マクロビが健康にいいことは知っているけれど、何から始めていいのかわからないというお悩みはありませんか?
マクロビは3つの考え方をベースにしたシンプルな食養生(食事の工夫をすること)です。
厳しいルールもないので初心者でも気軽に始めることができます。
この記事では、わかりやすいマクロビの基礎知識と手軽に実践できるおすすめの商品を紹介していきます。
マクロビとは?
![玉ねぎ](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/tamanegi.jpg)
マクロビとは、日本発祥したマクロビオティックを略した言葉です。
自然と調和し、健康的な暮らしをおこなうことが目的で、穀物や野菜などを中心に食する食養生の延長線上にあります。
マクロビに欠かせない考え方は大きく3つあります。
- 身土不二…自分が暮らしている土地のものを食べよう
- 一物全体…食材を丸ごと食べよう
- 陰陽調和…バランスのとれた食事をしよう
マクロビを実践するにあたって、頭に入れておくと食材や食事選びが簡単にできます。
マクロビの基本はこのページでも解説しますが、深く詳しく知りたい場合は「久司道夫のマクロビオティック入門編」を読むのがおすすめです。
マクロビ実践中に食べられる食材
![野菜色々](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/yuukiyasai.jpg)
マクロビ実践中に禁止されている食材はありません。あくまでも、健康を考えた食養生を目的としているので、ストイックに考えすぎないようにしましょう。
大まかな目安として、以下のようなルールがあります。
- 毎日摂取したい食材…全粒穀物・豆類・野菜・キノコ類・海藻類など
- 週に2~3回摂取したい食材…魚介類・果実・ナッツ類など
- できれば避けたい食材…肉類・乳製品・卵など動物性食品
実際に食材を選ぶ際は、マクロビの考え方を参考にします。
米
![玄米](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/genmai.jpg)
主食は玄米がおすすめです。
白米は、精製されているので一物全体の考え方から外れてしまうからです。玄米は、精製前の状態であるだけでなく、陰陽調和の考えでは中庸とされています。
バランスのとれた食事とは、栄養だけでなくカラダが陰陽のどちらかに偏らない食事も意味します。そのため、毎日の主食は玄米が適しているでしょう。
野菜
![野菜](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/yasai-tomato-nasu.jpg)
野菜は有機栽培や無農薬栽培のものがおすすめです。
マクロビには一物全体の考え方があり、野菜や果物は皮ごと食べます。農薬が残留しているとカラダに悪影響を及ぼす可能性がないとはいえません。
できるだけ農薬や化学肥料に頼らないで栽培された野菜を購入しましょう。生産者の顔がわかる野菜もおすすめです。
マクロビティックに適した野菜はこちらのサイトが参考になります。
調味料
![味噌](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/miso.jpg)
調味料はできるだけ天然のものを使います。
塩は精製されていない天然塩があります。ミネラルが豊富で栄養もあるのが特徴です。
醤油も有機大豆と小麦、天然塩が原材料のものをえらびましょう。
砂糖はマクロビでは推奨されないことがほとんどです。甘みはメイプルシロップなどで代用します。
マクロビ実践中の食事方法
![野菜スープ](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/yasai-soup.jpg)
マクロビは食材だけでなく、食べ方も健康を意識します。消化の負担がないように食事をする3つの方法です。
一口30回は噛む
![ごはんを食べる女性](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/gohan-josei.jpg)
マクロビを実践している間は、一口30回以上噛むことを意識します。
ゆっくりとたくさん噛むことで、食べ過ぎの防止になります。
また、食べ物を細かくして飲み込むことで、消化吸収の働きを助けます。胃腸の負担がへり、消化吸収がスムーズにおこなえるのがメリットです。
他にも、唾液の分泌量が増えることで歯周病などのトラブルを予防できます。
腹八分目を心がける
![箸とお皿](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/hashi.jpg)
ことわざに、「腹八分目に医者いらず」というフレーズがあります。健康のためには満腹ではなく、腹八分目で食事をやめるといいという意味です。
マクロビではこのことわざ通り、腹八分目で食事をおえることを提唱しています。
食べ過ぎによる栄養過多を防ぎ、生活習慣病や太り過ぎを防ぐとされています。消化不良や代謝の低下の予防にもなるので、健康だけでなく美容にも役立つ食べ方です。
食事中の水分は控えめにする
![お茶](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/tea.jpg)
食事をするときにお水やお茶を飲むことは控えます。食事と一緒に水分を補給してしまうと、胃酸が薄まるからです。食べ物の消化に時間がかかり、胃腸にかかる負担が大きくなります。
他にも、食事と一緒に水分を摂ると噛む回数が少なくなってしまうことがあります。水で流し込むように食事をしてしまったり、早食いになったりしてしまうことは健康にいいとはいえません。
マクロビ実践におすすめの商品6選
![カート](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/cart.jpg)
マクロビを取り入れるときに大切にしたいのが手軽さです。マクロビがどういうものなのか、初心者でも試しやすい商品を紹介します。
木村式自然栽培米朝日 発芽玄米ごはん 1パック(180g)
岡山県産木村式自然栽培米「朝日」100%を使用した玄米ご飯のレトルトパックです。玄米を食べたことがない人が、味や食感を試すのにぴったりです。
電子レンジで2分加熱するだけで玄米が食べられます。忙しい人にもおすすめの商品です。
チャヤマクロビの8つの野菜で旨みぎっしり野菜カレー 1袋(200g)
![チャヤマクロビカレー](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/chaya-macrobicurry2.jpg)
https://chayamacrobi.official.ec/SHOP
![チャヤマクロビカレー](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/chaya-macrobicurry1.jpg)
https://chayamacrobi.official.ec/SHOP
原材料に、肉・卵・乳製品・白砂糖・化学調味料・保存料が使用されていないレトルトカレーです。野菜の旨味を手軽に味わうことができるでしょう。
湯煎、もしくは電子レンジで温めるだけで簡単に調理できるのも魅力です。賞味期限も製造日から2年間となっているので備蓄にも向いています。
五色の浜雫 自凝雫塩(おのころしずくしお)
淡路島の海水を薪と鉄釜で煮上げた天然塩です。調味料を変えることは、マクロビを手軽に始める第一歩にもなるでしょう。
普段の料理だけでなく、味噌や梅干しを手づくりするときに使用する方法もあります。
オーサワの有機梅醤エキス(番茶入り) (9g×20包)
梅醤番茶はマクロビの定番メニューです。三年番茶、梅干し、醤油、生姜を合わせた飲み物で、新陳代謝を促進させます。冷えや便秘、感染予防のお手当てに飲むのがおすすめです。
オーサワの有機梅醤エキスは、お湯を注ぐだけで飲むことができます。個包装されているので、携帯にも役立つでしょう。
Tinkyadaの玄米スパゲッティ
![玄米スパゲッティスタイル](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/tinkyada-genmaipasta2.jpg)
原料が玄米100%のパスタです。いきなりマクロビ食に変えることに抵抗を感じる人もいるでしょう。代替品は調理方法が変わらないのもおすすめのポイントです。
Tinkyadaのパスタは農薬不使用で、ライスパスタ専用工場で製造されています。そのため、小麦アレルギーのある人にも安心です。
チャヤマクロビの米粉のマクロビバターサンド
![米粉のマクロビバターサンド](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/chaya-macrobibuttersand2.jpg)
![米粉のマクロビバターサンド](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/chaya-macrobibuttersand.jpg)
https://chayamacrobi.official.ec/SHOP
【画像出典】チャヤ マクロビオティクス OFFICIAL ONLINE
マクロビを実践しても食べられるスイーツがあります。
米粉のマクロビバターサンドは、クッキー生地は米粉と大豆粉です。サンドされているバターは、乳製品を使わずに植物性食材でつくったバター風味となっています。
メープルラムレーズン・カフェモカ・黒ゴマの種類があり、メイプルシロップで甘さも感じることができます。
手軽にマクロビを体験するならセットがおすすめ
マクロビを手軽に体験するのにおすすめなのが、マクロビオティック一週間体験セットです。1日3食、21回分の食事がセットになっています。
販売元のオーサワジャパンはマクロビの老舗メーカーです。さまざまなマクロビ食品を扱っている実績もあり、セットの内容は安心して食べることができるでしょう。
すべての商品が手軽なレトルトパックになっているのも特徴です。
マクロビのガイドブックもついているので、実践しながら知識を深めることもできます。
1日の食事を全部マクロビに切り替えるのが難しい場合は、昼だけ、朝と昼だけなど組み合わせるのもおすすめです。種類も豊富なので、お気に入りの味を見つけるのにも役立つでしょう。
マクロビは無理せず手軽にはじめてみよう!
![ひまわり](https://www.onemile.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/03/himawari.jpg)
マクロビは健康を守るための食養生です。厳しいルールはなく、「自分が暮らしている土地の食材をバランスよく丸ごと食べよう」という考えが基になっています。
最初から完璧を求めずに、レトルト食品や調味料など手軽に食べられる商品から試していきましょう!
マクロビ実践中に重宝する「有機栽培・オーガニック栽培された野菜」を買うなら下記のページで特集されているサービスも候補に入れるのがおすすめです。
下記のサービスもおすすめなのであわせてチェックしてみてください。