- 「冷え性でいつも手足が冷たいから、体を温める食べ物が知りたい」
- 「ダイエットをしているけど、冷え症が原因で痩せないって本当?」
- 「コンビニで買える体を温める食べ物ってあるの?」
冷え性の人は、こんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、食事で体を温める方法について紹介していきます。
- 体を温める食べ物・冷やしてしまう食べ物
- 体を温める栄養素
- 冷え性がダイエットによくない理由
- 脱冷え性!食事のときに気をつけたい3つのポイント
- 「セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート」コンビニ各社で買える体を温める食品
体を温める食べ物・冷やす食べ物
食べ物の中には、体を温めるものと冷やすものがあります。
また、上記以外の食品で体を温める食べ物と冷やす食べ物の見分け方はこちらです。
体を温める食べ物を摂ることで血行がよくなり、温まりやすい体づくりができます。
体を温める栄養素とは?
抑えておきたい栄養素は、
- たんぱく質
- 鉄
- ビタミンC
- ビタミンB群
- ビタミンE
の5つです。
たんぱく質
「タンパク質」は、熱を生み出す働きがある「筋肉」を作る材料になります。
- 肉
- 魚
- たまご
- 大豆や大豆製品
鉄
貧血を改善し血行をよくします。
血行がよくなると手先や足先まで血がめぐり、冷え性を改善する効果が期待できます。
- 豚レバー
- アサリ水煮缶
- 牛肉
ビタミンC
鉄の吸収を助けます。水に溶けやすく熱に弱いので生食がおすすめですが、体を冷やす性質の食材が多いので量には注意が必要です。
- 柿
- 赤パプリカ
- ブロッコリー
ビタミンB群
ビタミンB1は糖質をエネルギーに、ビタミンB2は脂質をエネルギーに、ビタミンB6はたんぱく質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素です。
エネルギーを作ると体も温まります。
- 豚肉
- うなぎ
- 胚芽米や玄米
- 豚レバー
- うなぎ
- たまご
- まぐろ
- かつお
- 牛レバー
ビタミンE
血管を広げて血行をよくします。
- うなぎ
- アーモンド
- かぼちゃ
冷え性はダイエットの敵?理由を解説
冷え性だと痩せにくいという話をよく聞きますがなぜでしょうか。
それは、基礎代謝量が低くなるからです。
わたしたちの体は運動をしなくてもエネルギーを消費していて、これを基礎代謝量と言います。
冷え性の人はこの基礎代謝量が低くなっている可能性が高いです。
たとえば、冷え性の人とそうではない人が同じ生活を送った場合、冷え性の人のほうが1日に消費されるカロリーが少なくなってしまいます。
基礎代謝量を上げるには、体が温まる食べ物を食べることが効果的です。
体が温まることで血行がよくなり、全身に血がめぐるようになります。
それにより内臓の働きが活発になり、基礎代謝量が増加します。
脱冷え性!食事のときに気をつけたいポイント
ポイントは3つあります。
1.食事はバランスよく食べる
ダイエット中はサラダ中心の食生活だったり、1つの食品だけをずっと食べ続けている人も多くいます。
しかし偏った食生活を続けていると、体を健康に保つための栄養素が不足し冷え性が悪化する可能性も。
とはいえ、「栄養バランスの良い食事を摂る」と聞くと難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
結論をいうと、難しくありません。
次の3つを揃えるだけでバランスの良い食事が完成します。
- 【主食】ごはん・パン・麺など
- 【野菜】煮物・サラダ・和え物など野菜のおかず
- 【おかず】肉・魚・卵・大豆や大豆製品・チーズなど
2.体を温めるために朝食をとる
朝は1日の中でもっとも体温が低い時間です。
朝食を摂ることで内臓が働きだし、血流がよくなり熱を生み出して体を温めてくれます。
3.体を冷やす食品を食べるときには工夫をする
体を冷やす食品は加熱したり加工することで性質が変化します。
たとえば、夏野菜であるトマト。これはそのまま食べると体を冷やしてしまいますが、トマト鍋やスープにすることで体を温める性質に変化します。
また、「ナス」も発酵食品である味噌や辛味のある唐辛子と一緒に炒めることで体を温める料理になります。
このように、体を冷やす食材と言われているものも調理方法を工夫することで食べられます。
【コンビニ別】体を温める食べ物・商品例
毎日忙しくて、体を温める食材を買に出かけるのが難しい…という場合は、コンビニで買える商品を利用するのがおすすめです。
主要なコンビニ3社で買えるおすすめの商品をご紹介していきます。
セブンイレブン
おかずたっぷり和風幕の内 594円(税込)
体を温める働きがある鮭のほかに、たんぱく質が豊富な卵焼きとエビが入っています。
また、煮物や和え物に野菜が含まれておりバランスの良いお弁当です。
一膳ごはん 鶏と生姜香る炊き込み(もち麦) 320円(税込)
生姜は血行を良くして冷えを改善する働きがあります。また、鶏肉にも体を温める働きがあり、たんぱく質も含まれています。そして、きのこには食物繊維が豊富でダイエット中におすすめの食品です。
ファミリーマート
にんにく醤油のスタミナ豚焼肉丼 510円(税込)
メインの豚肉には糖質の代謝を助けてくれて、疲労回復にも役立つビタミンB1が含まれています。また、にんにくには体を温めてくれる作用があります。
野菜のおかず
醤が決め手!四川風麻婆豆腐丼 399円(税込)
調味料として使われている豆板醤と甜麺醤はどちらも味噌の一種です。味噌は発酵食品なので、体を温める働きがあります。
また、豆腐やひき肉からたんぱく質を摂取できます。
プラスで食べたい食品:野菜のおかず
ローソン
ちょい麺 1食分の野菜が摂れるちゃんぽん 399円(税込)
不足しがちな野菜がとれるメニューです。野菜には食物繊維が含まれており、腸の働きを活発にしてくれます。
ここにたんぱく質のおかずをプラスするとバランスがとれたメニューに変化します。
サラダチキン、ゆで卵
鶏肉のガーリックトマト煮 399円(税込)
体を温める鶏肉とにんにくが中心に使われてるおかず。また、トマトは体を冷やす食材ですが、加熱することで性質が変化します。鶏肉はたんぱく質が豊富で筋肉の材料にもなるので、ダイエット中は積極的に食べていきたい食材です。
ご飯やパン、野菜のおかず
- ごはん、肉や魚などのおかず、野菜の3つが入っているもの
- 味噌汁や豚汁などの汁物をプラスする
- 体が温まる食材が入っているものを選ぶ
まとめ
冬の時期や、体の冷えに悩む方は、体を温める食事・栄養を積極的に摂るようにしましょう。
大事なポイントをまとめると、
- 食べ物には体を温めてくれる食材と冷やす食材がある。温めるものを積極的に食べる
- たんぱく質、鉄、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEは体を温めてくれる栄養素
- 冷え性だと基礎代謝量が落ちて痩せにくくなる。体が温まるものを食べて代謝アップ!
- 食事のポイントは3つ。バランスよく食べる、朝ごはんを抜かない、体を冷やす食材を食べるときには工夫をする。
- コンビニでも体を温めるごはんは買える。
です。
体の中から冷え性対策するために、食事の内容を見直していきましょう!