「ファスティング」は直訳すると「断食」なので、この2つは一般的には同じものとして認識されていますが、掘り下げていくと違いもあります。
- 「断食」は、宗教的な修行の一つとして行われてきた歴史があり、民間の健康法としても用いられてきたもの
- 「ファスティング」は、胃腸を休めたり、デトックス・ダイエット・美容などが目的のもの
と、それぞれの発祥や特性が異なります。ですが昨今ではどちらも健康・美容・ダイエット用語として使われています。
ダイエットや美容を目的としたファスティング(断食)では、食事を摂らない期間でも一定の栄養補給は大切。
近年のファスティングは酵素ドリンクを使うのが定番ですが、人によっては「酵素ドリンクの味が苦手」、「酵素ドリンクだとお腹が空いて辛かった」といった感想を持つ人も多くいます。
そんな方には、野菜や果物を使ったスムージーでのファスティングがおすすめです。
- 栄養面が充実している
- 手作りなら野菜や果物の生きた酵素が摂れる
- 飲みごたえがあり、食物繊維も多いので空腹感が少ない
- 酵素ドリンクが苦手な人でも飲める
- 酵素ドリンクよりも美味しい
- 市販の野菜スムージーなら準備も簡単
- 水分補給と栄養補給が同時にできる
野菜スムージーなら断食中でも空腹の辛さやストレスを軽減できるので、ファスティングを継続しやすくなることも大きなメリットです。
ダイエットや美容のためにファスティングしたいときにおすすめのスムージーを紹介していきます♪
ファスティング・プチ断食中にスムージーを飲むメリット
一般的なファスティングの方法は、酵素ドリンクやスムージーなどで日常生活で必要な最低限の栄養を摂りながら行うのが定番です。
ファスティング中に飲まれることが多い酵素ドリンクはメリットもありますが、飲みにくさやコスト面から考えると初心者にとってはややハードルが高くなります。
一方、スムージーは、味が美味しく飲みやすい・空腹に悩まされない・栄養が充実していて体調面もフォローしてくれる、などメリットが多く、ファスティング初挑戦の人や酵素ドリンクに慣れていない人でも無理なく断食を続けられる傾向があります。
スムージーは生の酵素が摂れる
酵素ドリンクでも酵素は摂取できますが、スムージーこそ野菜・果物の生の酵素を新鮮な状態で摂れるドリンクです。
そもそもファスティング中に酵素の摂取が推奨される理由は、通常時では食事を消化吸収するために使用する「消化酵素」を一時停止させ、「代謝酵素」を最大限に働かせることで、美容・体質に変化をもたらしてくれる、という理由があります。
市販の酵素ドリンクは原料にこだわっていても、出荷の際に高熱で殺菌を行う(微生物などの殺菌のため)決まりがあるため、熱に弱い酵素自体は失活してしまいます。
酵素ドリンクは豊富な原料を発酵・分解することで吸収されやすい状態を作り、体内の消化酵素の消費を抑えているという側面もありますが、食事から食物酵素を摂るのとは意味が少し違います。
一方、生の野菜や果物を使って作るスムージーは食物酵素をそのまま摂れるのが最大の魅力。
消化の面を見ても、野菜がミキサーで細かくなっているので胃腸への負担も少なく、ファスティング時の飲み物としても安心です。
栄養不足になりにくい
スムージーで使う野菜や果物にはビタミン・ミネラル・食物繊維が多く含まれています。また、糖質(果糖)も含まれているので、カロリー・栄養不足を防ぎながらファスティングを続けられます。
特にファスティング中は水分不足や糖エネルギー不足、ミネラル不足などで頭痛や倦怠感などが起こることがあります。(好転反応とも呼ばれています。)
その際、糖分(ブドウ糖)を摂ったり、梅干しなどで糖分やミネラルを補いますが、そんな時に適しているドリンクのひとつがスムージーです。
スムージーなら水分・糖質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が多く含まれているので、ファスティング中の体調面を安定させてくれたり、腸内環境を整えてくれます。
また、市販の酵素ドリンクの場合は甘味料や香料、保存料などの添加物が使われているケースがとても多いです。
一方、自分で作るスムージーは完全無添加なので、ファスティング中に余計なものを体に入れる心配がありません。
※使用する野菜は無農薬野菜・有機野菜を使うと完全無添加のスムージーが作れます。
空腹感が少ないのでツラくない!
スムージーならファスティング中に最もツラいと感じる「空腹感」も和らげてくれます。
スムージーはとろみがあって飲みごたえがあり、さらに野菜や果物の食物繊維がたっぷり。
野菜や果物に多く含まれている水溶性食物繊維は、水分を含むと粘性がありネバネバとした状態で胃腸内をゆっくりと移動するため満腹感が長持ちします。通常の飲料よりも空腹を感じにくいのもスムージーのメリットです。 さらに「水溶性食物繊維」は食事の糖の吸収をゆるやかにするため、食後の血糖値の急上昇も抑えてくれます。
酵素ドリンクより美味しい!
酵素ドリンクを初めて飲んだときに感じるのが、「独特な甘い味」と「発酵させていることによる酢のような匂い」です。
水や炭酸水などで薄めると多少は飲みやすくなりますが、慣れるまで時間がかかる人が多く、「酵素ドリンクの味が苦手で飲めない」という人も多くいます。
その点、スムージーは自分が飲みやすい味に調整できるのが大きなメリットです。
入れる果物・野菜の組み合わせ次第で、欲しい栄養をカバーしながら自分の好みに適した味で飲めます。
ファスティングでスムージーを選ぶデメリット
ファスティング中にスムージーを利用することは栄養を摂りながら断食を行う手段として効果的ですが、注意が必要なデメリットも存在します。特に以下の点に注意して選ぶ必要があります。
糖分を摂りすぎてしまう
スムージーはフルーツを主成分とすることが多く、そのため糖分を摂りすぎてしまう可能性があります。果物には自然な糖分が含まれているため、飲む量や組み合わせによっては血糖値の急激な上昇を引き起こすことがあります。
短期間の摂取であれば問題ない場合もありますが、長期的なファスティングではこの点に注意が必要です。
市販の製品だと大量の砂糖が入っている可能性がある
市販のスムージー製品は便利で手軽に利用できますが、注意が必要なのがその成分です。
一部の市販品には大量の砂糖や添加物が含まれている場合があります。
パッケージをよく確認し、できるだけ自家製のスムージーを選ぶか、無添加の製品を選択するようにしましょう。
砂糖の摂取過多は健康リスクを引き起こす原因となりますので、慎重な選択が必要です。
ファスティング中にスムージーを選ぶ際は、糖分の過剰摂取や添加物の摂取に気を配ることが大切です。
できるだけ自然な食材を使用した、バランスの取れたスムージーを選ぶよう心がけましょう。
また、ファスティングプランを立てる際には、専門家の助言を仰ぐことが安全かつ効果的な断食体験につながります。
ファスティング中のスムージーの利用は、適切な選択とバランスの取れた摂取が重要です。
これらのデメリットに注意しながら、健康的で効果的なファスティングを実践しましょう。
ファスティングとは?効果と基本ルール
ファスティング(Fasting)=「断食」は、水だけで行う「完全断食」、もしくは日中の食事を断つ「部分断食」で行うのが基本です。
そもそもファスティングとは、ファスティング期間中は食事を摂らずに飲み物のみで過ごし、胃腸内を空っぽにして体の中に溜まった老廃物や毒素などの「余分なもの」を排出して体本来の働きを高める健康法です。
現代人の食生活は食べ過ぎ傾向にあり、胃腸が常に活動している状態のため、「いったん体を休ませてリセットする」といった目的もあります。
断食は日本でも古くから行われてきましたが、現代人にとっては更に重要な習慣かもしれません。
- 胃腸などの内臓を休ませられる
- デトックス効果でお通じのリズムの改善、お肌の不調ケア
- 断食によって食習慣を調整できるのでダイエットにもおすすめ
- 免疫力を高める
- 体の調子が良くなる
プチ断食の体験談・どんな効果や変化があるの?
私の場合の回復食は、
朝食:スムージー・具なし味噌汁
昼食:酵素ドリンク・ヨーグルト
夕食:おかゆ・豆腐の味噌汁
という感じで、夕食までにゆっくりと食べる量を増やしていきました。
肉は3日目以降にして、豆腐や納豆、煮魚など消化に良いおかずでたんぱく質を摂って体を慣らしていきました。
回復食をしっかり準備しておくと、この期間でも自然と体重も落ちていき、体調を崩すことが無かったので、回復食にこだわることはとても重要だと思います!
ファスティングで失敗しないポイント
- ファスティング期間前後の準備食・回復食を用意する
- 水を十分に飲む
- 体調が良い時に行う
- お風呂はシャワーで済ませるなど長時間の入浴やサウナは控える
- しっかり睡眠を取る
特にファスティング前後の食事と水分をしっかり摂ることが大切です。
もし頭痛などが起きた場合は「無添加の梅干し」や「具なし味噌汁」「黒糖飴」などでミネラル、ブドウ糖を補給するのがおすすめです。
ファスティング中に避けたいもの
- 固形物の食べ物
- カフェイン入りの飲み物
- 人工甘味料入りジュース
- お酒
消化に時間がかかったり、胃を刺激するものは避けましょう。また、※タバコを吸うと体内でビタミンCが大量に消費されてしまったり、体内でニコチンなどの有害物質を代謝するために酵素が消費されるため、避けた方が良いでしょう。
※出典:NIPRO公式サイト
ファスティングでスムージーを取り入れる際の注意点
スムージーを活用したファスティングは身体に休息を与えながら栄養を摂取できる効果的な方法ですが、安全な実践のためには以下の注意点に留意することが重要です。
スムージー以外でも水分補給をする
スムージーは栄養豊富で美味しい飲み物ですが、水分補給に必要な量を完全にカバーすることは難しい場合があります。
ファスティング中は特に十分な水分を摂取することが重要です。
スムージーを飲む際にも水分摂取を忘れずに行いましょう。清涼飲料水やカフェインを含む飲み物は避け、できるだけ水やハーブティーなど健康的な選択を心がけましょう。
体調不良の時に行わない
ファスティングは健康的な成人に適していますが、体調不良の場合は控えるべきです。
風邪や体力の低下、病気の回復中などでは十分な栄養と休息が必要ですので、ファスティングは行わないようにしましょう。
また、妊娠中や授乳中の女性、慢性的な疾患を抱えている方も専門家の指導を仰ぐことが重要です。
ファスティング中に過度な運動は行わない
ファスティング中はエネルギー摂取が制限されているため、過度な運動は身体に負担をかける恐れがあります。
無理な運動は低血糖やめまい、体力の低下などを引き起こす可能性があります。
ファスティング期間中は軽いストレッチや散歩程度の軽い運動にとどめ、無理なく身体を休めることを優先しましょう。
ファスティング中のスムージーを取り入れる際は、上記の注意点を頭に入れて実践しましょう。
健康的で効果的なファスティング体験をするために、自分の身体に合った方法を見つけることが大切です。もし不安な点があれば、専門家の意見を仰ぐことをおすすめします。
ファスティングでスムージーを活用するなら3日に分けて行う
ファスティングは、身体に休息を与え、デトックス効果をもたらすことで健康をサポートする方法として人気があります。
特にスムージーを活用するファスティングは、栄養を摂りながら体内の老廃物を排出する効果が期待されます。
スムージーを活用した3日間のファスティングプランを紹介します。
準備期
ファスティングを始める前に、準備期が重要です。少しずつ食事を減らし、生野菜や果物、ナッツなどを積極的に摂るようにしましょう。
また、スムージーの材料を用意して、ブレンダーなどの道具も整えておきましょう。
この期間は胃腸を優しく整えるため、消化に良い食材を中心に食事を楽しむことが大切です。
断食期
3日間の断食期間中は、朝・昼・夕の食事をスムージーに置き換えます。
スムージーには野菜や果物、ヘルシーな脂質源、プロテインパウダーなど、栄養豊富な食材を取り入れることがポイントです。
適度なカロリーと栄養バランスを保ちながら、空腹感を和らげる効果も期待できます。
断食期間中は十分な水分摂取も忘れずに行いましょう。
回復期
3日間の断食期間を終えたら、ゆっくりと回復期に入ります。胃腸が休息した状態なので、急に大量の食事を摂るのは避けましょう。
生野菜やフルーツ、スープなど、消化しやすい軽い食事からスタートして徐々に普段の食事に戻していきます。
ファスティング中に感じた身体の変化を意識しながら、無理のない範囲で健康的な食生活を再開してください。
ファスティングは個人の体調や健康状態によって効果や適応が異なるため、必ず専門家のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。
スムージーを取り入れた3日間のファスティングは、身体への負担を最小限にしながら健康への一歩を踏み出す手段となるでしょう。
スムージーは手作りと市販どちらがおすすめ?
スムージーは主に「手作りスムージー」と「市販スムージー」がありますが、
- ミキサーを持っている・手作りする時間がある・生野菜、果物など材料にもこだわりたい人は「手作りスムージー」
- 忙しい・材料を買ってきてミキサーで作るのが面倒・手軽に飲みたい人は「市販のスムージー」
といった使い分けで選んでもOKです♪
手作りスムージーなら野菜や果物の栄養を余さず摂れる!
手作りスムージーは、
- 材料の野菜や果物の栄養が余さず摂れる
- 市販のスムージーと比べて食物繊維が多く摂れるのでお腹も満たせる
- 腸内環境を整えるのにもおすすめ
など、市販スムージーには無いメリットがあります。
手作りスムージーは市販のスムージーよりも食物繊維、特に不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は野菜や果物の皮や繊維などに含まれていて、便のカサを増やしたり、腸内の有害な物質を巻き込んで便として排出するなどデトックスにも欠かせません。
また、※水溶性食物繊維は糖の吸収を穏やかにする働きがあり、ファスティング中に摂る糖質による血糖値の乱高下を緩やかにしてくれます。
市販のスムージーにも水溶性食物繊維は含まれていますが、食材をそのままミキサーにかける手作りスムージーの方が多く摂れます。
※出典:厚生労働省e-ヘルスネット「血糖値」・厚生労働省e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」
ただし、手作りスムージーは野菜や果物を自ら購入し、食材をカット・軽量してミキサーにかける工程があるので、買い出し・準備・後片付けに手間がかかるのがデメリットでもあります。
スムージー作りの時間があって、材料にもこだわりたい人には手作りがおすすめです。
スムージー作りのポイント
ファスティング中に飲むスムージーを自分で作る時は
- 糖質の多い果物の量を調節
- 栄養バランスに配慮した内容で選ぶ
- 砂糖などの甘味料は入れない
といった点を意識しましょう。
基本は小松菜やほうれん草、青梗菜などビタミン・ミネラルが豊富な緑の葉野菜を入れて、飲みやすくするための果物を1種類プラス、牛乳や豆乳を入れるとたんぱく質も補えます。
果物で甘みを加えているので、砂糖やはちみつなど甘味料は控えましょう。レモンを加えるとスッキリとした味わいになって飲みやすくなります。
緑の葉野菜が苦手な人は、人参やパプリカなどの「苦味が少ない野菜」を入れると自然な甘みで飲みやすいです。
スムージーは作り置きに向きません。
時間が経つと分離したり、材料の酵素や栄養が損なわれてしまうので、作りたての新鮮な状態で飲み切るようにしましょう。
別の記事で様々な野菜や果物を使ったスムージーのレシピをご紹介しています。
レシピのラインナップは、
- 小松菜とバナナのグリーンスムージー
- ほうれん草とセロリのグリーンスムージー
- いちごとブルーベリーのフルーツスムージー
- にんじんとりんごのスムージー
- 赤パプリカといちごのスムージー
- キウイとかぶの葉のスムージー
- 抹茶と小松菜・りんごのグリーンスムージー
- ごぼうとバナナのスムージー
- ブロッコリーと長芋のスムージー
の、9種類。
作り方の解説・材料は下記のページを参考にしてみてください。
買い物に行くのが面倒な人は自宅まで新鮮な食材を届けてくれる「食材宅配」も便利!
スムージーに使う野菜や果物を買いに行くのが面倒、忙しくて中々買い物に行けない人は新鮮な野菜や果物を自宅に届けてくれる食材宅配も便利です。
近年はイオンやアマゾンフレッシュのようなネットスーパーも増えていますし、全国の有機野菜、減農薬野菜や果物を注文できる食材宅配は美味しくて安心できる野菜や果物を選びたいこだわり派の人にもピッタリです。
スムージー作りにおすすめなミキサー3選
手作りスムージーに挑戦したいけど、置く場所やお手入れが面倒でミキサーを持っていない人も多いですよね。
最近のミキサーはスリムでお掃除もしやすい商品が増えていますし、低価格なミキサーも多数登場しています。
スリムでコンパクト!「HOMEASYミキサー」
スマートなデザインと一人分のスムージーを作るのに丁度良い400mlと570mlのボトル付き。
カッターはステンレス素材の4枚刃。野菜や果物をしっかり細かくしてくれるので、口当たりの良いスムージーが作れます。
お手入れも簡単。ボトル、ボトルキャップ、カッターを取り外して丸洗いできるのでGoodです。
メーカー | HOMEASY(品番BL01A) |
参考価格 | 5,180円(税込) |
容量 | 570ml |
重さ | 1.5kg |
梱包寸法 | 22×24.5×16(cm) |
コスパ抜群なお手軽ミキサー「アイリスオーヤマ ボトルブレンダー 600ml ホワイト IBB-600」
アイリスオーヤマのコンパクトミキサーはスリムで手軽にスムージー作りができるミキサーです。
330mlと600mlのボトルがセットになっているので、一人分にもピッタリ。余計な機能を省いたシンプル設計が使いやすいです。
ボトル専用の蓋を外せば食洗機でも洗えるのでお手入れも簡単!
メーカー | アイリスオーヤマ(品番IBB-600) |
参考価格 | 2,664円(税込) |
容量 | 330ml・600ml |
重さ | 1.1kg |
梱包寸法 | 26.6 x 26 x 17.5(cm) |
お手入れがしやすい「ビタントニオ マイボトルブレンダー」
一人分のサイズを作るのに丁度良い280mlのボトルで、食材をしっかり細かくしてくれるパワーを持ったおすすめのミキサーです。飲み口も柔らかく、手作りスムージーでありがちな「重めな口当たり」にならずにサラっとした飲み口が魅力。
ボトルをセットして上から押すだけのシンプルな使い方で、毎日のスムージー作りにピッタリです。
メーカー | Vitantonio(品番VBL-50) |
参考価格 | 3,972円(税込) |
重さ | 950g |
本体サイズ | 12 x 12 x 31(cm) |
ファスティングに使える市販のスムージー
ミキサーなどが無い場合は市販のスムージーをファスティングに利用するのもOK!
市販のスムージーには、水などに溶かす「粉末タイプ」と、そのまま飲める「液体タイプ」、解凍が必要な「冷凍タイプ」があります。
同じスムージーでも違いがあるので、目的・必要な栄養・糖質量・カロリー量に合わせて選びましょう。
粉末タイプのスムージー
手軽にスムージーを飲みたい人は粉末タイプのスムージーがおすすめ。味や材料にもこだわり、栄養面にも配慮されていながらコスパも優秀です。
粉末タイプはシェイカーが無いと作るのが難しいので外出時には向きませんが、自宅で飲む時に便利です。
水以外に豆乳や牛乳を使えば栄養面もグンっとアップ♪
液体タイプのスムージー
外出先でも手軽に飲めるのがコンビニなどで買える液体タイプのスムージーです。持ち運びもしやすく粉末タイプのように混ぜる手間が無いので、サッと飲めます。
ただし、手軽な反面、飲みやすさや美味しさも重視しており、甘味料を多く使用している商品もあります。断食中に飲む時は糖質やカロリーのチェックを忘れずに。
液体タイプは手軽な反面、1杯あたりのコストは粉末タイプよりも高くなってしまうので、短期間の断食で利用するといった飲み方がおすすめです。
コンビニでも買える「カゴメ野菜生活100 Smoothie」シリーズは砂糖や甘味料、増粘剤無添加のスムージーです♪
カゴメ 野菜生活100 Smoothie グリーンスムージー ゴールド&グリーンキウイMix 330ml
1日分のビタミンCや食物繊維が手軽に摂れる市販のおすすめスムージーです。グリーンスムージーの他に豆乳バナナやベリースムージーなど種類も豊富で飽きません。
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- 野菜生活100 Smoothie グリーンスムージー ゴールド&グリーンキウイMix
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- 野菜生活100 Smoothie 完熟バナナ&豆乳Mix
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- 野菜生活100 Smoothie ビタミンスムージー 黄桃&バレンシアオレンジMix
市販のスムージー選びのポイント
市販のスムージー選びのポイントは、
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- 甘味料が多く使われている商品もあるので「原材料をチェック」
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- 糖質・カロリーが多いスムージーは避ける
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- 原材料の種類や栄養情報を確認する
コンビニではなく、薬局などで販売されている粉タイプのスムージーはカロリーや糖質にも配慮されているのでファスティングにもおすすめです。
市販のスムージーおすすめ4選
商品画像 | 商品名 | 最安価格 | 1杯あたりの価格(税込) | タイプ | パック内容量 | 1包内容量 | 1杯あたりのカロリー | 特徴 |
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GREEN BROTHERS グリーンブラザーズ |
初回540円 | 615円 | パウダー&パウチ | スムージー11包・スープ2包 | ー | ー | 保存料・着色料・香料・人工甘味料など、食品添加物一切使用。保存料・着色料・香料・人工甘味料など、食品添加物一切不使用 | |
IDEA IDEAスムージー |
2,916円 | 194円 | パウダー | 300g | 1杯20g | 約78Kcal | 5種類の味から選べるので飽きない。 | |
グリーンスプーン Green Spoon |
初回5,378円 | 972円 | 冷凍 | 約210g | 約210g | ー | 冷凍で約8ヶ月の長期保存が可能。ミキサーが必要です。 | |
VI-DA ヴィーダ | 初回1,100円 | 約128円 | パウダー | 120g | 4g | 156Kcal | ※牛乳と混ぜた場合 3種類の味から選べる。 |
通販のスムージーは自分に合ったスムージーが見つけやすい
コンビニなどで買えるスムージーは手に入れやすい手軽さがありますが、糖質が多かったり、甘味料が使われていたりと内容面に少し不安が残ります。
その点、ネット注文ができる通販のグリーンスムージーは種類も多く、価格・栄養バランス・原材料・粉末や液体タイプなど用途に合わせた自分好みのものが見つけやすいです。
特に、
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- 栄養面にこだわっている商品が多い
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- 1杯あたりの価格が市販スムージーよりも安い
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- まとめ買いで買い物の手間無し
などメリットが多いです。
特にスムージーの内容(希望する目的・栄養バランス)にこだわりたい人にとっては、市販のスムージーよりも選択肢が多く、コスト面でも1杯あたりでは市販のスムージーよりも安くなるケースが多いです。
食材の準備不要!ファスティングにおすすめなスムージー「GREEN SPOON(グリーンスプーン)」
野菜や果物を買ったり、食材をカットするのが面倒な人・スムージーの食材にこだわりたい・手に入りにくいスーパーフードを試してみたい人におすすめなのが、「GREEN SPOON(グリーンスプーン)」のスムージーです。
GREEN SPOONは独自の「パーソナル診断」で生活習慣や目的に合わせて60種類以上の食材の中から一人一人ピッタリな食材をチョイスし、新鮮な野菜や果物を瞬間冷凍した添加物不使用のスムージーをお届けしてくれます。
「パーソナル診断」以外にも25種類以上のスムージーからお好みのスムージーも選べます。
ミキサーは必要ですが、食材の買い出しやカットの手間が無く、見た目も可愛くて自宅で新鮮なスムージーが簡単に作れる注目のサービスです。
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- ミキサーがあれば新鮮なスムージーが作れる
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- 食材の買い出し不要!1回分に小分けされているから食材のカットも不要
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- 自分にぴったりな栄養が摂れるスムージーをおすすめしてくれる「パーソナル診断」
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- 甘味料、保存料、着色料、香料を一切不使用の無添加スムージー
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- 定期お届け(サブスクリプション)はスキップ可能だから欲しい時に注文できる
スムージーだけでなくスープも販売されていて、注文後に届く食材に牛乳などを加えて耐熱容器に入れて温めるだけで完成。
断食後の回復食の1品としてもおすすめです♪
メニュー | 25種類 |
価格 | 単品4個4,104円(1,026円/1個) 単品8個7,992円(999円/1個) |
サブスクリプション(定期便) | 毎月8個7,776円(972円/1個) 毎月12個11,340円(945円/1個) 毎月20個18,144円(907円/1個) |
利用方法 | その都度注文・定期お届け |
形状 | カップ・パウチ |
保存 | 冷凍 |
配送エリア | ヤマト運輸クール便・北海道・沖縄以外の日本国内が配送エリア |
送料 | お届け地域・プランによって変動(例:サブスクリプションは715円※北海道1,364円〜・沖縄1,474円〜) |
お得情報 | お試しスープ定期プランが初回7,200円→30%オフの5,378円で購入できます。※2回目以降はスープとスムージーを組み合わせて注文も可能です。 |
冷たいスムージーが苦手な人はミキサーで撹拌した後に耐熱容器に入れてレンジで温めればホットスムージーとしても飲めます。
スムージーの包装はカップかパウチタイプから選択可能。冷凍庫のスペースが無い人はパウチタイプがおすすめです。
価格は少し高めですが、自分で用意するとなると大変な野菜や果物がぎっしり!
手作りスムージーならではの飲みごたえや味わいが楽しめます♪
他にもファスティングに適した飲み物はある?
ファスティングで食事の代わりに栄養を補う場合、「飲み物」または「消化しやすい食べ物」がおすすめ。ファスティングには胃腸を休ませるという目的もあるので、固形物は避けるのが基本です。
食事を断つファスティング中は食べ物から得る食物酵素の摂取量が極端に減ってしまうため、体内の酵素が不足してしまわないようにスムージーや酵素ドリンクなどから食物酵素を補うという目的もあります。
ファスティング中に適した飲み物には、
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- 酵素ドリンク
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- 青汁
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- ゼリー
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- ヨーグルト
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- 具なし味噌汁
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- 野菜ジュース・フレッシュジュース
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- スムージー
などがあります。
それぞれ、水分補給と日常生活を送る上での栄養を補えます。ただし、おすすめされている飲み物にもメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った飲み物をファスティングに取り入れましょう。
それぞれの飲み物のメリットとデメリットに触れていきます。
酵素ドリンク
酵素ドリンクは野菜や果物、砂糖などを使い熟成・発酵させたドリンクです。
断食道場やファスティングのプロなども断食中の飲み物として利用するなど定番の飲み物でもあります。
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- 酵素ドリンクのメリット:手軽に野菜や果物の栄養、糖分の補給ができて消化にも負担をかけない
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- 酵素ドリンクのデメリット:商品によって甘味料や香料、保存料など添加物が多く入っている・味にクセがあり、苦手な人も多い。値段が高額。
青汁
青汁はケールや大麦若葉、明日葉、クロレラ、モロヘイヤなど緑の野菜を原料にした飲み物です。不足しがちな栄養を手軽に摂れるので、一日1食生活を何年も続けている人も栄養補給として青汁を飲んでいたりします。
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- 青汁のメリット:ファスティング中の栄養や食物繊維が摂れる・活性酸素を除去するSOD酵素も摂れる・価格は安め
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- 青汁のデメリット:味にクセがある・飲みごたえが無くお腹が空く
ヨーグルト
ヨーグルトは乳糖と呼ばれる糖質を含み、吸収されやすいたんぱく質、ビタミンA、ビタミンB1、B2、カルシウムなどが含まれています。また、腸内環境を整える乳酸菌も摂れます。
最近では「ヨーグルトファスティング」と呼ばれるファスティング方法もあり、酵素ドリンクやスムージー・青汁などと比べてたんぱく質が補えるため、他の飲料よりも筋肉量を落とさずにファスティングを続けられるのが魅力となっています。
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- ヨーグルトのメリット:コストが安い・他の飲料よりもたんぱく質が摂れる・飲料よりも食べごたえがあり空腹感が紛れる
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- ヨーグルトのデメリット:糖エネルギー不足になる可能性がある・ビタミンCや他のミネラルが不足する可能性がある・プレーンヨーグルトの味が苦手な人が居る
野菜ジュース・フレッシュジュース
野菜ジュースもファスティング中の飲み物として人気です。野菜に含まれる栄養や酵素を手軽に摂れることや、市販でも手に入れやすいメリットがあります。果物などをジューサーで絞り、自作のフレッシュジュースで飲めば生の酵素も補給できるのでおすすめ。
ただし市販の野菜ジュースの場合、果汁○%といった甘味料などで味が整えられたジュース的なものが多いので、ファスティングで利用する場合は注意しましょう。
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- 野菜ジュースのメリット:手軽に野菜や果物の栄養、糖分の補給ができる
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- 野菜ジュースのデメリット:商品によって甘味料や香料、保存料など添加物が多く入っている
具なし味噌汁
ファスティング中に摂りたい酵素は、野菜や果物だけでなく、味噌や納豆といった発酵食品にも含まれています。
塩分の補給も同時に行えるため、ファスティング中のミネラル不足も解消できるため、頭痛対策にもおすすめ。水分もしっかり摂れますし、具を入れないで飲むことで消化にも影響が少ないのも魅力です。
味噌にはタンパク質、必須アミノ酸やビタミンB1、B2、B6、B12、E、K、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ピオチン、ミネラルはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、食物繊維など、豊富な栄養が含まれています。
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- 具無し味噌汁のメリット:コストが安く、作るのが簡単なのに栄養が充実している・温かいので体を冷やさない・飲んだ後の満腹度が高い
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- 具無し味噌汁のデメリット:飲み物よりも食事に近い感覚になるため、食事への欲求が高まってしまう可能性がある
まとめ
ファスティングをする上で栄養補給の飲み物選びはとても重要です。断食に慣れない人が栄養補給を怠ると体調を崩したり、日常生活にも影響が出てしまう場合があります。
酵素ドリンクはファスティングで定番ですが、味や匂いが苦手という人も多いです。
グリーンスムージーなら
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- 美味しく飲める
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- 野菜・果物の食物酵素も余さず摂れる
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- 食物繊維が自然に摂れて腸内環境にも嬉しい
-
- 空腹感が少ない
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- ビタミン・ミネラルが摂れるのでファスティング中の体調不良も防ぎやすい
こんなメリットがあるので、初めてのファスティングにはグリーンスムージーがおすすめです。
酵素ドリンクでファスティングが続けられなかった人は、お肌の悩み、お通じの悩みも一緒にケアしてくれるスムージーでのファスティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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