのまま食べるのに向かないものもあります。その点、スムージーはミキサーで撹拌し細かくするので飲みやすくなります。

ポリフェノールを摂りながらダイエットやお肌に良い食材をプラスするなど目的に合わせて食材をチョイスするなど自由度も高いです。
味に癖があるものでも食材の組み合わせで飲みやすくできる
スムージーの良い所は、自分で好きな野菜や果物を組み合わせて作ることができる点です。
もちろん食材の相性はありますが、相性の良い食材の組み合わせを知れば失敗は少なくなります。

栄養価は高いけどそのままだとちょっと味に癖がある野菜や果物も組み合わせで飲みやすくなるので続けやすいです。
食材の組み合わせで栄養価を高められる
野菜や果物にはそれぞれ含まれる栄養に違いがあります。これらを一つ一つ食べるとなると大変ですが、スムージーなら一緒に入れて撹拌するだけで同時に栄養が摂れます。
さらに「ビタミンCが足りないからレモン果汁を入れてみる」といった栄養面のバランスも摂りやすいです。

女性の場合なら水の代わりに豆乳を入れてみたり、カルシウムを摂りたいという時に牛乳をプラスして底上げするといった方法などお好みに合わせてアレンジがしやすいです。
野菜や果物の食物繊維や酵素をしっかり摂れる
野菜ジュースやフルーツジュースもポリフェノールを摂るのにおすすめですが、市販のジュースでは皮や繊維など不溶性食物繊維が取り除かれているためほとんど摂ることができません。
ジューサーでも果汁を絞るため不溶性食物繊維は取り除くのが基本ですのでスムージーと比較すると食物繊維の量が少なくなってしまいます。

年齢と共に減っていく体内の酵素を補うのにも食物酵素が豊富な野菜や果物を摂るのにもスムージーや野菜ジュース、フルーツジュースはおすすめです。
スムージーなら不溶性食物繊維もしっかり摂れるのでお通じが乱れがちな人にもおすすめです!
果物に含まれる糖(果糖)は素早くエネルギーとして使われやすい
果物に含まれる果糖(フルクトース)はブドウ糖(グルコース)と同じく単糖類という最も小さな糖類です。そのため体内に取り込んだ際に消化の必要が無いため素早くエネルギーとして使われます。

朝から食欲が無いという人でもスムージーなら手軽にエネルギー補給ができるのでおすすめ。朝はパンやおにぎりだけという人なら野菜や果物のビタミンやミネラルも一緒に摂れるのもスムージーのメリットです♪
ノンカフェインなので子供から大人まで安心して飲める
スムージーは使用する野菜や果物を選ぶことでノンカフェインな飲み物にすることができます。

ポリフェノールを摂るだけでなく、野菜嫌いなお子さんにも飲んでもらったり、妊娠中の栄養補助や便秘対策にも役立ってくれます♪

手軽にポリフェノールが摂れるnoshのスムージー

スムージーは自分で作るのが栄養を損なわずに摂る方法の一つです。でも実際に自分で作るとなると食材の買い出しやミキサーの準備、使い終わった後の洗い物など、忙しい朝に続けるのが大変という人も多いです。
また市販のスムージーだと栄養価や糖質が気になる。。そんな人には野菜や果物の栄養がしっかり摂れて、準備の手間も無い通販のスムージーがおすすめです!

通販のスムージーで実際に飲んで良いと思ったのがnoshのスムージーです。
※2022年7月時点 現在スムージーの販売は休止中です。
管理栄養士が監修したスムージー

noshのスムージーは管理栄養士が監修した栄養面も充実したスムージーです。
自分で食材の組み合わせを考えるよりも栄養バランスの良いスムージーが手軽に飲めます♪

ヘルシーで美味しいのがnoshのスムージーです♪スーパーフードを使っていても味に癖が無く飲みやすいですよ♪

安心の無添加スムージー

noshのスムージーは作りたてを冷凍しているので保存料などの添加物は不使用。
さらに料理のプロが調理に関わっているので食材の組み合わせも美味しさにこだわったチョイスがなされています。
そのため余計な甘味料や香料、着色料といった市販スムージーなどに多い添加物が一切使われていない安心のスムージーです。

添加物不使用なのでお子さんにも安心して飲んでもらえます。
スーパーフードで栄養が充実!

noshのスムージーは5種類。その全てにスーパーフードが使われているので栄養が充実しています。
使われているスーパーフードにはアサイーやクコの実などポリフェノールが豊富な果物を使った種類もあるので、ポリフェノールをしっかり摂りたい人にも嬉しいスムージーです♪

ダイエット中に嬉しい糖質控えめスムージー

noshは全メニューが糖質30g以下。スムージーも通常のスムージーよりも糖質控えめに設定されています。
ダイエットで糖質を控えたい、妊娠中で体重管理が必要、産後に体型を戻すためにダイエットをしたいといった人の栄養バランスの良い食生活の補助として役立ってくれます♪

内容量も300mlあるので飲みごたえもあって置き換えダイエット、ファスティング中やファスティング後の食事にも使いやすいです♪

蓋付き容器で使い勝手が良い

noshのスムージーの容器は蓋付きです。解凍した後もキャップをしておくことができます。
開封後は早めに飲む必要はありますが、一般的なスムージーよりも酸化を防ぎながら冷蔵庫で保管しておくこともできます。
解凍時間によってシャーベット状で食べることもできますし、ヨーグルトにかけたり牛乳と合わせたりと1つで様々なアレンジができます。

私の場合は朝にシャーベット状のスムージーをヨーグルトにかけてみたり、豆乳に混ぜて飲み、残った分を昼食と一緒に飲んだりしていました!キャップをして冷蔵庫に入れておけるのは便利です♪

noshのスムージーなら毎日手軽にポリフェノールが摂れるのでおすすめです。
ポリフェノールを飲み物で摂って健やかな毎日を!
ポリフェノールが摂れる飲み物についてご紹介しました!
- ポリフェノールが摂れる飲み物は身近な飲み物でも摂れる
- 赤ワイン・緑茶・コーヒーでは赤ワインのポリフェノール量が多いが、コーヒーも豊富
- カフェインを含む飲み物は飲みすぎに注意
- 野菜や果物を使ったジュースはポリフェノールが摂れる
- 野菜や果物の栄養を余さずに摂るならスムージーがおすすめ!
ポリフェノールが摂れる飲み物は身近なものも多いです。
毎日の生活に飲み物でもポリフェノールを取り入れて若々しく健康な生活を目指してみませんか?

ナッシュ以外にも通販で買えるおすすめのスムージーはこちらで紹介しています。
